こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
ここ数日、地酒のご注文をたくさんいただいており、
昨日も新しく入荷いたしました。
写真が二枚に別れまして、本数が多いですが、
一本ずつご紹介していこうと思います。
左から
辰泉・百十五・奈良萬・会津中将
飛露喜・スノードロップ
左から
百十郎・天明 曙色梅酒・ちえびじん 紅茶梅酒
それでは最初のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)うすにごり生 純米 しぼりたて
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:+1 酸度:1、6
昨シーズンも大大大好評だった
辰泉さんの青いラベルのお酒。
待ちに待った今シーズン、
ついに登場しましたので早速注文しました。
蔵元さんの新酒第二号。
ほんの薄っすら濁りのあるというか、
霞んでいるような無濾過生酒です。
使われているお米は地元産の夢の香。
掛米にも地元産のコシヒカリが使用されており、
精米歩合は65%です。
本当に少しだけうすにごり。
今夜封切りしましたが、
お好みに合うかと思いお勧めしたお客さまが
最初の一口目を口にされた瞬間「わっ!」と
嬉しい悲鳴をあげられました。
そんな衝撃的なおいしさ。
昨年は“大人のラムネ”と表したかも知れませんが、
甘酸っぱいような好印象な口当たりに、
新酒らしい少しの苦みや、シャープさドライさ。
軽やかさもありつつ、
無濾過のお酒らしい旨みもきちんとあって、
今季も間違いなく多くの方に喜んでいただけるお酒です。
つづきまして。。。
百十五(ひゃくじゅうご)純米 生酒
福島県:稲川酒造のお酒
昨年も仕入れた純米のお酒。
今回の使用米は杜氏さん所有の田んぼで
杜氏さんが手掛けられたという気合の入りまくりの夢の香。
先ほどの辰泉にも使われていましたが、
福島県が生んだ銘酒のもとになる酒米です。
精米歩合は60%とのこと。
旨み充分ながら
フレッシュで果実感のある一本です。
今回は時期的にも生酒なのですが、
同じラベルの百十五 純米酒が
これまでにも多数の賞を受賞されています。
稲川酒造さんのホームページには、
『ただ今は生酒に力を入れておりますので、
申し訳ありませんが、 4月に発売する予定でおりますので、
それまでお待ちください。』とありました。評判良さそうです。
ちなみにこの百十五という名前。
杜氏さんが夢の香を育てておられる田んぼが
国道115号線沿いにあることから名づけられたそうです。
それに加え、今季のこちらの発売開始日が1月15日。
七重郎などでも有名な稲川酒造さんで
26BY(平成26年7月1日~平成27年6月30日の期間)から始まった
新しいシリーズ。今後も期待していきたい銘柄です。
つづきまして。。。
奈良萬(ならまん)
純米 無濾過 生原酒 中垂れ
福島県:夢心酒造のお酒 日本酒度:+3 酸度:1、6
奈良萬。
関西にいることもあり、その名前から、
「奈良のお酒??」とご質問をいただくことがよくあります。
が、しかし・・・
『福島県なのに、奈良萬!
飲めば夢心地の、夢心酒造!』という
私が思いついた非公式のキャッチコピーでもお馴染み。
毎銘柄とても人気の高い会津の地酒です。
今回使われているお米は五百万石。
精米歩合は55%です。
メロンやマスカットを思わせる
爽やかでフルーティーな香り。
そして奈良萬の魅力でもある
プチプチっとしたガスの感じ。
飲みやすい味わいながら
無濾過生原酒のお酒ならではの充実感もあります。
お酒を搾る際、一番バランスの良いと言われる
真ん中部分を贅沢に使用した中垂れ(中汲み・中取り)のお酒です。
特約店の中でもごく一部のお店でしか取扱いのない
貴重な銘柄だそう。
今回も飲んで夢心地で間違いなしです。
つづきまして。。。
会津中将(あいづちゅうじょう) 純米吟醸 一回火入れ
福祉案件:鶴乃江酒造のお酒
こちらは地酒屋さんの頒布会から届いたお酒です。
そのため、どんなにおいしくても完売し次第終了ですが、
頒布会では別注品や頒布会限定の銘柄が出てくるので楽しいです。
麹米には夢の香、掛米にはまいひめが使われています。
精米歩合は55%です。
無濾過生原酒を二回火入れして、
2年間じっくりと寝かせ、この度出荷されました。
まだ若い感じが残っているのか、
熟成が進み丸くなっているのかは
召し上がった方のお楽しみです。
会津中将さんのお酒は毎回ハズレなしにおいしいので、
こんな感じで結構大きく出ても大丈夫な気がしています。
裏に可愛いのが貼ってありました。
ちなみに、今晩封切りしましたが、
そのおいしさからおかわりしてくださる方が多く、
もう残量が半分以下になってしまいました。
この勢いで空になるのではないかと思うほどの好評っぷりでした。
火入れされているお酒ですので、
冷酒でも燗酒でもお召し上がりいただけます。
つづきまして。。。
飛露喜(ひろき) 特別純米酒 無ろ過 生原酒
福島県:廣木酒造本店のお酒
飛露喜の無濾過生原酒がやってきました。
品薄で人気の高い飛露喜シリーズ。
数ある銘柄の中でも蔵元さんの代表作の一つがこちらです。
原料米は麹米に山田錦、掛米に五百万石。
精米歩合は各50%・55%です。
今回のお酒は季節限定商品で
12月~3月頃まで出荷されるシリーズの中でも
特に人気の高いお酒です。
吟醸香は強すぎることなく
ふんわりと優しく香ります。
フレッシュさのある期待膨らむ口当たりに
お米の旨味がグーンと広がります。
喉越しは余韻を感じさせながら
そのあとはすんなりと切れていきます。
飲みやすく、上品で、
綺麗にまとまりのあるお酒です。
つづきまして。。。
真冬だけのプレミアム 生スノードロップ・ヨーグルト
福島県:曙酒造のお酒 アルコール度数:5度
天明を造っておられる曙酒造さんのお酒。
今回のお酒以外にも、
火入れされたものや、ストロベリー、ブルーベリーなど
数多くの種類を持ついずれも人気のヨーグルトのお酒です。
こちらの銘柄はこの時季
一か月に一回のペースで受注生産される
生酒バージョン。
福島県内限定販売のレアなお酒です。
使われているのは
会津中央乳業のヨーグルトや瑞穂黄金の日本酒。
味を例えるならば、
めちゃくちゃ濃厚な飲むヨーグルト。
そして、何も知らずに飲めば
お酒だとは気付かないほどの飲みやすさ。
それでも実はビールと同じくらいのアルコール度数がありますので、
おいしさも相まって飲み過ぎ注意の味わいです。
一口飲んでビックリされる方が多く、
女性のお客さまグループでは特に
「ちょっと一口味見させて」の一言から
「私も!」、「私も!」と続くことが珍しくない人気っぷりです。
今回もスノードロップが入荷したら連絡をくださいと言われ
ご来店くださった方がおられます。
お口に合ったようで幸いでした。
ヨーグルト好きの方はさることながら、
甘いお酒がお好みの方や、
あまりお酒が強くない方にもお勧めです。
蔵元さんのスノードロップのページが素敵だったので
勝手ながら載せておこうと思います
⇒曙酒造 スノードロップ
つづきまして。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)赤面(あかづら) 純米酒 大辛口
岐阜県:林本店のお酒 日本酒度:+12 酸度:1、4
しっかりとした辛さのある純米酒としてお気に入りの岐阜県の地酒。
このところあれよあれよと売り切れてしまうことが多いため、
またご用意いたしました。
今回もご紹介文が長いので、
お酒の詳しい説明は前回入荷時の記事をご覧ください⇒こちら
つづきまして。。。
てんめい(てんめい)曙色梅酒 ブラウン
福島県:曙酒造のお酒 アルコール度数:7、5度
初めて仕入れてみた曙酒造さんの梅酒。
先ほどご紹介したヨーグルトのお酒 スノードロップも
同じ曙酒造さんで製造されています。
茶色くてほんのりと薄にごりのこちらは
青森県産の豊後梅を曙酒造の純米大吟醸で漬け込み
一年の間冷温貯蔵された後に出荷されています。
香りは爽やかさと酸味があり
梅酒にありがちの甘ったるさはありません。
一口飲むと主張し過ぎないほんのりとした
綺麗な甘みが感じられますが、
透き通るような酸味とのバランスの良いこと。お見事。
香り高い大吟醸酒が使われているそうで
飲んでからその香りの良さが
より強く感じられるような印象でした。
他の果実酒に比べ、ややお値段が張りますが
召し上がっていただく価値、大いにありです。
(※2/3まで地酒屋さんの果実酒も表示価格から一割引きになります)
今回最後のお酒です。。。
ちえびじん 紅茶梅酒
大分県:ちえびじん中野酒蔵のお酒 アルコール度数:7度
ちえびじんさんも梅酒の種類が多い酒蔵さん。
その中でも評判がいいというこちらを選び仕入れてみました。
香りまでおいしいという大ヒット商品なのだそう。
大分県杵築市で栽培されているべにふうきの紅茶を
地下200mから湧き出した六郷満山の御霊水で水出しし、
地元産の南高梅で造られた梅酒とブランデーに混ぜて
造られているとのこと。
紅茶の香り、紅茶らしいちょっと苦みがかった感じ、
とてもよく出ています。
梅の風味や、ブランデーによる
良い意味で和洋折衷な感じも活きています。
甘さはそこそこありますので、
ロックのほか、少量の炭酸で割るのもお勧めです。
飲みやすいお味です。
今回は福島県の地酒を中心に
百十郎と果実酒が入りました。
福島県が誇る夢の香の酒米でできたお酒も多いです。
地酒全品、表示価格より一割引きのキャンペーンは
忘年会・新年会パックの開催に合わせてありますので
繰り返しになりますが、2/3(金)までの限定です。
いつもよりお得に地酒を楽しんでいただけますので
気分とお好みで是非ご検討くださいね。