こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
毎日とても寒いですね。
体調をくずされないように
お気をつけください。
さて、
今回もお酒のご紹介を進めていきます。
今回は、亀齢・蔵太鼓・辰泉・磯自慢の
四本のお酒をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
亀齢(きれい)
萬事酒盃中 純米酒
広島県:亀齢酒造のお酒
日本酒度:+4~5程度
酸度:1、6~1、8程度
何度もリピートしている
広島県の純米酒。
漢字が並んだ銘柄は、
「ばんじさけさかずきのなか」と読みます。
以前のイメージよりも柔らかな香り。
その香りに違和感のない
まろやかな甘味が感じられ、
香ばしさと酸味が追いつくような流れ。
精米歩合は80%なのですが、
透明感があります。
カーーーッと辛さが上がってきて、
シャープなキレ。
試飲するために4口ほど飲んだのですが、
一口ごとに味の層の
厚みが増すように感じました。
香りは強くはないので
いろいろな食べ物の風味を邪魔せず、
幅広く合わせられると思います。
喉越しと余韻も辛口です。
つづきまして。。。
蔵太鼓(くらだいこ)
辛口純米
福島県:喜多の華酒造場のお酒
日本酒度:+10
以前、山廃仕込みの純米吟醸を
取ったことがあるのですが、
銘柄としては今回が当店初登場の
福島県の蔵太鼓純米。新酒です。
精米歩合は麹米で50%、掛米で60%。
スッキリとした香り。
ピンと張りのある酸味が先行し、
柑橘系の果物のような爽やかさで
瑞々しい香りが素敵な出だしです。
2口目は苦味もあって、
辛さが分厚く
さらに太くなったように感じました。
しっかりとした辛さですが、
同時にチリッとした刺激もあって、
辛さの種類が2つあるように思います。
香りは後半は落ち着いて、
こちらも食べ物を選ばず、
飲み飽きしない食中酒です。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)
しぼりたて純米 うすにごり生
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、5
毎年注文する
辰泉さんの新酒です。
使用米は麹米に会津産夢の香、
掛米に会津産コシヒカリ。
精米歩合は各60%・63%です。
うっすら、本当にうっすら薄にごりの
無濾過の新酒です。
爽やかでクールな香り。
柔らかな苦味を感じたところに、
甘さが下からポツポツと上がってきて
弾けて消えるのが続くような
珍しい味の出方。
酸味も徐々に出てきて、
ここはフレッシュさ満載。
しっかりと深まって辛さをきかせ、
ザザーーーッと引いていきます。
序盤はじわじわとしているのですが、
たっぷりと旨味のある新酒。
香りは強くはありません。
多くの方に好んでいただけそうで、
飲食店にとってもありがたいお酒です。
今回最後のお酒です。。。
磯自慢(いそじまん)
特別純米 山田錦
静岡県:磯自慢酒造のお酒
日本酒度:+3~5 酸度:1、2
兵庫県特A地区東条産新米特等山田錦という
すごそうな感じが伝わってくる
高品質で間違いなしの山田錦が
全量で使われています。
精米歩合は麹米で55%、
掛米で60%とのこと。
爽やかな香り。
口に含むと、
予想よりも甘味が控えめ。
まんまるとした甘酸っぱさ、
角がない明るい吟醸香が
パッと広がります。
旨味があって辛さが
少しずつ出てきます。
酸味と辛さが合わさって、
酸味が頭一つ分くらい出た後で、
スッとキレます。
淡い苦味が残る後味。
丸さと酸味のバランス、
そして、高級感のある香りが
印象的なお酒です。
こちらも多くの方におすすめです。
今回は広島・福島・静岡の地酒でした。
また試飲して、順次ご紹介予定です。
引きつづきご注目ください。
よろしくお願いいたします。