こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
少し前から、
夏の名物はも鍋のお問い合わせを
いただくようになりました。
はもにも種類がありまして、
当店では大ぶりで
肉厚のはもにこだわっていますので、
その入荷事情によるのですが、
今のところハッキリとした
開始日が決まっていません。
決定しましたら、
改めてお知らせいたしますので、
もうしばらくお待ちください。
気にしてくださって
どうもありがとうございます。
引きつづきご注目ください。
よろしくお願いいたします。
本題に入りまして、
地酒がお得キャンペーンの中から
お酒をご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、
橘屋・ささまさむね
南山・会津中将です。
それでは最初のお酒です。。。
橘屋(たちばなや)
雄町 山廃特別純米酒
宮城県:川敬商店のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、6
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。
同じ蔵で造られている
綺麗な黄金澤よりも
やや強く山廃らしさがある印象の橘屋。
使用米は備前雄町で、
精米歩合は60%です。
柑橘系の果物のような爽やかな香り。
山廃らしい香りは、
私の鼻ではわかりませんでした。
思いの外、甘さが控えめで、
綺麗で角のない酸味がきいていますが、
柔らかく、お口の中では
一瞬軽めの山廃特有の香りがします。
苦味は軽やか。
旨味は広がりますが、
それほど膨らまず、素直な雰囲気。
後味は辛さがじわっと芽を出し、
辛さで締まってキレていきます。
喉越しも気持ちがよく、
喉の入り口に少しだけ辛さが留まります。
もう少し骨太かな?と予想していましたが、
結果として、
今の季節にピッタリの厚さだと思います。
飲み進めるごとに
山廃ならではの風味と
辛さがきいてきます。
飲みやすさもあって良いお酒です。
つづきまして。。。
ささまさむね
純米吟醸 五百万石生
福島県:笹正宗酒造のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、6
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。
日本酒が売れにくいタイミングなのに、
早々に720mlボトルが売り切れていた
今回のささまさむね。
使われているのは
喜多方産の五百万石。
精米歩合は50%です。
先ほどの橘屋とは反対の展開で、
控えめな香りだったのですが、
口に含むと予想に反して
コクのあるトロトロの甘味。
雑味はないのに、いろいろな味が
混ざっている感じがするので、
水飴というよりもキャンディーのよう。
甘酸っぱさと
ややねっとりとした苦味、
スッとキレの良い味わいです。
飲み始めてすぐは、
序盤に味のアクセントがあって、
その後はスムーズに流れていくような
タイプかと思いましたが、
一口一口進むにつれ、
酸味がきき、後半も深まります。
サッパリしすぎず、味もあって、
幅広い方に召し上がっていただけそうです。
つづきまして。。。
南山(なんざん)
純米吟醸 生酒
福島県:開当男山酒造のお酒
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。
頒布会用のレア物。
通常予定されている二回の火入れを行わず、
特別にしぼりたてが詰め込まれています。
使われている酒米は夢の香、
精米歩合は55%です。
清涼感のある強すぎない香り。
清楚な花の蜜のようなピュアさと
綺麗さを兼ね備えた、とても素敵な甘味。
先に試飲した
橘屋やささまさむねの甘さとは
違う類の甘さで、酸味は控えめ。
ここまでの流れでは、
ちょっと甘めのお酒がお好きな方に
おすすめかと思われるかも知れませんが、
キレはバッサリ。
雰囲気ガラリと変わって、
キレ味抜群のカッコイイお酒になりました。
香りはお口の中でも広がらず、
徐々に酸味、そのあと苦味、
最後に軽い辛さが増してきます。
綺麗な旨味はありますが、
伸び伸びしてはいませんので、
最初の日本酒としてもおすすめです。
今回最後のお酒です。。。
会津中将(あいづちゅうじょう)
純米吟醸 夢の香 生原酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、5
休業期間中に書いた
開栓前のご紹介記事はこちらです。
今シーズン二度目の入荷の
会津中将の純米吟醸。
使用されているお米は夢の香で、
精米歩合は55%です。
綺麗な香りで、
こちらも清楚。
まろやかで上品かつ質の高さを
ひしひしと感じられる口当たりです。
抜群に綺麗な甘味、
早い段階でやってくる辛さに
嬉しい驚きがあり、
お口にどんどん広がる充実の旨味、
スルッとキレて、
甘苦の余韻が束の間残ります。
終始伝わってくるクオリティの高さは
さすがの会津中将。
そして、手前味噌ですが、
さすが母が一番好きな
純米吟醸夢の香の会津中将。
華やかさと
しっかりとした旨味を持ち合わせた
期待を裏切らない一本です。
今回は四本のお酒をご紹介いたしました。
どれもおすすめです。
是非ご検討ください。
よろしくお願いいたします。