ご覧くださりありがとうございます。
冷えますね~。
日によって
気温がコロコロと変わるので、
着るものも迷いますね・・・。
風邪など引かれませんように
お気をつけください。
本題に入りまして。。。
4月1日(月)
地酒が新入荷いたしましたので
ご紹介いたします。

左から
こんな夜に・・・・遊穂
陸奥八仙・橘屋・田林
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。

こんな夜に・・・
(こんなよるに・・・)
山女 純米吟醸中取り 無濾過
長野県:㈱仙醸のお酒
日本酒度:-3 酸度:1、8
長野県のお気に入りの地酒
こんな夜に・・・。
今回のお酒は山女です。

使用米は美山錦。
精米歩合55%の純米吟醸酒です。

香りは控えめ。
ファーストタッチに一瞬遅れて
甘味がくるような味わい。
旨みが膨らむにつれ、
お口の中で少しずつ
香りも膨らんできます。

ソフトで滑らかく、
蜜のような甘味のあるお酒。
中取りの良さと純米吟醸らしさも
しっかりと感じられるお酒です。
つづきまして。。。

遊穂(ゆうほ)
純米 無濾過生原酒 しぼりたて
石川県:御祖酒造のお酒
日本酒度:+6、1 酸度:2、2
純米の遊穂。
新酒です。
酒米は麹米に五百万石、
掛け米に能登ひかり。
それぞれの精米歩合は
60%と55%。

少し黄色みがかった色。
遊穂らしい酸味が漂う香り。
角を感じない酸味の生きた
甘酸っぱい味わいです。
無濾過生原酒ならではの
旨みもたっぷりで、
サービス精神旺盛な印象。

苦味もあって、
スッキリとします。
後味には
ほんのりとした苦味と甘さ。
嫌みがありません。

それほど香りが広がらないので、
食べ物との相性も◎。
味の濃い食べ物とも
よく合うと思います。
つづきまして。。。

陸奥八仙(むつはっせん)
ISARIBI 特別純米 無濾過
青森県:八戸酒造のお酒
日本酒度:+5 酸度:1、9
青森県八戸にある
八戸酒造さんの陸奥八仙。
いろいろな銘柄がある
好きな酒蔵さんですが、
ここ数年よく仕入れるのが、
今回の銘柄ISARIBI。
青森県八戸は
いかの漁獲量が日本一だそうで、
いかを中心とした魚介類に
よく合うようにと造られたのが
こちらのお酒です。
銘柄はもちろん
漁火(いさりび)漁が由来です。

使われている酒米は華吹雪。
精米歩合60%の特別純米酒。

香りは爽やか。
食中酒らしい気配を感じます。

甘味は軽めで、
サバサバとしたすっきりテイストのお酒。
奥深く複雑な味わいというよりかは、
シャープでスマートなタイプですが、
旨みは存在感があります。
苦味を残す後味は
いかの甘味にいかにも合いそうです。
つづきまして。。。

橘屋(たちばなや)
雄町 山廃特別純米 生原酒
宮城県:川敬商店のお酒

黄金澤と同じ
宮城県川敬商店さんのシリーズ橘屋。
使われているお米は雄町。
精米歩合60%の特別純米酒。
蔵元さんこだわりの
山廃仕込みで醸されています。

スッキリとした香り。
柔らかい甘味はフルーティーです。
甘さにわずかな苦みが加わった後、
旨みが綺麗に膨らみます。
後半は酸味がきいてきて、
ミルキーさが一瞬芽を出しますが、
すぐに消えていきます。
山廃っぽさは
いい意味でそのくらいです。

雄町のお米使用ですが重たなく、
味はありつつ飲みやすくて綺麗なのは、
こちらの蔵元さんの持ち味です。
幅広いお客さまに
気に入っていただけそうな食中酒です。
今季最後のお酒です。。。

田林(でんりん)
特別純米生原酒 しぼりたて
宮城県:田中酒造店のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、7

ちょっと久しぶりの入荷です。
宮城県の地酒の田林。

使用酒米は美山錦。
全量で使われています。
精米歩合55%の特別純米酒です。

甘味のある清楚な華やかな上立香。
一瞬シュワッとした舌触りで、
甘酸っぱくて和梨のような果実感があります。
まろやかな旨みはふわっと広がり、
苦みをきかせてスッと切れます。

苦味がしっかりとしていて、
とてもいい仕事をしています。
旨みがふくよかですが、
味にメリハリが感じられるのは、
苦味の働きも大きいと思います。

やや辛口の食中酒です。
いろいろな食べ物とお勧めです。
今回は北の方を中心に
いろいろな地酒が揃いました。
気分とお好みで
是非ご検討ください。