こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
今年も、兵庫県浜坂漁港より
朝獲れた生のほたるいかが
入荷し始めました。
旬の時季が一ヶ月もないので、
あっという間に終了してしまう
この時季だけのおすすめ食材です。
お造り・天ぷら・釜揚げの
3種類のお料理をご用意しております。
地酒との相性も良いので、
是非ご検討ください。
詳細は【お知らせ】ページに
記載しております。
本題に入りまして、
4月4日(金)に地酒が新入荷いたしました。
左:富誉咲 右:永寶屋
それぞれご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
富誉咲(とよさき)純米大吟醸
兵庫県:大関株式会社のお酒
日本酒度:+3 酸度:1、6
こちらは
当店が利用している業者さんと大関さんの
共同開発によって造られたお酒です。
精米歩合50%の純米大吟醸酒。
芳醇な香りは
抜群の華やかさで、
果実感も満載です。
滑らかで柔らかい甘味。
最初の一口で
とっても飲みやすいのがわかります。
綺麗で清涼感があって、まろやか。
スッとキレるので、
スイスイと進んでしまいそうになります。
上立香は煌びやかなタイプですが、
意外にもお口の中では
さほど香りは膨らみません。
旨みも程よくありますし、
どちらかというと
味重視のお酒だと思います。
スッキリとしていて
雑味や癖もないので、
日本酒を飲み慣れておられない方も
滞りなくお召し上がりいただけそうです。
最初の日本酒としても
おすすめです。
もう一本のお酒です。。。
永寶屋(えいほうや)
辛口純米 生酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+7 酸度:1、5
鶴乃江酒造さんの屋号が名付けられた
永寶屋シリーズ。
純米吟醸や火入れのお酒を
仕入れることもありますが、
今回注文したのは生酒の純米酒です。
使用米は全量で
広島県産の八反錦。
精米歩合は60%です。
フルーティーな香り。
甘さは思ったよりも控えめで、
力強い苦味を伴うパワフルな第一印象。
旨みは骨太でしっかり。
ですが、スッと気持ちよくキレて
潔さを感じます。
辛口純米という期待を裏切らない
充実の辛さ。
飲み終わり後も
ビリビリと喉に辛さを感じます。
酸味もありますが柔らか。
鼻を近づけたときの香りは
フルーティーですが、
お口の中ではほくほくとした
お米の香りが膨らみます。
今回は
2本の地酒をご紹介いたしました。
先日、
鶴乃江酒造さんにお聞きしたのですが、
永寶屋の純米酒に用いられている
八反錦という酒米は、
本来は辛口のお酒を造ることは
難しいのだそうです。
私のイメージでは
永寶屋の日本酒度は+5程度なのですが、
今回は+7で完成させることが
できたとのことです。
いつもよりも辛さの印象が強かったのは
その効果かも知れません。
お酒は銘柄を問わず、
その年、その時期ならではの
いつもオリジナルの味わい。
是非この機会をチャンスに
お召し上がりください。