ご覧くださりありがとうございます。
お盆休みに入られた方も
多いのでしょうか?
気温が高い日が続きますので、
体調にお気を付けください。
今回は7月30日(木)入荷分から
下記の三本のお酒をご紹介していきます。

左から
武勇・天青・相模灘
それでは最初のお酒です。。。

武勇(ぶゆう)
辛口 純米酒
茨城県:(株)武勇のお酒
日本酒度:+3 酸度:1、3

武勇さんを代表する純米酒。
先日までご提供していた
武勇酒蔵のお酒や甘酒も
ものすごく魅力的な酒蔵さんですが、
やはり武勇さんといえばこちらのイメージ。

使用米は山田錦と五百万石、
精米歩合は63%の純米酒です。

酸味とコクを感じる香り。

透明なグラスでもわかる
淡く黄色味がかった色合い
(写真はありませんが・・・)。

舌に浸透していくような柔らかさ、
押し寄せるような感じとは違う
どっしりとした厚さがあります。

ブラックコーヒーのような苦味があって、
お口の中では
それほど香りは広がりません。
苦味が辛さを連れてきて
辛さが広がった後、キレていきます。

素朴な味わいながら
食事を盛り立ててくれる
頼りになるお酒です。
お米由来のふくよかな味わいが
柔らかな食中酒です。
つづきまして。。。

天青(てんせい)
千峰 純米吟醸 生詰
神奈川県:熊澤酒造のお酒
日本酒度:+2、0 酸度:1、5
湘南で唯一の酒蔵
熊澤酒造さんの天青も久しぶりの入荷。
爽やかな名前だったり、
茅ケ崎や湘南といった地名から
夏が似合うように感じますが、
吟望天青・雨過天青など、
シリーズがいろいろあって
他の季節のお酒もおいしいです。

今回使われているお米は山田錦、
精米歩合は50%の純米吟醸酒です。
とても爽やかで、
晴天の7月、早朝の海のきらめきのような
透明感と涼しさのある香り(イメージ)。

お口の中では、
やや香ばしい香りと綺麗な酸味が広がり、
辛さもあって、甘味は穏やか。
ぷわっと膨らんで、
キレはサクッとドライです。

味わいの中では
控えめな存在感だった苦味が
少し漂う余韻。
アルコール度数も14度と
ちょっと低めですし、
飲みやすく、お食事にも合わせやすいです。

冷たいうちに召し上がっていただくのが
おいしそうな軽やかな夏酒です。
今回最後のお酒です。。。

相模灘(さがみなだ)
純米吟醸 火入れ
神奈川県:久保田酒造のお酒

少し前に
特別本醸造をご提供した相模灘。
今回の銘柄は、
美山錦を50%精米して仕込まれた
純米吟醸酒です。

香りはおしとやか。
花の蜜のような
少しだけ華やかさのある風味、
まろやかな甘味にほのかな酸味、
苦味は控えめで、
とっても好印象な口当たりです。
女性ウケもしそうですし、
雑味がなくて、味に明るさもあって、
誰にでも感じよく接してくれる人みたい。
嫌われる要素が見当たらないので、
多くのお客様に
好んでいただけると思います。

スッとキレて、
ドライなのに素直。
お察しの通り、癖も感じません。

甘味が抜群に綺麗な純米吟醸酒。
一杯目の日本酒としても
おすすめです。
今回は茨城と神奈川、
珍しく関東の地酒が揃いました。
お酒のタイプは異なりますが、
いずれもおすすめです。
気分とお好みで是非どうぞ。