こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
おかげ様で忙しい日が続き、試飲する間がなく完売していく銘柄や、あっという間に減って試飲を控える銘柄ばかりで、久しぶりの更新になりました。
相変わらず、地酒の売れ行きは好調です。
今回はささまさむねと七本槍をご紹介したいと思います。
それでは最初のお酒です。。。
ささまさむね 特別純米 生酒
福島県:笹正宗酒造のお酒
酸度:1、7
毎シーズン楽しみにしているささまさむねのにごり酒です。
シュワッと軽やかなガス感がありましたが、現在は落ち着いています。
使われているのは喜多方産の夢の香。
精米歩合は60%です。
かなりしっかりとにごっています。
爽やかさとほのかなミルキーさが一体化した上立香。
きめが細かい質感。
コクの中に苦味が程良くあって、まろやかさと刺激が両立されています。
口の中での香りはミルキーさが更に強くて、味とよく合っています。
まろやかなコクをベースに程よい酸味と軽い辛さで締まり、味の強弱が違和感なく展開されます。
お酒屋さんでも毎年完売の速い人気の銘柄。
召し上がった方からの評判がとても高い一本です。
もう一本のお酒です。。。
七本槍(しちほんやり)純米 吟吹雪 搾りたて生原酒
滋賀県:冨田酒造のお酒
吟吹雪使用の純米の新酒。
精米歩合は60%です。
あっさりとした上立香。
あるかないか微妙な程度の舌への刺激があります。
甘酸っぱい第一印象で、爽やかで飲みやすいとすぐに感じました。
口の中に留めていると甘さがじわっと伸びてきて、熟れたりんごのような香味に変化。
新酒らしい瑞々しさとフルーティーさ、生原酒らしい終盤の深み。
苦味でグッと一段下がるように深まって、サッとキレます。
魅力的な要素がいくつもありつつ、バランスの良い仕上がり。
口の中での香りもほんのりとしていて心地よく、後味も◎です。
二口目以降は酸味よりも甘味・苦味が特徴的になったように感じ、コクが増加。
爽やかさとまろやかさが混在した味わいですが、一口でおいしいと伝わるお酒だと思います。
多くの方におすすめです。
今回は白くにごったささまさむねと、飲みやすい七本槍をご紹介いたしました。
どちらもおすすめです。
気分とお好みで是非どうぞ。