ご覧くださりありがとうございます。
冷えますね・・・。
暖かくしてお過ごしくださいね。
この頃、相変わらずの
地酒の入荷ラッシュが続いております。
今回は、1月24(木)入荷分の
下の3本をご紹介していこうと思います。
全て新酒です。

左から
辰泉・会州一・遊穂
それでは最初のお酒です。。。

辰泉(たついずみ)
特別純米 ふなまえ酒 30BY
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、7
毎年楽しみにしている辰泉さん新酒。
使われているお米は会津産の夢の香。
精米歩合60%の特別純米酒です。

飲む前に漂う香りは控えめ。
ですが、一口含むと、
瑞々しいりんごに似た香りが
お口の中に行き渡ります。
香りは芳しいですが、
あくまでもお酒の味を邪魔しない強さで、
とてもいい塩梅。

コクのある骨太な旨みと
心地いい甘さが序盤から大きく広がります。
酸味で味にメリハリがついていて、
旨みたっぷりですが重たくなく、
飲みやすいお酒に仕上がっています。

雑味はなくて、フルーティーで、
馴染みやすい味わい。
コクがありつつ、
果実感もお好きな方に激オシです。
つづきまして。。。

会州一 (かいしゅういち)
初しぼり 瑞祥 純米生酒
福島県:山口合名会社のお酒
日本酒度:+1、8 酸度:1、5
今シーズン2度目の入荷の
会州一です。
上質さがよくわかる綺麗さを持ち、
飲みやすい味わいということもあり、
前回分はあっという間に売り切れました。
今回も人気間違いなしの一本です。
お酒の詳しい説明は
前回入荷時の記事をご覧ください⇒こちら
今季最後のお酒です。。。

遊穂(ゆうほ)
ゆうほのしろ 純米 生原酒 おりがらみ
石川県:御祖酒造のお酒
日本酒度:+6、1 酸度:2、2
石川県の遊穂もよく新酒を仕入れます。
おりがらみで薄っすらと濁った純米酒。
使用酒米は掛け米に能登ひかり、
麹米に五百万石。
精米歩合はそれぞれ55%と60%です。

爽やかさのある香りは
かなり控えめ。
今後落ち着いてはきますが、
注いだグラスの内側に
びっしりと気泡が付くくらいの発泡感。
活きがよく、ピチピチとしています。

シュワッと刺激のある
遊穂らしい質感で、
甘さが極抑えめ。
酸味がきいていて、
後味スッキリとした味わいです。

チリチリとしたしっかりめの辛味があり、
キレ味鋭く、スッパリと切れ、
辛さが余韻に残ります。

飲み終わりはドライで軽快ですが、
旨みの厚さはしっかりボディ。
味の濃い食べ物にも負けず、
あんこう肝だらけ鍋にも
よく合うと思います。
今回は3本の新酒をご紹介いたしました。
いずれも三種三様の特徴とおいしさがあって、
オリジナリティーのあるお酒です。
気分とお好みでどうぞ。