あけましておめでとうございます。
本年もご覧くださりありがとうございます。
昨年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
平和で心身ともに健やかな佳い一年になりますようにお祈りしております。
本年もよろしくお願いいたします。
本題に入りまして、今回は大七と花垣をご紹介しようと思います。
それでは最初のお酒です。。。
大七(だいしち)
生酛造り 雪しぼり 本醸造 生原酒
福島県:大七酒造のお酒
生酛造りの純米酒を仕入れることが多い大七ですが、新酒が出たので注文しました。
精米歩合69%の本醸造酒。
アルコール度数は高めの18度です。
スッキリとシャープで軽快な上立香。
とろ甘い口当たりに、すぐに苦味が重なるように加わり、そこに間髪入れずに辛さが合わさります。
辛さはとてもスパイシーで、しばらく口の中に留めているとピリピリと強い刺激を感じます。
口の中での香りは可愛らしさを感じる甘い香り。
刺激的な辛さとのバランスが個性的で、若干いじわるです。
後半は、辛さの主張で隠れつつあった甘味が再び存在感を出して高まり、辛さをきかせてキレます。
とても甘くて、とても辛いお酒。
ハッキリとした太さもあります。
アルコール度数も高いので、お水を挟みつつどうぞ。
パンチのきいた新酒です。
もう一本のお酒です。。。
花垣(はながき)
純米65 にごり
福井県:南武酒造場のお酒
日本酒度:-20 酸度:1、8
思い切り濁った花垣。
毎年この時期に仕入れることが多い私も好きな銘柄です。
当店では珍しく甘口のお酒です。
こちらは新酒ではなく、一回の火入れがされています。
精米歩合は65%で、アルコール度数は14度。
ミルキーでコクがあり、酸味を軽く感じさせる上立香。
甘酒に似た香味が一番最初にあって、コクのある質感で滑らか。
間を置かずに酸味・辛味の順で加わります。
日本酒度-20の値ですが、きちんと辛さも感じます。
口の中でわずかにシュワッと泡になるように広がって、さらっとキレます。
2口目はさらにパワフル且つボリューミーに。
口の中での香りはふくよかですが、味との違和感が全くありません。
じわっと辛さが残る後味。
例年のイメージよりも辛くて、そこもまた◎でした。
昨日もお知らせいたしましたが、本日も17:30~21:30に営業時間を変更して営業しております。
ご来店のご検討をよろしくお願いいたします。