こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
10月末までの限定で、
特選地酒の飲み比べセットを
ご提供することにいたしました。
飲み比べには、
3種類・5種類・8種類のセットをご用意しております。
※税抜価格です
今回の企画には、グラスのご提供など
榮川酒造さんのご協力をいただいておりますので、
いずれの飲み比べセットにも一杯は必ず
榮川の純米酒ひやおろし、
または榮川の純米80が含まれます。
飲み比べ用のグラスを使用いたしますので、
一杯の量は70㏄。
お酒は全て冷酒でお出しいたします。
飲み比べの銘柄はお選びいただくこともできますし、
こちらでお勧めをご提案することもできます。
是非ご検討ください。
一杯売り(並盛・得盛)の秋の地酒も
今度どんどん入荷いたしますが、
飲み比べ用の地酒も随時入荷予定です。
期間限定企画です。
どうぞご贔屓にお願いいたします。
そういうわけで、
今回は飲み比べ用の銘柄をご紹介していこうと思います。
本数が多いですが、
よろしくお付き合いください。
それでは、最初のお酒です。。。
榮川(えいせん)ひやおろし 無濾過 純米酒
福島県:榮川酒造のお酒
日本酒度:+3~4 酸度:1、5~1、6
榮川さん自慢の秋のお酒です。
当店ではここ数年、毎シーズン2回以上は仕入れている
信頼を置いている銘柄です。
フルーティーさは控えめ、
その分お米の風味がしっかりという榮川さんのお酒らしく、
角のない、ふくよかなお米の旨みが広がります。
飲みにくさもなく、
飽きもこない安定のおいしさ純米酒。
どなたにでもお勧めできます。
つづきまして。。。
榮川(えいせん) 榮(さかえ) 純米原酒 醇80
福島県:榮川酒造のお酒
こちらは大丸心斎橋店での直接販売で試飲し、
気に入った骨太な純米酒。
醇80という名のとおり
精米歩合80%で造られています。
精米歩合の値が低いほど、雑味がなく、
透明感を持ったお酒に仕上がる傾向にあると言われていますが、
こちらのお酒はお米の磨き具合は少ないはずなのに
雑味がなく、ワイルドさもそれほどで
飲みやすい純米の原酒という感じです。
フルーティーさや華やかさは控えめですが、
それを補うようにお米本来の味がとても活きていて
口に含んだときの香りは、
お米というよりも『ごはん』の香りが満載です。
しっかり味で旨みも充分。
あんこう肝だらけ鍋にもよく合います。
つづきまして。。。
ささまさむね 純米吟醸 生
福島県:笹正宗酒造のお酒
こちらは地酒屋さんの頒布会の商品。
今後も見越して、
飲み比べ用の銘柄をいろいろ考えているのですが、
少し趣が変わったものも入れてみようと追加したのが
こちらのレアな純米吟醸酒です。
使用されている酒米は会津喜多方産の五百万石。
精米歩合は50%です。
中身は純米大吟醸といっても良いくらいです。
お米はしっかり磨かれていますが、
約半年間、冷蔵貯蔵された生酒ですので、
熟成により丸さが加わったしっかりとした味です。
ワインでいうところのフルボディ。
まろやかさと綺麗さのあるお酒に仕上がっています。
上質さを感じていただける一本です。
つづきまして。。。
酒屋八兵衛(さかやはちべえ)備前雄町 山廃純米酒
三重県:元坂酒造のお酒 日本酒度:+4 酸度:1、6
こちらも先ほどご紹介したささまさむねと同じく、
ラインナップに華を添えてくれる一本です。
使われている酒米は当店では珍しい備是雄町。
精米歩合は60%。
山廃仕込みのお酒で、口当たりは滑らか。
酒米由来の骨太な旨みと味わいがあります。
山廃のお酒らしい酸味と
ちょっと枯れたような風味が持ち味です。
山廃のお酒はなかなか手が出ないという方にも、
飲み比べのサイズならお試しいただきやすいと思います。
この機会に一度ご検討ください。
つづきまして。。。
ゆきつばき 純米吟醸
新潟県:雪椿酒造のお酒
日本酒度:+2~+3 酸度:1、5
今回初入荷の新潟県の地酒。
雪椿という名前も綺麗ですが、予備知識なしだと、
ひらがなのロゴや蔵元さんのホームページも
お化粧品か何かの会社?と思うくらい可愛らしいです。
そんな雪椿酒造さんですが、
1806年創業の歴史のある蔵元さんです。
香りも味もとてもフルーティーで華やか。
きめ細やかな旨みと穏やかな丸さのある
やや辛口のお酒です。
華やかなお酒なので、
女性受けも良さそうです。
飲みやすいですが、味もあって、
お肉にもお魚にもよく合いそうです。
つづきまして。。。
日本刀(かたな)超辛口 純米吟醸
静岡県:花の舞酒造のお酒 日本酒度:+5~7
度々仕入れるスパッと辛口の純米吟醸酒。
『日本刀』と書いて『かたな』と読むのを
ご存じの方もいらっしゃると思います。
これまでとは少しラベルのデザインが変わりました。
井伊家の家紋である橘紋が加わり、
『浜松 直虎』と入っています。ナウいです。
食べ物の味や匂いを邪魔しない優しい吟醸香。
淡麗超辛口の部類に入るお酒ですが、
旨みもきちんとあります。
スパッ!と潔さを感じるキレと喉越しは爽快。
後味クリアな食中酒ですので、
複数のお料理にお箸をつけていただきやすいです。
辛口好きの方には特にお勧め。
端麗辛口の本醸造で十分とおっしゃる方にも
召しあがってみていただきたいですし、
日本酒初心者の方にも楽しんでいただきやすいと思います。
ご検討ください。
つづきまして。。。
真鶴(まなつる)山廃 辛口 特別純米
宮城県:田中酒造店のお酒 日本酒度:+6
山廃仕込みの特別純米酒。
以前にも書きましたが、読み方注意の『まなつる』。
宮城県も銘酒が多い土地ですが、
こちらの真鶴も好きな宮城の地酒の一つ。
口当たりも良く、
その後膨らむ旨みが充実している
ふくよかな味わい。
山廃で辛口のお酒。
山廃のお酒独特の酸味はごく控えめで、
キリリとした辛さが食欲をそそります。
味のバランスに良い具合に緩急がついていて、
ぼやけず最後までおいしいです。
お酒が進む⇒食が進む⇒お酒が・・・∞
そうなりそうな、とっても優秀な食中酒。
あんこう肝だらけ鍋との相性も抜群と思います。
2つ合わせてお勧めです。
つづきまして。。。
鯉川(こいかわ)純米
山形県:鯉川酒造のお酒 日本酒度:+7 酸度:1、4
山形県の鯉川酒造さんを代表する銘柄です。
飲み飽きせず、毎日楽しめそうな純米酒。
使われているお米ははえぬき。
精米歩合は60%です。
吟醸香はしつこくなく穏やかで、
口当たりからキレまで癖や飲みにくさがないので、
ススーッと進んでしまいそうなスイスイ系の辛口酒です。
ワインでいうと
ライト~ミディアムボディ。
最初の一杯としてもお勧めですし、
日本酒をあまり飲まれない方にも一押しです。
地酒の飲み比べは今月だけの期間限定ですので、
普段は日本酒を飲まれない方にも
お試しいただければと思っています。
スッキリと気持ちよく飲んでいただけます。
つづきまして。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)赤面 純米酒
岐阜県:林本店のお酒
秋冬のシーズンに大好評をいただく超辛口の純米酒。
今年も待望の入荷です。
使われているお米は五百万石。
精米歩合は70%。
日本酒度や酸度などの数値は公開されていませんが、
+12程度と言われており、超辛口の部類に入るお酒。
香りは控えめで、口当たりからシャープさが出ています。
芳醇なしっかりタイプのお酒ですので、
旨みもグングンと伸びやかに出てきます。
華やかさはありませんが、
辛さと厚い旨み、そして爽快なキレ。
食べ物の味や香りを邪魔せず、引き立て、
喉越しスッキリで全然間延びしません。
岐阜県の地酒ということもあり、
濃いめの味付けのものや
お味噌を使った料理にもよく合うそうですので、
和とんもち豚のチャーシューや
あんこう肝だらけ鍋などとも相性良さそうです。
辛口好きの方は飲まなきゃ損なおいしさです。
今回最後のお酒です。。。
光武(みつたけ)手造り純米 50%
佐賀県:光武酒造場のお酒
今回が初登場の佐賀県の純米酒です。
手造り純米とありますが、
麹造りに箱麹と呼ばれる
昔ながらの方法を用いて造られていたり、
搾りの作業も昔の手法である槽しぼりを採用されており、
全ての作業が手仕込みで行われているそうです。
使われているお米は麹米に山田錦。
掛米は地元の佐賀県産のお米。
純米酒ですが、
お米はしっかりと磨いた精米歩合50%。
純米大吟醸と同等クラスのお酒です。
香りは主張し過ぎることはありませんが
果実感があって綺麗です。
味にもフルーティーさと華やかさがあって、
味が綺麗に膨らみます。
全国酒類コンクールで金賞も受賞されており、
エキセントリックさがありませんので、
こちらも日本酒にチャレンジされたい方や、
女性の方に好いていただけそうです。
今回は飲み比べセットの特選地酒をご紹介いたしました。
産地もいろいろ、お酒の系統もいろいろです。
70㏄と小さいサイズなので、
普段は飲まれないような銘柄にもご注目ください。
繰り返しになりますが、
よろしくお願いいたします。