ご覧くださりありがとうございます。
よく降りますね。
雨の日はなかなか目が覚めませんし、
時間の感覚が狂いますね。
寝起きですから受け入れていますが、
そうでないときに同じ状態なら
間違いなく心配になるくらい
寝起きが辛いのですが、
ここ数日は泣きたくなるくらい辛いです。
それをいうなら
『何、晴れてんねん。』と
八つ当たりなことを思う日もあるので、
お天気にかかわらず、
結局寝起きは最悪なんですけど。
何か良い方法はないですかね(真剣)?
余談が長くなりましたが、
今回も地酒がお得キャンペーンのお酒を
ご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは、
萬代芳・辰泉ウマ★カラ・國権てふの
三本です。
それでは最初のお酒です。。。

萬代芳(ばんだいほう)
しぼりたて 特別本醸造 生酒
福島県:白井酒造店のお酒
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。

地元でも人気の高い
親しみやすい銘柄です。
使われているお米は五百万石。
精米歩合は60%です。

爽やかでフルーティーな香り。
芳しいですが、嫌味のない強さで、
いかにも冷酒でおいしそうです。

一口目の感想は、
まろやかで辛口。
元気のよい旨味。
香りは違いますが、
甘味はメロンなような感じ。

早い段階で辛さが現れ、
広がり膨らみます。
これは飲み飽きしないだろうと思えますし、
またすぐに飲みたくなる気持ちや
地元での根強い人気にも納得です。

いつもよりも、
少し飲みごたえを感じるなと思い
見てみたら、アルコール度数が18度。
おそらくなのですが、
いつもは17度だと思うので、
それもあり、少しパワフルに
感じたのかも知れません。

これまでにも何度も仕入れていますが、
今回、例年に増してフルーティーで
好みでした。
一緒にお出しする
和らぎ水を挟みつつどうぞ。
つづきまして。。。

辰泉(たついずみ)
№4 夏のウマ★カラ
純米吟醸酒 無ろ過生詰め 原酒
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、6
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。

毎年楽しみな辰泉さんの
夏限定酒。
使用米は美山錦で、
精米歩合は55%の純米吟醸酒です。

涼しげな香り。
爽やかな酸味、旨味が柔らかで、
出だしからジューシーに広がっていきます。
ちょうどいい辛さ加減。
少し苦味のある余韻と
喉が温かくなる辛さが
心地よく残ります。
綺麗さと飲み応え、旨味と辛さ、
それらが全て整っている印象です。

試飲しながら、
ボトルの裏側を見てみたら・・・
「爽やかな酸味・柔らかなうまみ」と
書いてありました。
そのまんまやんか!
そして、まさしくウマ★カラ!
・・・と思ったのですが、考えてみると、
今年新発売のお酒であれば、
ウマ★カラと名付けることはできますし、
裏の表現の言葉も選びやすそうですが、
ここ何年か毎年造っておられて、
爽やかな酸味・柔らかなうまみの
ウマ★カラそのものに
毎回きちんと仕上げてくるというところが、
カッコイイです。
まさに、
きっちり仕上げてくるって感じの
良い仕事感が満載です。

名前そのままのお酒です。
ビックリするくらいそのままですので、
是非体験してみてください。
今回最後のお酒です。。。

國権てふ(こっけんてふ)
純米大吟醸
福島県:国権酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、3

休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。

純米大吟醸の黒いてふ。
使われているのは
山田錦と美山錦で、
精米歩合は40%です。

香りはおしとやか。
もう少し華やかかな?と
予想していましたが、
まろやかで軽くとろみがあるような
やわらか~いスタート。

甘味はしつこくなくて、
酸味と苦味が溶け合って深まります。
後半は苦味と辛さが
ギューッと締めて、サラーッとしたキレ。

透明感があって
高級感があります。
そして、
ちょっとだけ儚げな雰囲気もあって、
ほんのりと香りが広がる繊細な味。
最初の日本酒としてもおすすめです。
今回は福島県の地酒三本を
ご紹介いたしました。
フルーティーでややパワフルな萬代芳、
再現度の高い辰泉のウマ★カラ、
バッサバッサとは羽ばたかない
上品で繊細な國権てふ。
気分とお好みで
是非お召し上がりください。