ご覧くださりありがとうございます。
前回も冒頭で告知したのですが、
明日 10月4日(日)は
臨時休業いたします。
今日もまた更新するんだったら、
別に前回書かなくても良かったな。
それから、
最近私がよくお話ししている
あん肝ポン酢(700円くらい)の写真を
撮影してきました。

柔らかく蒸して
クリーミーなのが特徴です。
季節限定のメニュー。
是非ご検討ください。
本題に入りまして。。。
今回も一本だけなのですが、
先月末入荷のお酒をご紹介いたします。

會津龍が沢
(あいづりゅうがさわ)
純米大吟醸 円熟原酒
福島県:榮川酒造のお酒
日本酒度:-1、0 酸度:1、5
店内の照明が電球色なので
上手く写真が撮れなかったのですが、
すみれ色のような
綺麗なラベルの今回の會津龍が沢。
一升瓶で318本、
720mlボトルで432本という、
出荷量の少ない希少酒です。

使用酒米は福島県産の夢の香、
精米歩合は50%の純米大吟醸です。
秋上がりやひやおろしという
名前はついていませんが、
火入れが一回行われていて、
この秋まで寝かされてきた
秋限定の銘柄です。
芳醇とか、熟成という言葉は
ときどき見かけますが、
円熟とはなかなか珍しいこともあり、
飲む前からワクワク感があります。

冷蔵庫から取り出して
グラスに注いですぐの香りは
ジューシーな梨のような香りで、
熟成感は感じなかったのですが、
しばらくして、
お酒の温度が常温に近くなると、
少し枯れ感のある酸味を伴った香りに
変化していました。
初秋から秋本番になったような感じ。

柔らかく滑らか。
布に例えるなら
上質なベルベット。

上品な甘味。
ひねた感じがありませんが、
寝かされた効果がわかる
角のなさと丸さ。
日本酒度の値はマイナスですが、
スタートからそれほど間を置かず
辛さが出てきて、
キレと喉越しも辛口です。

渋味や癖もなく、
一口目で即気に入りました。
味のバランスがとても良いのですが、
目立って主張する味の数が
少なく感じるのは、
溶け込んで調和しているからだと思います。

角のなさは、円。
柔らかさは、熟。
確かに円熟だな~と納得の銘柄。
會津龍が沢ブランドの特徴でもある
高級感も相変わらずで、
多くのお客さまに
是非味わっていただきたい
強くおすすめの一本です。
ついつい試飲をおかわりしました。
おいしさが続くお酒です。
今回は會津龍が沢の
秋限定の純米大吟醸酒を
ご紹介いたしました。
気分とお好みもありますが、
是非どうぞ。