ご覧くださりありがとうございます。
お酒の入れ替わりがちょくちょくと進んでいます。
おすすめをたくさんご用意しておりますので、是非ご検討ください。
今回は辰泉と亀甲花菱をご紹介いたします。
それでは一本目のお酒です。。。

辰泉(たついずみ)辰ism №3 特別純米 山廃仕込 26BY
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、8
何度も仕入れている山廃仕込みの辰泉なんですが、今回の大きな特徴は7年熟成物ということ。
綺麗な琥珀色で、上立香はまろやかですが、酸味がきいています。

口の中では枯れ感のある大人っぽい香味が広がります。
味がのっていて、ふくよか。
熟成感で夏のお酒っぽさはなく、思いっきり主観で言うと、晩秋を思わせるほっこり感のある味。

食べ物によく合う程良い辛さもあって、メリハリがありますが、終始サービス精神の旺盛さを感じるしっかりとした味わい。
それでいて喉に詰まる感じはなく、充実感はありつつも重さは感じさせないところがすごいです。

後味はドライで、辛さと苦味が淡く残ります。
山廃の良さと熟成による滑らかさが活きていて完全な食中酒。
飲みにくいほどの熟成感はありません。
食べ物と一緒にどうぞ。
もう一本のお酒です。。。

亀甲花菱 (きっこうはなびし)純米酒 生原酒 無濾過中取り
埼玉県:清水酒造のお酒

少し久しぶりの入荷の亀甲花菱。
今回は精米歩合60%の純米酒です。

風味豊かでおいしそうな上立香。

甘さ、酸味、ほんのちょっとの渋味、キリッとした辛さが順に豊かな広がり。
濃すぎはしませんが、味・香り共に満足感たっぷりです。

旨味しっかり、飲み応えがあるタイプで、照りも感じます。
キレはサーーーーッと少し時間をかけて引いていき、後味は辛さと酸味が漂います。
無濾過生原酒好きの方は必飲。
こちらも食べ物の味を何倍にもおいしくさせてくれるお酒だと思います。
今回は味わい深い2本のお酒をご紹介いたしました。
是非お召し上がりください。