こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
4月に入りました!
気分も心機一転。
春本番。
桜が咲いて綺麗だったり、
散って寂しかったり。
出会いや別れ、
変化も多い季節ですが、
いろいろなこと、
上手くいくと良いですよね。
本題に入りまして。。。
先月末に
地酒が新入荷いたしました。
左:榮川
右:ゴールデンスランバ
それぞれご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
榮川(えいせん)
純米酒 辛口
福島県:榮川酒造のお酒
大丸心斎橋店に
榮川酒造さんが販売にいらっしゃり、
貴重な機会なので
母が購入してきたお酒です。
いつもはテイスティングして
ご紹介するのですが、
今回のお酒が720mlボトルなので、
テイスティングはしていません。
その代わりに
一人でも多くの方に
お召し上がりいただけたらと思います。
使われているのは
全量で地元会津産の酒米です。
精米歩合は65%の純米酒です。
榮川さんのこだわりの一つでもある
名水百選にも選ばれている
磐梯龍ヶ沢湧水が
仕込み水に用いられています。
信頼を置いている榮川さんの
淡麗タイプの辛口のお酒ですので、
多くの方に気に入っていただけること
間違いなしです。
冷酒でも燗酒でも
おいしく飲んでいただけるのも
おすすめポイントです。
まだ冷える夜もあるので、
ぬる燗もおすすめです。
容量が少ないので、
タイミングが合えば是非!
もう一本のお酒です。。。
磐城寿(いわきことぶき)
ゴールデンスランバ 純米吟醸酒
山形県:鈴木酒造店のお酒
毎年購入している
この時季の限定酒。
東日本大震災の献杯酒ということで、
3月11日以降の開栓という
ルールが徹底されています。
当店では毎年3月11日~数日の間に
ご提供を開始しますが、
今年は少し遅れてしまいました。
震災の津波でご実家が流され、
現在は山形県山形市で
六根浄という酒販店を営みながら
お酒造りをされている方と、
津波で蔵ごと流されて、
未だ帰ることも叶わず、
現在は山形県にてお酒造りをされている
鈴木酒造店さんが中心となり、
毎年造られています。
黙祷を献杯に変え、
犠牲になった方々の魂の安寧と、
震災後のご遺族と
被災者の方たちの歩みに寄り添い、
多くの志を繋げ、
献杯後の明日から一日一日を大事に刻み、
被災地と被災者、そして私たちの明日への
希望を見出すことが目的のお酒です。
(酒屋さんのHPより一部引用しました)
使用米は
福島県が産んだ酒米 夢の香。
精米歩合は55%です。
澄んでいて綺麗な香り。
ピュアとか、純真な・・・
という言葉が似合う香りです。
まろやかで、
ものすごく柔らかい口当たり。
優しい甘さと少しの苦味が
見事に溶け合っています。
一口で魅了されました。
旨みが立ち上ってきたら、
酸味がさりげなく、絶妙な加減で
引き締めます。
最後はやや辛口で
スマートにフィニッシュ。
やや辛口の部類に入るかな?と思います。
とにかく柔らかくソフトで
素直な味わい。
優しく、まろやかで、柔らかくて・・・
だけど芯があって、澄んでいて。
こちらのお酒のコンセプトを
完璧に表現できている味わいだと思うのと
同時に、純粋にめちゃくちゃおいしいです。
とても飲みやすいので、
日本酒を飲み慣れていない方にも
おいしいと思っていただけると思います。
是非お召し上がりください。
今回は東北の地酒をご紹介いたしました。
どちらも大変おすすめです。
どうぞお召し上がりください。