こんばんは。
日が暮れるのが少し早くなったように感じます。
明日は貴重な晴れ間だそうで、
気温は上がってもカラッとした暑さだそうです。
もうすぐ秋なんですね。
日本酒業界でも、
ぬる燗にしてもおいしいお酒が続々登場しています。
冷たくても温かくてもおいしいなんて、なんだかお得な気分です。
そんな今回は、昨日入荷した地酒を
それぞれご紹介していこうと思います。
ただ、総数が10本ととても多いので、
左半分と右半分との2回に分けてご紹介しようと思います。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
それでは最初のお酒です。。。
日輪田(ひわた)山廃純米 ひやおろし
今回が初入荷の日輪田。
宮城県の地酒です。
160年以上の歴史のある酒蔵さんで、
若い方が奮闘してお酒造りをされているそうです。
使われているお米は宮城県産の蔵の華と山田錦。
今の時期出始めの山廃のひやおろしのお酒です。
堂々としていて力強いラベルのデザインとは裏腹に、
お米の旨味をしっかりと蓄えながらも
やさしくまろやかに熟成しています。
しかし後味はラベルのイメージどおり
スッキリと潔く切れます。
つづきまして。。。
黄金澤(こがねさわ)山廃純米 ひやおろし
こちらも先ほどと同じく
山廃のひやおろしで、宮城県の地酒です。
使われているお米はひとめぼれ。
丁寧な造りの山廃仕込で重さを感じさせない味わい。
酸度・日本酒度共に日輪田よりも低めで、
違った趣のあるお酒です。
適度な米の旨味を持ちつつ、
完熟した果実のような丸みのあるまろやかな喉越し。
香りを抑えてふくらみのある柔らかな口当たりが特徴です。
ぬる燗にすると
より優しく深みのある味わいとなるそうです。
どんどんつづきまして。。。
萩の鶴(はぎのつる)特別純米 ひやおろし
久しぶりの入荷になりました。
宮城県の地酒、萩の鶴。
ボトルもラベルも暖色で、
黄色がかった色の紅葉が一足早く秋を告げています。
香りはおだやかで、旨味重視の純米酒です。
たっぷりな旨味と少し高めの酸味が
味にボリューム感を与えています。
通常は冷やしてご用意していますが、
こちらも燗にすると、さらに味わいが引き立つそうです。
もっとつづきまして。。。
若乃井「秋宝」(わかのい しゅうほう)
特別純米 ひやおろし
こちらは今回が初入荷の銘柄です。
120年の歴史を持つ山形県西置賜郡にある若乃井酒造さんにて、
若い方が造っておられるそうです。
この「秋宝(しゅうほう)」ですが、
緑色の春宝・紺色の夏宝・白色の冬宝と
季節の移り変わりにあわせて、
そのとき飲み頃のお酒を出荷されているそうです。
秋は赤色。
布のようなラベルが目新しいです。
酒質ですが、
香りは控えめでソフトな口当たり。
キメの細やかな酸と、キレの良い気持ちの良い喉越しです。
やわらかくも味わい深く、
あっさりとしているようで、ジワジワと旨味が増す食中酒です。
「岩清水のような綺麗な味わい」とも紹介されていました。
価格も今回のお酒の中ではお手頃。お試しください。
さらにつづきまして。。。
辰泉(たついずみ)純米 生詰め ひやおろし
こちらも今回のお酒の中ではお求めやすい価格の一本です。
しかも、こちらの銘柄を扱うのは今回が初めて。
辰泉にすでに親しんでくださっているお客さまにもお勧めです。
酸度・日本酒度共に低く、熟成時期を経て、
大変まろやかで旨みがとろけるお酒だそうです。
甘酸っぱい酸味も感じられますが、
とげとげしさは一切なく、とにかくマイルド。
雑味もなく、のど越しまで優しいお酒に仕上がっているそうです。
筆で描いたような文字と稲穂のラベルはザ・日本酒!
なんだか古き良き日本の素朴な風景が目に浮かぶようで素敵です。
今回は写真の左から5本をご紹介いたしました。
次回は右半分のお酒をご紹介しようと思います。