先日入荷したお酒の酒質について
お話していこうと思います。
最初のお酒です。。。
寫楽(しゃらく)
純米の火入れです。
酸度が低くて、まろやかで、
1回だけ火入れされたお酒。
メロンを思わせる香りは控えめですが、
きつくない香りが、飲みやすくさせています。
どなたにもお勧めできるお酒です。
続きまして。。。
乾坤一(けんこんいち)特別純米
先週末、
「辛口の冷酒のお勧めはどれですか?」と
お客様に尋ねられた際、こちらをお勧めしたら、
その後3回もおかわりして下さいました。
相変わらず嫌われないお酒です。
旨みもたっぷり。
ちなみに、
ラベルにある『(創業)正徳2年』。
古い話過ぎて、私なんて
元号の読み方すら・・・。
『正徳(しょうとく)』と読むそうです。
いつ頃のことか調べてみたら、
まさかの1712年(たぶん)。
老舗ですね。すごすぎです。
日本人の口に合うように
お酒造りをされているのだと思います。
お味見下さい。
さらに続きまして・・・
宝剣(ほうけん)の純米
「魂心の一滴」です。
口当たりは優しいのですが、
徐々に旨みが押し寄せる1本。
野菜料理との相性が良いそうです。
こちらのお酒も、1杯目のご注文後、
おかわりして下さる方がおられました。
辛さと酸味のバランスも良さそうです。
じゃんじゃか続きまして。。。
東北泉(とうほくいずみ)
雄町を使った純米です。
日本酒度+10で、今回1番の辛口のお酒。
生原酒です。
使用されているお米の「雄町」は岡山県発祥の酒米で、
しっかりとした濃い味のお酒に仕上がる傾向があるようです。
しかし、今回の東北泉は
抜群の爽やかさと透明感があると聞きました。
果たしてどうでしょうか??
ご自身でお確かめ下さい。
前回までは新酒もちらほら混じっていましたが、
そろそろ新酒も少なくなってきました。
ただいまは、数量限定酒を中心にご用意しております。
わたくし事ですが、
最近、お客様にお酒のお勧めを尋ねられたときに、
お好みに応じたものをお勧めできるようになってきました。
ご提案したものが気に入っていただけたときには
やったー!と、とっても嬉しくなります。いひひ。。。