朝晩少し過ごしやすくなりましたが、
風邪が流行っているそうです。
お気をつけくださいね。
今回は、金曜日に入荷した5本のお酒を
1本ずつご紹介していきます。
それでは、最初のお酒です。。。
王祿(おうろく)純米 超王祿 生詰ひやおろし
久しぶりの入荷になりました。
当店では島根県の地酒の代名詞 王祿です。
これまで王祿というと『超辛純米』というお酒が有名でしたが、
この度蔵元さんが『超王祿』と改名しリニューアルされました。
使用米は東出雲産山田錦です。
今までの王祿を超える王祿と言われているほどで、
旨みとキレのある抜群の飲み口という
王祿らしい個性が今回のお酒でも光っています。
日本酒度も高く、酸度も高いということで、
スッパリ竹を割るようなキレっぷり。
次の一口にスッと口が進むお酒です。
つづきまして。。。
武勇(ぶゆう)純米吟醸 ひやおろし
漫画『美味しんぼ』に名前が出たこともある茨城県の地酒です。
武勇も、仕入れると人気が続くことが多くて、
当店では特に秋冬場のお酒が人気が高いような気がします。
こちらのお米は山田錦と五百万石です。
綺麗な吟醸香と柔らかい旨み
そして武勇らしい深いコクが魅力。
ひと夏を過ぎた熟成感と五味のバランスが見事だそうです。
武勇の特徴が存分に出ているお酒です。
さらにつづきまして。。。
安芸虎(あきとら)純米 千本錦 ひやおろし
こちらも入荷の度に人気が高い安芸虎です。
先日はタイガースファンの方が飲んでくださいました。
使用米は千本錦。
凛々しく芯の通ったようなお酒ができやすいそうです。
南国フルーツのようなまったりとした香りと
熟成された旨みがよく合わさっていて、
ナイスなコンビネーションです。
口当たりは滑らかで、
濃厚なとろみがあるような旨酒です。
冷でもぬる燗でもとてもおいしいです。
もっとつづきまして。。。
墨廼江(すみのえ)特別純米 中汲み ひやおろし
墨廼江のひやおろしも到着しました。
お酒の一番バランスのいい部分といわれる
真ん中部分と汲んで詰められたお酒です。
こちらのお米は福井県産の五百万石。
柑橘系の果物を想像させるような爽やかな香りと
透明感がありつつも豊かな味わい、
フルーティーな酸味がバランス良く絡み合ったいい出来です。
日本酒度・酸度共に高めで、
キレもいいのではないでしょうか?
酒屋さんによっては既に完売というところもあるらしく、
早くも市場で人気のひやおろしです。
今回最後のお酒です。。。
寫樂(しゃらく)なごしざけ 純米吟醸
シックなラベルの寫楽がやってきました。
先日、お客さまに「なごしざけって何?」とご質問をうけました。
『なごしざけ』は漢字で書くと『夏越し酒』夏を越したお酒です。
造っておられる酒蔵さんは少ないのですが、
夏のお酒とひやおろしのお酒の間に出荷されるお酒です。
初秋のお酒といった感じでしょうか?
今回の寫楽は
果物のような上品な香りと、お米の旨味が上手く混ざって、
食中酒として、またまたとっても優秀です。
お米は山田錦と夢の香。
お酒の苦渋味も角がなく、熟成感のある味の中にも
軽やかさを感じられるまろやかで初秋らしいお酒に仕上がっています。
出荷数もごくわずかだそうです。お早目に。
冷でおすすめです。
今回は
産地いろいろな地酒が揃いました。
どれも個性的でおすすめです。