ご覧くださりありがとうございます。
御堂筋のイチョウが
綺麗に色づいてきました。
今夜はお店の床の上で
黄色いイチョウの葉っぱを拾いました。
肌の乾燥とともに季節の移ろいを感じるこの頃です。
さて。。。
2本だけなのですが、
お酒のご紹介をしていきたいと思います。
11月26日と日付は打ってありますが、
しばらく前に仕入れ、頃合いを見てご提供しようと
冷蔵庫で少しの間保管していたものです。

左:Yamatoya Zennai 右:花泉
それぞれご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。

Yamatoya Zennai(やまとやぜんない)
純米 無濾過 生原酒
福島県:峰の雪酒造場のお酒
酸度:4、0
お酒屋さんの頒布会の一本です。
いろいろな国のお料理があったり、
味にも幅があって、食べ物の種類が増えている昨今。
日本酒の味わいにも
大胆な変化があってもいいのでは?との考えで、
今年リニューアルして出来上がったお酒です。
一切加熱処理をしていない
特別仕様の生タイプ。

香りは柑橘系の果物のようなフレッシュな香り。
新しい試みということで、
酸度の値は驚異の4、0。
個人的には、1、5を超えると値が高い印象なので、
4、0には驚きました。

シュワシュワな酸味が弾けまくりの
個性的で新しい味わい。
甘みはほとんど感じず、
酸味から味がキューッと伸びて、ストンと切れます。
テイスティングのために開封しましたが、
この後、こなれてきたときにも味が変化していそうです。
封切後も味がそれほど変わらないものもありますが、
何となく大きく化けそうな予感・・・。
頒布会用のお酒ですので、
珍しいお酒がお好きな方にもお勧め。
ご検討ください。
2本目にして今回最後のお酒です。。。

花泉(はないずみ)やまヨロ万(やまよろまん)
純米吟醸酒 もち米四段掛け 一火
福島県:花泉酒造のお酒
こちらもお酒屋さんの頒布会の特別商品です。
花泉酒造さんは
奥会津の山間部に蔵を構えておられ、
会津の城下町とは気候や食べ物も
異なるのだそうです。
地酒はその土地の食べ物のと合うので、
城下の地酒とは少し色が違うという楽しみがありそうです。

そんな花泉さんでは、もち米を用いた
全国でも珍しい伝統的な技法を守って
お酒造りが行われています。
今回のお酒には、
五百万石、夢の香、もち米ひめのもちと
全量に亘り会津のお米が使われています。
精米歩合は大吟醸と同等の50%です。
2月にできたお酒を-5度で寝かせた後
出荷されています。

甘みと酸味が混ざったような軽めの香り。
酸がきいていて、嫌味のない甘みと共に
口当たりから間髪入れず、味が広がります。
酸味はしっかりときいていますので、
かきポン酢や和豚もち豚のしゃぶしゃぶなどと
組み合わせが良さそうです。
今回は限定品の頒布会のお酒をご紹介いたしました。
偶然にもどちらも酸味がきいたタイプ。
なくなり次第終了ですので、
気分とタイミングでご検討ください。