こんばんは。
今回は火曜日に到着した福島の地酒6本を
ご紹介していきます。
本数が多いので、
世間話は省略して進めていこうと思います。
それでは最初のお酒です。。。
金紋(きんもん)會津 秋あがり 純米吟醸 生原酒
金紋會津の秋のお酒です。
こちらは酒蔵さん初の本生の秋上がりのお酒だそうです。
五百万石のお米を50%まで精米して造られているので、
純米吟醸と名前は付いていますが、中身は大吟醸と言えます。
そのため、熟した感も程よくありつつ、
生原酒の力強さもありつつも、雑味なくとても綺麗な仕上がり。
純米吟醸と大吟醸のいいところが混ざっています。
甘酸っぱくも芳醇な甘みも効いていて、
新酒のような青い感じもなければ、熟し過ぎて枯れた感じもなく、
秋の気候のようにちょうどよく、飲むと心地よくなって
秋の晩酌にピッタリのお酒です。
youtubeで蔵元さんが短く宣伝されていました。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)純米生詰めひやおろし
こちらは今シーズン二度目の入荷です。
前回入荷時、とっても評判がよかったので、
また仕入れてみました。
お手頃価格で高品質。
飽きもこなければ、嫌われもせず、
多くのお客さまにお勧めしやすいナイスなお酒です。
お酒の説明は前回入荷時の記事をご覧ください
⇒9月5日の記事
さらにつづきまして。。。
國権(こっけん)純米吟醸 秋あがり 五百万石
國権の秋のお酒がやってきました。
秋限定、銀色ラベルのお酒です。
こちらも先にご紹介した金紋會津のように
五百万石のお米を大吟醸クラスまで磨いて造られています。
透明感があって、繊細でとっても綺麗。
そこに、
しっかりとした旨みや上品な甘みが加わり、
飲み応えもある旨酒に仕上がっています。
安定しておいしい國権。
今回も多くのお客さまに気に入っていただけるはずです。
もっとつづきまして。。。
磐城壽(いわきことぶき)
赤ラベル 山廃純米 原酒 46号タンク
少し久しぶりの磐城寿。
磐城寿の中でも母が特にお気に入りの山廃のお酒です。
ひやおろしでも秋上がりでもない
蔵元さんこだわりの熟成感をもった赤ラベルの磐城寿です。
密度が感じられる酸味もあって、
濃純な味わいのお酒です。
山廃のお酒なので、
冷だけではなく、ぬる燗もすごくお勧めです。
どんどんつづきまして。。。
永寶屋(えいほうや)辛口純米秋あがり
会津中将を造っておられる鶴乃江酒造さんの
屋号が名づけられたお酒です。
このシリーズももちろんよく仕入れています。
今回のお酒ですが、
お酒屋さんいわく完璧だそうです。
もう何も言わなくてもいいような気がしますが、
サボらずにもう少しだけご紹介を続けようと思います。
透明感のある酸味と、やさしく熟成感のある旨味が
バランスよく広がります。
ひと夏越して、お酒全体は丸くやさしくなっていますが、
トゲのない辛さがよく効いています。
おかわりの率の高い
いい意味で中毒性のある会津中将と永寶屋です。
今回も人気が出ること間違いなしです。
今回最後のお酒です。。。
野恩(やおん)やおん特別純米 原酒 一度火入れ
野恩も特にこれからの季節
当店で人気が急上昇するであろう注目の一本です。
昨シーズンの
サバンナを連想させる(※私の勝手な解釈です)お酒の勢いは
本当にすごいものでした。
出荷量が少なかったあのお酒の一体何本を仕入れたでしょうか?
飛ぶ鳥を落とす勢いがありました。
そんな野恩に、今シーズンももちろん期待を寄せています。
今年はサバンナっぽいラベルは月のラベルになりました。
色の感じは変わっておらず、これもカッコイイです。
造っておられる大和川酒造さんは小さな酒蔵なのですが、
そちらの次男さんが『シンプル・ベーシック・ナチュラル』
というテーマに基づいて、お米作りから携わって大事に造っておられます。
今回は限定500本だそうです。
ご本人のコメントを載せておこうと思います。
「ふわりとした飲み口に米の旨味をしっかり感じさせ、
綺麗な酸味のある、ふくらみのある柔らかい味わいです。
冷や・常温・御燗どの温度帯でも美味しく頂けます。
今回で3年目、毎年理想の純米酒を目指して、
その年の造りの最後に、自身の集大成としてこの野恩の仕込みに挑みます。
喜多方の風土・蔵の環境・お世話になったひと様への
感謝と愛をこめて・・杜氏 佐藤哲野」
今回は福島県会津のお酒が揃いました。
本格的にあたたかいお酒もおいしい季節です。
銘柄選びにも飲み方にも迷う
贅沢な季節です。