こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
東京の姉が
写真で冬物のストールを巻いていて、
東京ってそんなに寒いんかいな!?と
ビックリしたのですが、
秋深まってきました。
夏限定の茶そばや泉州の水なすも
シーズンはあと少しでしょうか?
さて、地酒の入荷ラッシュです。
今回は10月17日(木)入荷の
3本のお酒をそれぞれご紹介していきます。
左から
永寶屋・美禄・辰泉
それでは最初のお酒です。。。
永寶屋(えいほうや)
辛口純米 八反錦
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+7 酸度:1、5
会津中将も人気の
鶴乃江酒造さんの永寶屋。
辛口のお酒を仕入れました。
使われているのは
広島県産の八反錦。
全量で使用されています。
精米歩合は60%の純米酒です。
りんごのようなフルーティーな香り。
軽やかさと確かな味わいを
両立させた甘酸っぱいスタート。
すぐに旨みと辛さが一緒に膨らみ、
それと同時に甘味は
どんどんまろやかになっていきます。
酸味は少し落ち着いて、
艶感のある甘味が蜂蜜の様です。
日本酒度が+7ということで、
例年の永寶屋よりも高い値で、
ハッキリとした辛さを感じます。
味がグッと締まって
気持ちよくキレますが、
ジリジリ続く辛さに負けない
味わい深さ。
苦味は控えめに思います。
味のある辛口で、
非の打ちどころのない仕上がり。
大変おすすめです。
つづきまして。。。
美禄(びろく)
<秋>純米吟醸 雄町50
ひやおろし 秋月の露しずく
宮城県:男山本店のお酒
蒼天伝という銘柄でも有名な
宮城県 男山本店さんの美禄。
今回は秋限定の
純米吟醸酒を仕入れました。
酒米には岡山県産の雄町が
全量で使われています。
精米歩合は大吟醸と
同程度の50%。
爽やかで軽快でありつつ
芳しさもある香り。
とろ甘い甘味と酸味があって、
女性の方に好いていただけそうな
フルーティーな第一印象。
先に甘みが引いて、
束の間、酸味が際立ちます。
旨みの広がりは
なだらかでしっかり。
広がった旨みがMAXになったら
辛くなって、喉越しも辛口。
スッとキレて、キレ味爽やか。
後味はほんのりと苦めですが、
余韻がほとんどないタイプです。
飲み進めるにつれ、
苦味が次第に深くなって、
味にも厚みを感じるようになり、
飲み応えが出てきます。
ガツンとしたお酒の多い
雄町のお酒としては、
スマートなタイプで、
幅広いお好みの方におすすめです。
今回最後のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)
2019辰ラベルBlack
京の華一号
純米吟醸 無濾過生
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、5
辰泉さんから、黒いラベルの
カッコイイお酒を仕入れました。
使用米は辰泉さん自慢の
京の華一号。
精米歩合は57%の
純米吟醸酒です。
柔らかく酸味が漂う上立香。
香りの強さは控えめです。
透き通るような綺麗な口当たり。
清涼感もあって、
お水の綺麗さが伝わってきます。
お口の中でも
香りはさほど広がりませんが、
可愛らしいスイートな風味があります。
甘味は水飴のような
柔らかな滑らかさ。
一口が進むごとに
旨みの膨らみ始めるスピードが
アップしてくるように思います。
心地よい軽い苦味。
日本酒度の値よりも高く感じる辛さが、
抜群のアクセントで絶妙な締め具合。
すんなりと素直にキレる様子にも
好感度が上がります。
後味は少し密度が上がった
さらに真ん丸な甘さで、
最初の水飴から
キャンディーになったような感じ。
特徴的で魅力的です。
最初のお酒としてもおすすめ。
いろいろな方に
お召し上がりいただきたいです。
今回は
福島県と宮城県の地酒が揃いました。
福島県の地酒が相変わらずですが、
この頃は宮城県の地酒も多いです。
おいしい銘柄がたくさんありますので、
いろいろ召し上がってみてください。