ご覧くださりありがとうございます。
前回の記事でもお話ししましたが、
活はもと玉ねぎの淡路島鍋が
終了間近となりました。
長くやってきましたが、
いよいよ近日中に終了予定です。
はも鍋終了後の今月中旬からは、
破格の本くえ鍋が始まります。
前日までのご予約であれば、
くえ鍋に、当店自慢の馬刺しの盛合せ、
なかなか食べられない
くえのお造りがセットになったコースも
ご用意できますので、
是非ご検討ください。
詳細はキャンペーンページに
記載しております。
よろしくお願いいたします。
本題に入りまして。。。
昨日 9月11日(金)に
地酒が新入荷いたしました。

左:美丈夫 右:乾坤一
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。

美丈夫(びじょうぶ)
純米吟醸 純麗たまラベル 秋上がり
高知県:濵川商店のお酒
日本酒度:+4 酸度:1、6

久しぶりに入荷の高知県の地酒、
そして、久しぶりに選んだ美丈夫。
たまラベルの銘柄は、
今回が初めてです。

お米は
松山三井(まつやまみい)が使われており、
精米歩合55%の純米吟醸酒です。

春先に搾った生酒を
一度だけ火入れしたのち、
瓶詰め、低温貯蔵されてきた秋限定酒。

花の蜜のような
甘さと丸さを感じる香り。
柔らかく角のない舌触りで、
香りからの予想よりも
甘さが濃くありません。

ツーーっと伸びて
喉越しはドライ。
辛さがじわ~っと
喉のあたりをしばらく漂います。

高知の
ドシッとしたお酒のイメージよりもソフトで、
秋のお酒ですが、
かなりの爽やかさを感じます。
辛さもしっかりしていますし、
後半一気に深まってきて、
一口一口進むにつれて
さらに辛さが出てきます。

透明感と爽やかな太さのある
辛口の食中酒。
幅広く食べ物に合わせやすそうです。
もう一本のお酒です。。。

乾坤一(けんこんいち)
純米吟醸原酒 山田錦 ひやおろし
宮城県:大沼酒造店のお酒
日本酒度:-1 酸度:1、9

毎秋楽しみにしている
乾坤一のひやおろしを仕入れました。
一回火入れの秋限定酒。
使われているのは山田錦、
精米歩合50%の純米吟醸酒です。

ほのかな酸味、味ののりと
まろやかな気配を感じさせる香り。

甘酸っぱさと苦味に続き、
早い段階で骨太な辛さが訪れる
力強い味わい。

確かな旨味、
舌がピリピリとするような酸味と辛さで
口の中が満たされ、
キレ良く消えていきます。
日本酒度の値は低いのですが、
なかなかの辛口に感じました。

酸味と少し発酵感のある香りも
ふくよかなパワフルなタイプ。
原酒らしい味わいで
アルコール度数が17度。
それでいて
喉越しが良いのも特徴です。

頼りがいのある食中酒。
しっかり味の食べ物にも
よく合うと思います。
今回は秋のお酒を
二本ご紹介いたしました。
美丈夫は
爽やかな青年のような雰囲気。
乾坤一は日本酒度よりも
かなり辛さを感じましたので、
穏やかな人だと聞いていたけど、
実際会ってみたら、
パンチのきいてる人だった!
でも良い人だった!
みたいな感じです。
どちらもおすすめですが、
飲む順番を選ぶなら、
美丈夫の後、乾坤一が
味がよくわかりそうでおすすめです。
気分とお好みで是非どうぞ。