こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
しばらくぶりの更新なってしまいました。
その後いかがお過ごしでしょうか?
体調など、
くずしておられないでしょうか?
久しぶりにお酒の話題ですが、
二度目のテイスティングを始める前に、
現在も少しだけですが、
お酒の仕入れを続けていると
お話ししました。
新しく注文したお酒の他にも、
タイミングを見てご提供をしようと
保管しているお酒がいくつかありまして、
ストック本数が増えてきました。
営業再開の目途が立っていないので、
いつのどのタイミングで
それぞれのお酒がメニューに登場するかは
あいにく未定ですが、
今回からは、今出番を待っている銘柄を
さらりと予告していこうと思います。
すべて未開栓ですので、
お伝えできるのはお酒の情報だけですが、
「へぇ~、こんなのがあるんだ~」と
頭の片隅の隅っこにでも
残しておいていただければ幸いです。
そういうわけで今回は、
以下の四本のお酒をご紹介していきます。
左から
萬代芳・会津中将・花春・辰泉
それでは最初のお酒です。。。
萬代芳(ばんだいほう)
しぼりたて特別本醸造 生酒
福島県:白井酒造店のお酒
お米のこだわりの強い
風が吹くシリーズでも人気の
白井酒造店さんの萬代芳。
風が吹くに比べて、
県内中心に親しまれているイメージです。
使われているお米は
精米歩合60%の五百万石です。
何年も前から、
何度も仕入れている新酒です。
萬代芳シリーズは、
ものすごく個性的で、
強烈に印象に残るタイプではなく、
毎晩でも飽きずに飲めるような安定感と、
親しみやすさや、
お料理との合わせやすさが光り、
良い意味で中毒性のあるお酒という印象です。
「みちのくの花の会津は酒どころ」
と言われますが、そんな酒どころで、
地元の方に好まれるというのは
信頼度の高さは並ではないと思います。
萬代芳は私の父が大好きなシリーズ。
当店が仕入れているお酒の中でも、
たぶん父のお気に入りベスト3には
入ると思います。
今回の新酒の銘柄は例年、
端麗で爽やかな味わいと
生原酒らしい力強さを兼ね備えています。
お酒に対して、華やかさは
それほど求めておられない方や、
組み合わせの優先順位が、
お酒+食べ物ではなく、
食べ物+お酒とお考えの方には
特におすすめです。
食事の充実度を底上げしてくれます。
こちらは新酒ですので、
冷酒でご提供予定です。
今期も楽しみです。
つづきまして。。。
会津中将(あいづちゅうじょう)
純米吟醸 夢の香 生原酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、5
まず一番最初に
謝っておかないといけないことが・・・
現在は編集済みですが、
ここ数回、鶴乃江酒造さんの漢字を
鶴之江酒造と誤って記載していました。
なんということ!
大変失礼いたしました。
勝手に住之江みたいに
してしまっていました。
(※住之江は大阪市内にある地名)
以後気をつけます。
こちらのお酒ですが、
一月の末にも仕入れていて、
今季二度目の入荷です。
初回ご紹介記事はこちらです。
会津中将のシリーズの中で、
母が一番好きな銘柄。
福島県ならではの酒米 夢の香が
使われた純米吟醸酒です。
精米歩合は55%。
本来であれば火入れ酒になるところを、
当店が利用しているお酒屋さんのお願いで、
生酒のまま販売されている別注品です。
火入れのタイプは、
これまでに数多くの賞を受賞していて、
その品質の良さに、
フレッシュ感が合わさったのが、
今回のお酒です。
お酒屋さんからは、
柔らかさと果実感、程よいボリュームと、
爽やかさ・辛さを併せ持っていると
期待の膨らむ情報を入手しています。
毎年仕入れていますが、
毎年おいしいです。
こちらも冷酒でご提供予定です。
今回も楽しみです。
つづきまして。。。
桐の花春(きりのはなはる)
特別純米 生詰め
福島県:花春酒造のお酒
天宮というシリーズもお持ちの
花春酒造さん。
今回の銘柄も先ほどの会津中将と同じく、
お酒屋さんの別注品です。
通常は貯蔵熟成中だそうですが、
特別に現段階で
瓶詰め・販売してもらっているとのこと。
こういうお話をお聞きすると
いつも思いますが、
製造元さんと販売店さんと、
信頼関係の構築が
すごく上手くいっているんだな~と思います。
以前、某蔵元さんの車が故障していて、
別の蔵元さんが乗せておられるという
お話もお聞きしました。
競合他社という感じは薄く、
みんなで良くなっていこうという
お考えがあるのかな?と思います。
他の蔵との合同企画とか、
会津の蔵元が集まって・・・
というのもよく聞きますし、
購入者としては好感が持てます。
花春さんの話に戻りまして、
使用米は、福島県会津にて
特別栽培で作られたコシヒカリ。
精米歩合は55%です。
一回火入れされているそうですので、
冷酒から燗酒まで
お好みでお召し上がりいただけます。
一年寝かされているとのことで、
角が取れた柔らかさと、
一口一口進むごとに
より深くなってくる味わいがあるそう。
甘味・酸味・辛味のバランスも良い
食中酒という上々の評判。
飲み飽きせず、
親しみやすそうです。
今回最後のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)
特別純米 超辛口 無濾過生 上澄み
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+12 酸度:1、7
コンセプトは
「辰泉酒造で一番辛いけど
それだけじゃない酒」。
こちらも毎年入れている銘柄で、
辰泉さんのお酒ならではのおいしさに
しっかりとした辛さが加わった
セールスポイントが豊富な一本です。
使われている酒米は
会津産の五百万石。
精米歩合は60%の
特別純米酒です。
クリアでシャープ。
瑞々しさにメリハリのある旨味。
甘味は控えめで、
ジューシーさと辛さとのバランスも良いそう。
お酒屋さんは、一年を通して
販売したいくらいおいしいと高評価ですが、
小さな酒蔵である辰泉さん。
少ないロットでの販売だそうで、
限定100本だそうです!
当店でも毎年好評ですので、
今年も開栓が待ち遠しいです。
今回は会津のお酒を4本予告いたしました。
次回はまた別のお酒を
3~4本ご紹介しようと思います。
是非ご覧くださいませ。