こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
遅ればせながら地酒のご紹介です。
今回は天宮と天明の二種類のお酒をご紹介しようと思います。
それでは最初のお酒です。。。
天宮(てんみや)純米吟醸 夢の香 生
福島県:花春酒造のお酒
今回が初入荷の銘柄。
使われているのは会津産の夢の香。
精米歩合は50%の純米吟醸酒です。
フルーティーな香り、フレッシュさも漂う上立香。
とてもフルーティーで艶のある甘さはしっかり。
酸味と苦味が追いついて合わさりますが、それでも甘さが優勢です。
徐々に辛さがじわっと出てきて、サラッとキレます。
香りは口の中ではあまり広がらず、味が活き活き。
生酒らしい新鮮さ、程良い太さはあって、コクがあります。
雑味なく綺麗なイメージも。
飲み進めるにつれ辛さと苦さがより混ざり合い、スパイシーさがきいてきます。
甘さが印象的なので、甘口の日本酒がお好きな方にお勧めです。
もう一本のお酒です。。。
天明(てんめい)純米 亀の尾 二回火入れ 無濾過原酒
福島県:曙酒造のお酒
曙酒造さんの天明。
天明シリーズは何度も仕入れていますが、こちらの銘柄は初めてかと思います。
使われているのは会津産の亀の尾。
精米歩合は65%の純米酒です。
上立香はとても控えめ。
口当たりは綺麗な甘味が感じられ、角がなく、落ち着きがありつつ、透明感があります。
優しく綺麗な甘味が先行して印象的でしたが、もったりと濃厚な甘さではありません。
酸味はメリハリを作っており、鋭くはないものの芯のある辛さと、影の力持ちのような存在感の苦味で、おしとやかに展開していきます。
上品さもあって落ち着いた大人の女性のようなイメージ。
香りは口の中でも控えめ。
火入れが二回されていますが、凝縮感はあまりなく、飲みやすいです。
嫌われる要素が見当たらず、多くの方にお勧めできる一本です。
今回は初入荷の銘柄を二本ご紹介いたしました。
気分とお好みで、是非どうぞ。