こんにちは。
4月も半ばですが、
温かいお酒も引き続きご用意しております。
ただいま実施中の【ほたるいかキャンペーン】にもよくあう地酒が、
昨日いろいろと入荷いたしましたので、ご紹介していきます。
左から
麓井・白隠正宗・石鎚・陸奥八仙・白岳仙
それでは、一本ずつご紹介していきます。
最初のお酒です。。。
麓井(ふもとい) 生酛 純米酒 大辛 「圓(まどか)」
山形県:麓井酒造のお酒 日本酒度:+9、5 酸度:1、4
初入荷の山形県の地酒です。
この頃、「超辛口」などと名が付くほど辛口のお酒がありませんでしたが、
今回は「大辛」ということで、日本酒度も高く、
辛いお酒がお好きな方々に一押しです。
ただ、冷でもいいのですが、
生酛(きもと)系のお酒ですので、
燗酒で召し上がるのがよりお勧めです。
生酛のお酒というのは、
昔ながらの製法で時間をかけて造られたもので、
山廃のお酒同様、燗につけるとおいしいと言われています。
こちらのお酒は、
生酛らしい長所がよく出ている仕上がりだそうで、
「燗上がりする」と表現されていました。
使用されているお米は美山錦。
しっかりと辛くてお勧めです。
つづきまして。。。
白隠正宗(はくいんまさむね)山廃純米 山田錦
静岡県:高嶋酒造のお酒 日本酒度:+7 酸度:1、6
久しぶりの入荷になりました。
水が綺麗で、銘酒も多い静岡県の地酒です。
やや辛口~辛口の部類に入ると思います。
上品ですっきりと綺麗な山廃です。
山廃のお酒らしい酸味もありますが、
くどくなく、味のアクセントとして効いています。
今までの入荷時には冷でお出ししていましたが、
先ほどもお話ししたように、
山廃仕込みのお酒も燗酒に向いているものが多いので、
燗でもお勧めです。
穏やかな優しい香りが、
温まることでさらにふっくらと広がります。
さらにつづきまして。。。
石鎚(いしづち)純米吟醸 山田錦 槽搾り中取り
愛媛県:石鎚酒造のお酒 日本酒度:+7、5 酸度:1、4
昨年は春のお酒から
例年以上に評判の良かった石鎚シリーズから仕入れた
無濾過の辛口のお酒です。
酒米の王様といわれる山田錦で造ったお酒の
一番バランスのいい真ん中部分が使われています。
ひとつ前の白隠正宗は静岡県の地酒らしく
綺麗さが目立つ山廃のお酒ですが、
こちらには力強さとか骨太さが感じられ、
趣がまた異なります。
少し寝かせてあるそうなので、
実が詰まった味わいというか、味に充実感がありますが、
瑞々しさも感じられます。
石鎚で造られているお酒らしい美酒です。
もっとつづきまして。。。
陸奥八仙(むつはっせん)
純米吟醸 無濾過生原酒 ISARIBI
青森県:八戸酒造のお酒 日本酒度:+5 酸度:1、9
昨シーズンのほたるいかの時期にも仕入れました。
いかの水揚げ量が多い八戸で、
魚介類を使った料理に合うようにと造られた
この時季だけのお酒です。
まさに今ドンぴしゃり!な一本。
いかとの組み合わせは、もちろん◎です。
陸奥八仙の特徴ともいえる
大輪の花が開くような香りは控えめですが、
食中酒・晩酌のお伴にピッタリなのは今回のお酒も同様です。
味のキレもよく、飲み飽きしないので、
ほたるいかと合わせて是非お試しください。
今の時期限定のコンビです。
今回最後のお酒です。。。
白岳仙(はくがくせん)純米吟醸 奥越五百万石 中取り
福井県:安本酒造のお酒 日本酒度:+4 酸度:1、5
白岳仙シリーズをいろいろと扱っている酒屋さんで、
こちらのお酒が1番人気というところも少なくないようです。
甘みと辛味のバランスがよく、味が広がりますが、
そのあとはサラリと喉の奥に自然と流れるような感じです。
いい塩梅の酸味がキュッと後味を締めるので、
喉越しと後味のよさも魅力のお酒です。
封切りを飲んでくださったお客さまが、
その日4~5種類の地酒を召し上がりましたが、
一番おいしかったのがこちらだったようです。
優秀な食中酒です。
今回は産地いろいろ、
少し辛めのお酒が傾向としては強いでしょうか?
同じ山廃のお酒でも雰囲気が違ったりしますので、
お好みに合わせてお選び下さいね。