こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
広島県倉橋島から
今シーズンもかきの入荷が始まりました。
これから寒くなるにつれ、
どんどん身が大きく、
味が濃くなっていきまして、
全盛期は来年の2月頃。
特別なかきなので、
それまでにも充分おいしいのですが、
是非長いスパンで
ご検討いただけましたら
ありがたいです。
【広島県産かき料理】ページはこちらです。
よろしくお願いいたします。
さて、本題に入りまして。。。
少し日にちが経ってしまいましたが、
地酒が新入荷しております。
今回は11月8日(金)分を
ご紹介していきたいと思います。
左から
宮泉・尾瀬の雪どけ
会津中将・百十郎
左から二本目の尾瀬の雪どけですが、
写真に載っている旬吟の大吟醸から、
初しぼりの大吟醸に
銘柄を変更いたしました。
申し訳ありませんが、
旬吟の大吟醸は、
また別の機会でご提供いたします。
それでは最初のお酒です。。。
宮泉(みやいずみ)
純米酒 火入れ
福島県:宮泉銘醸のお酒
寫楽の銘柄でもお馴染みの
宮泉銘醸さんのお酒。
精米歩合60%の純米酒です。
フル―ティーで
洗練された清涼感のある香り。
濃い香りではないものの、
うっとりするような芳しさ。
軽やかな酸味が
素晴らしく魅了的な
甘酸っぱい口当たり。
角がなく、
少しとろみのある舌触りです。
苦味が芽を出し、
旨みが膨らんでいき、
もう一段階上の苦味で
ギュッと味がまとまり、
引き締まってからのキレはサッと軽快。
一口飲んだだけで
おいしさがストレートに伝わります。
最初のお酒にも良いですし、
多くのお客さまにお勧めです。
つづきまして。。。
尾瀬の雪どけ(おぜのゆきどけ)
純米大吟醸 初しぼり 生酒
群馬県:龍神酒造のお酒
今回が初入荷の尾瀬の雪どけ。
当店ではとても珍しい
群馬県の地酒です。
精米歩合が50%の純米大吟醸酒。
そして!
今シーズン初めての新酒です。
爽やかで、
りんごを思わせる果実感のある香り。
とても清らかで綺麗な印象を受けます。
少し刺激のある舌触りで、
甘苦い味わいから
徐々に甘酸っぱく味が変化していきます。
お口の中での香りは、
りんごに白ぶどうが加わったような風味。
思わず頬が緩む香り高さ。
まろやかで少し濃いめのスタートから、
味の変化に伴って
旨みが程よく広がります。
まるみのある甘味が再度高まって
スルッと素直なキレ味。
新酒ですが、
フレッシュさの中にコクがあって、
味がのっています。
しっかり味タイプの新酒。
飲みやすさは保たれているので、
重たさなくお召し上がりいただけます。
つづきまして。。。
会津中将(あいづちゅうじょう)
純米吟醸 美山錦2015
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+2 酸度:1、4
こちらは地酒屋さんの頒布会商品。
鶴乃江酒造さんが
頒布会用に特別に瓶詰された
すごく貴重な特注品です。
使われているのは
全量で美山錦。
精米歩合は50%で大吟醸と同等です。
鼻を近づけたときに漂う香りは
あまり強くなくて控えめ。
柔らかい甘さと骨太な旨み、
ほろ苦さがマイルドに溶け込んだ
口当たり。
しばらく寝かされているからか、
角がなくて、旨みがたっぷり。
お口の中では、りんごのような
ほんのり酸味のある香りがしますが、
香り自体は強くないように思います。
飲み進めるにつれて、
辛さと酸味がじわりじわりと
膨らんできます。
少しジリジリとした
辛さと苦味の余韻。
熟成というよりも
成熟を感じる味わい。
ひねた感じはないのに、
味には艶と落ち着き、
コクと深みを感じます。
希少な食中酒。
是非お召し上がりいただきたいです。
今回最後のお酒です。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)
赤面GOLD 大辛口純米酒
岐阜県:林本店のお酒
冷酒でも燗酒でも、
気分とお好みでお選びいただける
楽しみ2倍の百十郎赤面。
毎シーズン仕入れている銘柄。
今年も登場しました。
使用酒米は五百万石、
精米歩合は70%の
火入れされた純米酒です。
香りはシャープで
かなり控えめ。
お口に含むと、甘さは穏やで、
すぐにスッキリとした苦味と共に
エッジの効いた辛さが溶けた味が広がり、
ふわ~っと広く長く開いていきます。
しっかり辛くて、キレも良し。
二口目は酸味がもう少しきいて、
ほのかにウッディ―な香りが
鼻を抜けました。
それでも香りは強くないので、
種類豊富な食べ物に合わせやすいですし、
スッキリと淡麗で飽きないタイプ。
辛口のお酒好きの方には
特にお勧めの一本です。
今回は4本の地酒を
ご紹介いたしました。
それぞれカラーの異なる4銘柄です。
是非召し上がってください。