ご覧くださりありがとうございます。
3月限定で実施しておりました
“希少銘酒まつり”は
先月末をもちまして終了いたしました。
たくさんのご注文をいただきました。
どうもありがとうございました。
今日から新生活のスタートという方も
多いのでしょうか?
いろんなこと、
うまくいきますように・・・。
お酒にも春のシーズンが到来!
ピンク色のラベルのお酒が出てくる時季です。
当店でも新しく地酒が入荷いたしました。
ご紹介していきます。

左から
羽根屋・弥右衛門・石鎚・三諸杉・辰泉
それでは最初のお酒です。。。

羽根屋(はねや)特別純米 しぼりたて生酒
富山県:富美菊酒造のお酒
日本酒度:+5 酸度:1、5

かなり久しぶりの入荷です。
富山県の地酒 羽根屋。
羽根屋って綺麗な名前ですが、
次期杜氏さんの苗字が羽根さんとおっしゃるのだそう。
かっこいいです。いいな~。

使われているお米は
地元産の五百万石。
精米歩合は60%です。

香り穏やかで、甘さは控えめ。
軽めの口当たりから
ちょっぴりスモーキーな風味が感じられ、
グンと旨みが広がります。

キレが良く、
後味にはほんの少しの苦みを含んだ余韻。
日本酒度の値ほどの辛さは感じず、
やや辛口の部類に入ると思います。

新酒の生酒ですが、
燗にしてもおいしいとの情報も。

食べ物の味を引き立ててくれる食中酒です。
つづきまして。。。

弥右衛門(やうえもん)純米 しぼりたて 生酒
福島県:大和川酒造のお酒
日本酒度:+2

弥右衛門の純米の新酒です。
生産量が少ない春までの限定酒です。
ここ数年は毎シーズン仕入れているでしょうか?
お気に入りの銘柄です。

使用米は福島県自慢の夢の香。
精米歩合は58%です。

香りは強くはありませんが、
フルーティー。
前半は柔らかい甘みと
新酒らしいフレッシュな爽やかさ。

その後、柔らかく旨みが広がって、
最後は若い苦みを感じさせつつ切れます。
こちらもお料理を選びませんので、
多くのお客さまにお勧めできます。

タイミングの問題ですが、
ただいまご用意しているお酒には
純米吟醸のお酒が多めなので、
純米好きの方には是非お召し上がりいただきたいです。
つづきまして。。。

石鎚(いしづち)純米吟醸 春の酒
愛媛県:石鎚酒造のお酒
日本酒度:+4 酸度:1、5
可愛い色の春らしいラベルのお酒。
季節限定酒です。

使われているお米は
愛媛県産のしずく媛。
精米歩合は50%です。

口当たり爽やか。
透明感があります。

ピンク色のラベルだからか、
甘さがきいていそうに思ったりしますが、
甘さは控えめの辛口よりのお酒です。

旨み柔らかく広がり、
ほんのりと苦みを含みつつ
キレに向かいます。

酸味は穏やかで存在感は強くありませんが、
キレはスッキリと綺麗に切れます。

さっぱりとした後味で、
スムーズに飲み進めていただけると思います。
つづきまして。。。

三諸杉(みむろすぎ)
純米吟醸 雄町 おりがらみ生酒 華きゅん 29BY
奈良県:今西酒造のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、9

三諸杉も春限定のお酒を選びました。
お花とハートが混ざったラブリーなラベルです。

可愛いラベルとは反対に、
使われているお米はドシッとした
旨みたっぷりのお酒ができやすい雄町。
雄町のお酒は、少し値段が張る印象ですが、
贅沢に全量で雄町が用いられています。
精米歩合は60%です。

開栓するたびにプシュッ!と
フタが跳ねそうになるくらいの活きの良さ。
ピチピチとした舌触りがあります。

お酒を注いで、
ボトルを真っ直ぐに戻すと、
シュワシュワが上がってきます。
日ごとに落ち着いては来ると思いますが、
今はそのような感じです。

主張は強くはありませんが、
甘みを少し含んだようでいて、爽やかな香り。

甘みは控えめ。
口当たりにもそれほど感じられません。
すぐに膨らむ旨味は濃いです。
雄町と無濾過生原酒のパワーが感じられます。

丸い味わいでジューシー。
酸度の値が高いのですが、酸味は強くなく、
キレに活かされている気がします。
若干の苦みをアクセントに
気持ちよく切れて、後味スッキリ。

うっすら薄にごりのおりがらみ。
おりの量は瓶底から1㎝程度でしょうか?
食べ物とも相性よく、
いろいろなものに合うと思います。
今回最後のお酒です。。。

辰泉(たついずみ)純米吟醸 美山錦 28BY
福島県:辰泉酒造のお酒
入荷後しばらく保管して、
満を持しての登場。
既にご紹介済みなのですが、
ご紹介記事が昨年12月頃です⇒こちら

酸味穏やかでまろやかなお酒です。
樽酒のような香味があって、
食欲をそそります。
口当たりはやや甘めですが、
味にメリハリがあって、
後味はソフトな食中酒です。
柔らかいので
ツンとした尖りがないのですが、
キレが良いです。
お勧めです。
今回は春のお酒を含め、
5本の地酒をご紹介いたしました。
気分とお好みでどうぞ!
今月もよろしくお願いいたします。