こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
今日は蒸し暑いですね。
カラリとした暑さの日は
最近何日かありましたが、
蒸し暑さにはまだ慣れていないですし、
空気が重たいです。
雨もしっかり降っています。
熱中症にも
気をつけないといけない
季節の始まり。
お身体お気をつけください。
本題に入りまして。。。
今回もただいま出番待ちのお酒の
簡単なご紹介を進めていきます。
3~4本に分けて
写真を撮影しているのですが、
どの順番でご紹介しようか
ちょっと迷います。
ご紹介する順番は
私の気分で選んでいますので、
メニューに登場する順番とは
異なると思います。
悪しからずご了承ください。
そういうわけで、
今回は以下の4本を
ご紹介しようと思います。
左から・・・
橘屋・永寶屋・日輪田
会津娘 無為信
それでは最初のお酒です。。。
橘屋(たちばなや)
雄町 山廃特別純米酒
宮城県:川敬商店のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、6
黄金澤も造っておられる川敬商店さん。
宮城県にあって、
山廃仕込みのお酒造りに特化した
酒蔵さんです。
使われているお米は、
備前雄町。
雄町が使われたお酒を仕入れるのは
少し久しぶりと思います。
精米歩合は60%の特別純米酒です。
ガツンと力強いお酒になりやすい
酒米 雄町の山廃仕込みと聞くと、
中には、かなり重量感のあるお酒かな?と
思われる方もいらっしゃるかも知れません。
製造元さんによっても傾向が異なるもので、
川敬商店さんの山廃は、
酸味や山廃っぽい発酵感や香味が
軽い印象です。
特に黄金澤シリーズには、
知らなければ
山廃仕込みとは思わないような
フルーティーで綺麗なお酒も
たくさんあります。
橘屋は、
綺麗で飲みやすい黄金澤と比べると、
もう少し味に厚みがあって、
飲み応えがあるイメージ。
黄金澤に比べると、
山廃の特徴が濃いように思います。
冷酒でも燗酒でもお選びいただけ、
穏やかな香り、雄町ならではの
お米の旨味を楽しんでいただける
のど越しも良い銘柄です。
つづきまして。。。
永寶屋(えいほうや)
辛口純米 火入れ
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+6 酸度:1、2
お馴染み、鶴乃江酒造さんの永寶屋。
先日の二度目のテイスティングでも
同じような見た目の永寶屋を
ご紹介しましたが、
そちらは生酒、今回は火入れ酒です。
永寶屋 辛口純米は、
生酒も火入れも
甲乙つけがたいおいしさ。
生酒だけで、
今シーズン2回仕入れましたので、
当店がどのくらい
こちらのお酒を気に入っているか
おわかりいただけると思います。
二度目のテイスティングで
時間が経過していても
おいしかったですし、
質の高さと仕上がりっぷりに、
さらに信頼度が上がりました。
使われているのは
広島県産の八反錦。
精米歩合は60%の純米酒です。
お酒屋さんのコメントでは、
生酒よりも穏やかで
馴染みがいいそうです。
優しさとスパイシーな辛さを両立させた
ジューシーな味わいだそう。
綺麗で瑞々しい甘さも魅力的とのこと。
お酒のプロが
「文句なし100点満点」とまで
おっしゃるほどの出来栄え。
楽しみ以外の何物でもありません。
つづきまして。。。
日輪田(ひわた)
山廃純米酒
宮城県:萩野酒造のお酒
日本酒度:+4 酸度:2、0
日輪田のスタンダードな
山廃純米もお気に入りの銘柄。
シリーズの中でも
仕入れることが多く、
いつもおいしい一本です。
使用米は五百万石で、
精米歩合は65%です。
山廃らしさのある
豊かなお米の旨味を持っていて、
柔らかでまったりとした印象。
山廃と言うと
よく燗酒もおすすめしますが、
こちらは冷酒でも
おいしさに定評があるようです。
ただ、
以前、雑誌dancyuの燗酒特集でも
注目された銘柄ですので、
ぬる燗くらいで飲まれるのも
おすすめです。
いつも安定しているお酒ですが、
今回も楽しみです。
今回最後のお酒です。。。
会津娘 無為信
(あいづむすめ むいしん)
特別純米酒2019
福島県:髙橋庄作酒造店のお酒
「会津杜氏の手で会津の酒米と水で
作り上げる『土産土法』の酒。
農薬と化学肥料を用いずに栽培した
酒米を原料に、会津の風土とともに
育んだ美禄です。」
・・・というのが、
こちらのお酒のコンセプト。
今回のお酒にも
会津にて有機栽培で作られた
五百万石が使われています。
精米歩合は55%の
特別純米酒です。
無為信といえば、2018年に
三年分一気にお出ししたことがあります。
そのときは、
無為信2016・2017・2018を
ご提供しましたのが、
今回の2019は初めての入荷。
上品な香りと適度な辛さがあって、
こだわりのお米由来の旨味が
存分に引き出されているそうです。
こちらも、
冷酒でも燗酒でも
頼もしく対応してくれるそうです。
髙橋庄作酒造店さんのお酒も
ちょっとしばらくぶりの入荷。
楽しみが広がります。
今回は、
宮城県と福島県の地酒が揃いました。
山廃のお酒も二本ありましたし、
全てのお酒が、
冷酒でも燗酒でもおすすめというのも
珍しい回だったと思います。
次回はまた別の3~4本のお酒を
ご紹介予定です。
引きつづきご注目くださいませ。
よろしくお願いいたします。