ご覧くださりありがとうございます。
9月も終盤。
夏の限定メニュー 活はもと玉ねぎの淡路島鍋も
そろそろ終了予定です。
昨日は初物で
あん肝を仕入れました。
柔らかく蒸してみました。
あんこう肝鍋はまだ少し先ですが、
そろそろそんな季節です。
そういうわけで、
先日新しく地酒が入荷いたしました。
左から
安芸虎・福祝・竹泉・蒼斗七星・日本刀
それぞれご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
安芸虎(あきとら)山田錦80%精米 純米酒
高知県:有光酒造のお酒 日本酒度:+7 酸度:1、4
銘酒が多い高知の地酒。
その中でもお気に入りの安芸虎シリーズ。
今回のお酒は阿波山田錦を使って造られた純米酒です。
精米歩合80%のお酒という情報から予想される酒質よりも
爽やかさがあります。
これは「KA-1」という爽やかなお酒に仕上がる酵母を使用しているからだそう。
そこに芯のあるしっかりとした味わいが
うまく混ざっているといった印象です。
日本酒度の値が高く辛口のお酒。
キレの良さも魅力的です。
冷酒でも燗酒でもおいしくお召し上がりいただけます。
お好みでどうぞ。
つづきまして。。。
福祝(ふくいわい)特別純米酒
千葉県:藤平酒造のお酒
この頃ときどき仕入れている福祝。
当店では珍しい千葉県の地酒です。
今回のお酒は特別純米酒。
ラベルを下から読むと・・・
何かおめでたい方にもお勧めです。
味の部分では
上品な香りに、しっかりとした旨みが
とてもいいバランスのお酒です。
無濾過のお酒らしいお米由来のコクが充分に感じられますが、
後味もしつこさがなく、気持ちのいいお酒。
火入れ一回のお酒です。
冷酒でも温めても、どちらでもお楽しみいただけます。
つづきまして。。。
竹泉(ちくせん)特別純米酒 五百万石 紫ラベル
兵庫県:田治米合名会社のお酒 日本酒度:+5
兵庫県の地酒 竹泉。
使用しているお米は兵庫県但馬産の五百万石のみ。
杜氏さんも生粋の但馬杜氏です。
今年の2月に瓶詰されてから、
静かに寝かせられていたお酒。
熟成による角のほぐれた丸さの中に、
ほんのりと香ばしいナッツのような風味が漂います。
コクと酸味のバランスが良く、
じんわりと沁みるような深い味わいのお酒です。
冷酒でももちろんおいしいのですが、
燗酒にするとさらに味も魅力も膨らむお酒なので、
燗酒好きの方には是非お味見いただきたい一本です。
つづきまして。。。
蒼斗七星(あおとしちせい)木槽しぼり 純米吟醸58
島根県:青砥酒造の地酒
少し久しぶりの入荷でしょうか?
島根県の地酒 蒼斗七星。
ラベルのデザインもとても綺麗です。
地元のブランド米「佐香錦」を使用し、
低温でゆっくりと醸されています。
まろやかな吟醸香や主張し過ぎない酸味が
穏やかなお酒を形作っています。
個性がありつつも、嫌われないお酒なので、
どなたにもお勧めです。
今回最後のお酒です。。。
日本刀(かたな)超辛口 純米吟醸
静岡県:花の舞酒造のお酒 日本酒度:+5~7
数か月ぶりの入荷です。
しっかりとした辛さとキレの良さから
人気の高い静岡県の地酒。
日本刀とかいて「かたな」と呼びます。
海外輸出向けに造られているお酒なので、
日本酒初心者の方から日本酒好きの方まで
広く好んでいただけると思います。
味が引き立つように
吟醸香も敢えて控えめに計算されているとのこと。
飲み口はしっかりとしていますが、淡麗なお酒に仕上がるように、
通常よりも時間をかけてアルコールが抽出がなされているそうです。
超辛口とありますが、あからさまな辛さはないので、
綺麗な辛口のお酒として召し上がれると思います。
今回は各地から趣いろいろなお酒が到着いたしました。
季節が進み、燗にしてもおいしいお酒や
燗向きのお酒もちらほら増えつつあります。
気分とお好みで是非ご検討ください。