こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
本日から
【本くえ鍋キャンペーン】が始まりました。
高級魚くえを使ったお鍋。
創業25周年のご愛顧に感謝しまして、
サンキュー価格の一人前3900円!
くえ鍋としては破格で
ご提供いたします。
詳細はキャンペーンページに載せております。
是非ご検討ください。
本題に入りまして。。。
3月18日(月)入荷分の
お酒のご紹介をして行こうと思います。
左から
結ゆい・美酒の設計・辰泉
醸し人九平次
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
結ゆい(むすびゆい)
備前雄町 亀口直汲み 純米吟醸 生酒
茨城県:結城酒造のお酒
ピンク色のラベルが春らしい
結ゆいの純米吟醸酒です。
ラベルの色は可愛らしいですが、
使われているのは
骨太な味のあるお酒に
仕上がりやすい備前雄町。
全量で使われていて、
精米歩合は50%です。
注いでみると、
かすかにとろみがありそうな質感。
濃厚な甘さが漂う香り。
フルーティー:華やか=2:1くらいの
イメージの香りで芳しいです。
香りからの予想と少し違って、
甘苦さが一瞬顔を出し、
すぐに酸味が加わる力強い序盤。
旨みがまん丸く膨らみ、
雄町らしさが感じられます。
珍しく、中盤頃になって
シュワッと感があり、
その後サッとキレます。
生酒らしく生き生きとした感じと、
綺麗な甘味が印象的な味わいです。
つづきまして。。。
美酒の設計(びしゅのせっけい)
純米吟醸 生酒
秋田県:齋彌酒造店のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、4
雪の茅舎でもお馴染みの
秋田県 齋彌酒造店さんの美酒の設計。
抽選で販売されている酒屋さんも
少なくはない大人気の銘柄です。
使われているのは
全量 兵庫県産の山田錦。
精米歩合55%の純米吟醸酒です。
火入れされた銘柄も人気の
美酒の設計ですが、
今回のお酒は生原酒です。
清らかさ感じるクリアな香り。
お米の旨みが充実していて、
それでいて飲みやすい
というイメージだったのですが、
今回のお酒には、山廃のような
ややミルキーな風味を感じました。
膨らむ旨味は柔らかく、
丸くてトゲが全くありません。
スッと気持ちよくキレます。
まさに食中酒といった感じです。
食べものの味を
見事に底上げしてくれそうです。
膨らみがありますが、
引き際が素直で、いろいろなお料理と
相性が良さそうです。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)
しぼりたて純米 うすにごり生
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、5
毎年販売を楽しみにしている
辰泉さんの青いお酒。
うっすら薄にごりの
純米酒です。
使用されているのは
麹米に夢の香、掛米にコシヒカリで、
精米歩合はそれぞれ
60%と63%です。
爽やかな透明感と
ほんのりと甘さのある上立香。
甘味にほんのちょびっとだけ
塩気が混ざったような
蜜のようなまろやかな甘味があり、
表現が難しいですが、
とっても美味な口当たりです。
ふわりと優しく、
ふくよかに旨みが広がります。
スッとキレて、
後味はほんのりと辛口。
二口目以降は
終盤に苦味も感じられ、
飲み進めるにつれ、
味に深みが増すような気がします。
飲みやすいので、
ついつい進んでしまいそうなお酒です。
今回最後のお酒です。。。
醸し人九平次
(かもしびとくへいじ)
うすにごり生
愛知県:萬乗酒造のお酒
名古屋にある萬乗酒造さんの
醸し人九平次。
今回のお酒は、
事前の予約でのみ購入が可能という
とても希少な銘柄です。
醸し人九平次は
銘柄はいろいろとありますが、
全銘柄火入れされたものだそうで、
何年も生酒を出しておられなかったそうです。
そのため、
蔵元さんのこだわりもあり、
一番いいタイミングで販売するため、
このような方法だそうです。
予約が入った分だけ、
蔵出しされているのではないかと思います。
使われているのは山田錦で、
全量、山田錦で造られています。
精米歩合の値や日本酒度・酸度、
純米~純米大吟醸まで
どの部類に入るのかなども
公開はされていません。
あとは
飲んで、純粋に感じるのみ
といった感じでしょうか?
香りはとても控えめ。
香りの強さに反して、
甘酸っぱい濃い口。
インパクトがあります。
酸味もあり、
今後は落ち着いてきますが、
少しだけシュワッとした刺激が
舌をくすぐります。
一口でおいしくて、
飲みやすいタイプのお酒だと思います。
しっかり味なのですが、
少し苦味をきかせて、
バスッと潔くキレます。
雑味がなくて綺麗です。
後味はじんわりと辛く、
重たさ感じず飲み進めていただけます。
今回は4本のお酒をご紹介いたしました。
いずれもそれぞれに個性があって
甲乙つけがたくおすすめです。
気分とお好みでお召し上がりください。