こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
酒類、引き続き続々と入荷中です。
少し前に仕入れた地酒屋さんの梅酒の数々、
一昨日の夜、再び味見してみたら、
どのお酒も味がのっていて、コクがしっかりとしていたり、
味に深みが増してさらにおいしくなっていました。
いろいろなお酒をご用意しております。
是非ご検討ください。
ここ数日間は一度のお酒の本数が少なめながら
あちこちから連続して入荷することが続いていました。
写真にまとまりがありませんが、
新入荷のお酒を一本ずつご紹介していこうと思います。
左:亀甲花菱28BY 右:亀甲花菱27BY
武勇
ぱるふぇ
左から
郷乃誉・武勇・田酒・武勇(甘酒)
花巴
結局本数が多いのですが、
それでは最初のお酒です。。。
亀甲花菱(きっこうはなびし)
28BY 純米生 仕込第1号
埼玉県:清水酒造のお酒 日本酒度:+1 酸度:1、9
埼玉県にある小さな酒蔵 清水酒造さんの純米の新酒です。
雑誌 サライの一月号でも、亀甲花菱が取り上げられています。
今回、写真には同じようなお酒が2本並んでいるのですが、
左側が今年の純米生原酒の新酒で、
右側が昨年の純米生原酒の新酒(一年寝かせたもの)です。
おいしさに信頼を置いている銘柄なので、
飲み比べもしていただけるようにまとめて仕入れてみました。
今年の新酒、使われているお米は若水。
精米歩合は60%です。
ふんわりと甘い香りが漂い、
活き活きとしたフレッシュな酸味がありながら、
柔らかさと綺麗さもある旨みを含んだお酒です。
つづきまして。。。
亀甲花菱(きっこうはなびし)
27BY 純米生 仕込第一号
埼玉県:清水酒造のお酒
こちらは同じ銘柄の昨年の新酒を一年寝かせたもの。
酒米も精米歩合も同じで、若水使用の60%。
香りが良く、綺麗な旨みが印象的です。
28BYと27BYと透明なグラスに注いで並べると
こちらの方が黄色い色が少し濃いです。
癖がなく、一口一口飲み進めていくにつれて
さらに旨みが増してくるようなお酒。
料理を引き立ててくれる食中酒です。
つづきまして。。。
武勇(ぶゆう)燗熟 山田錦 山廃純米原酒 26BY
茨城県:株式会社 武勇のお酒
日本酒度:-4 酸度:2、1
上のお品書きをご覧いただくとおわかりいただけるように、
武勇シリーズをここ最近よく仕入れています。
新酒の評判が今年も抜群に良かったこともあり、
入手ルートも広げました。
今回のお酒は初めて仕入れた燗酒用の銘柄。
一升瓶が売り切れだったので720mlのサイズで仕入れました。
出荷本数は一升瓶で400本、720mlボトルで300本だそう。
使われているお米は兵庫県産の山田錦。
精米歩合は65%です。
今年の新酒が28BYなので、
26BYのこちらは一年半の間寝かされた後に出荷されています。
香りは穏やか。
山廃仕込みの酸が効いていて
原酒らしい飲み応えのある旨み分厚いお酒です。
アルコール度数19度と高いので、
燗で少しずつお召し上がりください。
つづきまして。。。
若波(わかなみ)ぱるふぇ
福岡県:若波酒造のお酒 アルコール度数:9度
福岡県でかわいらしい女性杜氏さんが造っておられるお酒。
当店では、黄味がかったラベルの
蜻蛉(とんぼ)を度々仕入れています。
今回のお酒は
何年か前に720mlのサイズで一度仕入れたことのある果実酒。
そのときにお客さまからも好評だったことと
私たち自身もおいしかった印象が強く、
この頃は酒蔵さんの梅酒も仕入れてみているので
今回数年ぶりに注文してみました。
フランス産のこだわりのカシスに
梅やグレープフルーツ、日本酒を合わせて造られています。
カシス梅酒と表現するとわかりやすいお酒。
色は少しおりの混ざった綺麗な赤紫色。
グラスに注ぐときに漂ってくる香りはふわっと甘酸っぱく、
飲む前からよだれが出てきそうなくらいです。
ラベルにか書かれているとおり
スッキリと甘すぎない味。
後味も甘みが伸びず、いい香りが残ります。
普段チューハイなどを飲まれる方にも好評です。
つづきまして。。。
郷乃誉(さとのほまれ) 純米大吟醸 無濾過 生酒
茨城県:須藤本家㈱のお酒
今回が初入荷の茨城県の地酒です。
蔵元さんは昔からお酒造りをされているそうで、
現当主さんで54代目なのだそう。
歴史が長く、生酒というものを初めに販売されたのが
こちらの蔵というお話もあるとのこと。
主に火入れをせず、生酒を中心に無濾過のお酒や
無農薬の酒米作りにこだわっておられるそうです。
今回のお酒は精米歩合50%の純米大吟醸。
スルリと滑らかな質感で、布に例えると絹。
大吟醸酒らしく癖がなく綺麗です。
無濾過生酒としては全然重たくないので
ついつい飲み進んでしまいそうな感じです。
つづきまして。。。
武勇(ぶゆう) 超辛口 生もと純米
茨城県:株式会社 武勇のお酒
日本酒度:+10 酸度:1、6
こちらも今回が初入荷の超辛口の武勇。
新発売だそうです。
生もと(きもと)というのは昔ながらの時間のかかる製法で、
生もとのお酒は燗にしてもおいしいものが多いのも特徴。
冷酒でテイスティングしましたが、
爽やかな香りと味で、サッパリとした気持ちの良いお酒。
キリッとしたシャープさが光りますが、
味の濃さやボリュームとのバランスが秀逸です。
燗にするとまた違った雰囲気が出ると思います。
こちらはこちらできっとおいしいはずと期待大です。
つづきまして。。。
田酒(でんしゅ) 山廃仕込 特別純米
青森県:西田酒造店のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、6
人気が高く手に入りにくい青森県の地酒 田酒。
先月は特別純米酒をご提供いたしましたが、
今回は山廃仕込みの特別純米酒です。
味に厚みがあってしっかりとしていながら
酸によるスッキリ感も持ち合わせた味わい。
燗酒にしてもおいしく、
一口一口進むごとにおいしさが開いていくような感覚を
お楽しみいただける旨酒です。
つづきまして。。。
武勇(ぶゆう)米麹甘酒
茨城県:株式会社 武勇の甘酒 ノンアルコール
最近、「飲む点滴」などと人気が高まっている甘酒。
もともと私たちが好きなことと、
小さな蔵元さんでも甘酒を製造されているところが多く、
酒蔵の梅酒同様に仕入れてみました。
ノンアルコールの甘酒。
運転される方や妊婦さんにも召し上がっていただけます。
蔵元さん曰く、
「武勇米麹甘酒は、砂糖を一切使わずに
米麹の酵素の作用により造り出される
自然の甘さを活かした上品な味わいです。」
さらさらの甘酒とは対照的で
お米の質感満載。
ぜんざいと同じくらいのドロッと具合。
おしるこではなく、ぜんざい。
栄養がありそうな粒々を
余すところなく召し上がっていただきたいので、
スプーンを付けてお出ししています。
砂糖不使用ですが、
天然の甘味が、甘過ぎることなくしっかりと味わえます。
何も予備知識がなければ
控えめに甘味が添加されているのかと思うほどです。
この甘味が全て自然に作り出されるものと思うと驚きです。
男性の方にも好評の甘酒。
とても人気だそうで、720mlボトルで数本仕入れましたが、
なくなるのが早そうです。
今回最後のお酒です。。。
花巴(はなともえ) 酒蔵古流 こうじあまざけ
奈良県:美吉野醸造株式会社の甘酒 ノンアルコール
今回、甘酒を仕入れるきっかけになったのがこちらの銘柄。
初めて飲んだ以来、
そのおいしさを母が忘れられない甘酒です。
こちらも糖類無添加の天然の甘味と
粒々がぎっしり。
甘みは先にご紹介した武勇よりもやや甘め。
奈良県の蔵元さんということもあってか、
地元 奈良産のお米を使い、
大峰山系伏流水の湧水を使用して造られています。
柔らかくてまるくて、
懐かしいような気持ちにさせてくれる甘酒です。
こちらも酒屋さんに在庫があった分、
全て注文しましたが、なくなるのが早そうです。
武勇も花巴も酒粕ではなく米麹から造られた甘酒です。
アミノ酸やビタミンB群が豊富で、
美肌・美髪、お腹にも良いといわれています。
実はお店でお腹が空いたときに
こっそりと飲んでいます。
飲んだ翌日、お肌がするんとして
きめが整っている感じがします。
今度は自宅用にも買いたいです。
今回は産地いろいろな地酒と果実酒、
甘酒が入荷いたしました。
気分とお好みで是非お召し上がりください。