ご覧くださりありがとうございます。
九月に入りました。
いかがお過ごしでしょうか?
残暑が厳しいですが、
早く過ごしやすくなってほしいものです。
暑さも悩みの種ですが、
連続して発生する台風が気になります。
一昨年の台風21号の
マンションが揺れるほどの強風が
トラウマになりました。
どうか皆さまご安全に。
大きな被害が出ませんように。
不安が尽きませんが、本題に入りまして、
今回は8月28日(金)入荷の
三本のお酒をご紹介したいと思います。

左から
磯自慢・澤屋まつもと・山川光男
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。

磯自慢(いそじまん)
本醸造
静岡県:磯自慢酒造のお酒
日本酒度:+4~5
酸度:1、2

最近でいうと、
7月3日にも入荷していました。
みんな大好き磯自慢。
お酒の詳しい情報は
前回入荷時の記事をご覧ください⇒こちら

香りにも口当たりにも透明感があって、
癖のない綺麗な甘味。

酸味は控えめで、
苦味に次いで
辛さでシュッとキレます。
ツーーっとスムーズに伸びて
キレが良く、飲み飽きしないお酒です。

上品さもあって、
綺麗な日本酒というジャンルで
正統派な味わい。
どなたにもおすすめできる銘柄です。
つづきまして。。。

澤屋まつもと(さわやまつもと)
守破離 山田錦 ID592
京都府:松本酒造のお酒

当店が利用しているお酒屋さん限定の
銘柄だそうです。
守破離というのは、
茶道や武道で使われる言葉。
ものすごくザックリいうと・・・
守:伝統の技を学び
破:伝統のみの世界に、
新しい物も取り入れて磨き
離:自分らしい物にする
この流れのことみたいです。

松本酒造さんでは
守破離シリーズとして、
様々なお米を用いて、
お酒造りをされていますが、
中でも、守破離IDというシリーズは、
『中東条岡本村で育った山田錦の
田んぼごとに仕込み分けた日本酒』、
『毎年の収穫に合わせて
仕込んだIDナンバーが存在します。』と
ホームページに記載されていました。
公開されている情報が限られていますが、
全量山田錦で造られています。

香りは穏やか。
一瞬、シュワッと軽い刺激が訪れ、
すぐにキレる儚い味わい。
スイスイと進んでしまうタイプで、
膨らみ過ぎないので、重たさは0。
苦味が軽快で爽やかなキレ。
あっさりとしている印象です。
日本酒をいろいろ飲んでおられる
お客さまお二人にお聞きしたら、
「おいしかったよ~」と
おっしゃっていました。
瓶詰めは2019年2月とのことですが、
枯れ感のないフレッシュなお酒です。

飲みやすかったり、
サッパリとした夏のお酒がお好きな方にも
召し上がっていただきたい
希少な銘柄です。
今回最後のお酒です。。。

山川光男(やまかわみつお)
純米吟醸 2020なつ
山形県:水戸部酒造のお酒

人名のような個性的な銘柄。
実は、
山は山形正宗
川は楯野川
光は東光
男は羽陽男山
山形県の4つの蔵の合同のプロジェクト。
各蔵から一文字ずつ取って
名付けられています。
2020年夏の今回のお酒は
山形正宗の水戸部酒造さんが醸された
精米歩合60%の純米吟醸酒です。

スッキリ爽やかな香り。
柔らかい甘味、
苦味は控えめです。
と上も飲みやすい仕上がりで、
多くの方に気に入っていただけると思います。

飲み進めると淡い酸味が出てきますが、
それでもソフトな強さ。

ヒンディー語で乾杯!という意味だそう
日本酒を飲みなれておられない方でも
おいしく召し上がっていただけそうですし、
最初の日本酒としてもおすすめしたいです。
シャープというほど鋭くはなく、
ドライなキレ。
食べ物にも合わせやすそうな一本です。
今回は安定の磯自慢と
変わり種の二本をご紹介いたしました。
気分とお好みで是非どうぞ。