ご覧くださりありがとうございます。
珍しく夕寝してしまい、
変な時間の更新になりました。
そして私は、
たぶん軽く寝違えました。
梅雨入りしましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
地酒がお得キャンペーンが始まり、
約半月が経過しました。
連日ゆったりとした営業ですが、
地酒を飲んでくださる方が多く、
地酒は順調に減っていっています。
本当におかげ様です。
どうもありがとうございます。
少々更新が遅れ気味ですが、
今回も試飲した感想を
ご紹介していきます。
今回は夢心・辰泉・日輪田の三本です。
それでは最初のお酒です。。。

夢心(ゆめごころ)
純米 無ろ過生原酒
中垂れ おりがらみ
福島県:夢心酒造のお酒
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。

おりが混ざった別注品。
福島自慢の夢の香を使用し、
精米歩合60%で造られた純米酒です。

フルーティーで綺麗な香り。
前回は弥右衛門・乾坤一が
香り控えめタイプでしたので、
それらと比べてしまうところが
あったかも知れませんが、
上立香がいつものこちらの銘柄よりも、
少しふわっと広がるように感じました。

ちょびっとだけ刺激のある舌触り。
なだらかに膨らんでいく過程で
酸味も開き、
和梨のような香味がお口の中に広がります。

ギュッと締まって、
ドライさを伴ってのキレ。
後味は、
ほんのりとした苦味と
スッキリとした辛さ。

味の厚みと香りのバランスも良く、
それなりに濃い味の食べ物にも
合わせられると思いますし、
あっさりとした食べ物とでも
相性は良いと思います。

いつにも増しておいしく感じました。
今回もおすすめです!
つづきまして。。。

辰泉(たついずみ)
特別純米 超辛口 無濾過生 上澄み
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+12 酸度:1、7

休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。

シャープな辛さの辰泉。
この頃、当店で扱うお酒で、
ここまで日本酒度が高いお酒も珍しく、
人気をいただき・・・
完売してしまいました。

かなり順調に減っていくな~
とは思っていましたが、
昨夜売り切れました。

飲み飽きせず、
食べ物とも合わせやすいですし、
毎年頼りにしているのですが、
今シーズンは特に速かったです。

辰泉酒造さんのお酒では、
現在、夏限定酒 ウマ★カラが
控えています。
タイプは少し異なりますが、
こちらも毎年おいしいので、
是非ご期待いただきたいです。
よろしくお願いいたします。
今回最後のお酒です。。。

日輪田(ひわた)
山廃純米酒
宮城県:萩野酒造のお酒
日本酒度:+4 酸度:2、0
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。
この頃、当店で仕入れる
山廃らしい山廃のお酒で、
一番登場回数が多いのが、
こちらの日輪田でしょうか?
燗にしてもおいしいこともあり、
私には、どちらかというと秋冬の
イメージが強いのですが、
引き続きおすすめしたいです。

使われているお米は五百万石、
精米歩合は65%です。

冷酒での試飲でですが、
香りは予想よりも強くなく、
ほのかに山廃らしい気配がありますが、
決して強くはありません。
重たさのないコクのある甘さと、
綺麗な苦味がしっかりと混ざった
少しパワフルな口当たり。
徐々に酸味が合わさり、
甘酸っぱさと苦味が
ブレンドされた味わいに。
キレはスルリとしていて、
後味は辛口で喉が熱くなっていきます。
冷酒では、今までよりも、
山廃っぽさが大人しい印象を受けました。

常温くらいでも飲んでみましたが、
山廃の風味と酸味の存在感が増し、
まろやかな苦味も、
さらにビターに感じられます。
コクもさらにまったりとして、
味の幅が広がりますので、
冷酒のときよりも飲み応えを感じました。
キャパオーバーになるので
今回は試さなかったのですが、
ぬる燗もおすすめです。
今回は
辰泉のご紹介を逃してしまいましたが、
夢心・日輪田の二本は
今までよりも、
一段とおいしく感じました。
辰泉の他には、
春のお酒の中から唯一残しておいた
会州一、宮泉も完売しまして、
今夜から新たに以下の三本が
登場予定です。
◎萬代芳 しぼりたて特別本醸造
◎辰泉 №4 夏のウマ★カラ
◎國権てふ 純米大吟醸
どれもきっとおいしいと思います。
ご検討をよろしくお願いいたします。