こんばんは。
昨日入荷したお酒を1本ずつご紹介していきます。
今回は全てのお酒の後ろ側のラベルに
お酒についての説明が書いてありました。
写真をクリックしていただくと
別画面で大きく表示されますので、
興味を持たれた方はチェックしてみてください。
あと、
今日の4本はいずれも開封後に写真を撮りました。
よく見るとちょっと減っています。
それでは最初のお酒にまいります。。。
磐城寿(いわきことぶき)純米吟醸 夢の香
新酒の時期に
水色のラベルが付いたおりがらみのものを
2~3回仕入れたことがありますが、
白いラベルの銘柄は初めてではないでしょうか??
出荷本数は800本。
口に含んだときに香る少し控えめで上品な匂いは
桃のようだそうです。
柔らかく膨らんで、気持ちがいいキレもあって、
当店では他の磐城寿にかんしてもそうなのですが、
ご注文してくださったお客さまの多くが、
おかわりしたくなってしまわれるようで、
ついつい進んでしまうという魅惑的なお酒でもあります。
ラベルの下の部分に
『The Fishermen's Toast(漁師たちの祝杯)』
と書いてありました。
昨日初めて見つけたのですが、
他の磐城寿にもあったのでしょうか?
つづきまして。。。
陸奥八仙(むつはっせん)ISARIBI 特別純米
紺と紫が混じったような
クールな雰囲気のラベルです。
こんな陸奥八仙は初めて見ました!
コンセプトが
『新鮮な海の幸と共に楽しむお酒』です。
新鮮処ととろにどんぴしゃりなお酒です。
ラベルにも漁について書かれていますが、
八戸港はイカの水揚げ量が日本一だそうですよ。
陸奥八仙の中では辛口寄りのちょっと珍しい趣のお酒です。
日の出のように徐々に自然な甘みがやってきて、
引いていく波のように静かに
それまであったお米の旨味が引いていきます。
飲み飽きず、
どんどんおいしくなってきている魚介類にピッタリです。
火入れされたお酒で、
瓶にかわいらしい火入れを示すマークがついていました。
ご存じの方もおられると思いますが、
いさり火とは夜間に魚をおびき寄せるために
漁船で焚く火のことだそうです。
私は初めて知りました。
あと、私は昨日生まれて初めて
『いさり火』などというカッコイイ言葉を使いました。
さらにつづきまして。。。
遊穂(ゆうほ)生もと純米生原酒
黄色い遊穂なのですが、
注目していただきたいのはこの酵母名!!
『未確認浮遊酵母仕込み』
以前、遊穂の名前の由来がUFOだとお話しましたが、
ここまで来ていました・・・。
蔵に棲みついていた天然の酵母を
大事に大事に手間と時間を惜しまず育て造られた
生もと造りという昔ながらの製法でできたお酒です。
今回のお酒でもう一つ特徴的なのが、
3、0というかなり高い数値の酸度。
酸味が強いのが遊穂の特徴でもありますが、
私もここまで高い値は初めて見ました。
甘酸っぱい香りが感じられ、甘みの中にも辛みもあり、
広がる瑞々しいおいしさが広がります。
生原酒なので濃いめのお酒ですが、
酸味が最後にキュキュッときちんと引き締めてくれます。
今当店でご用意している他のお酒に埋もれない
強い個性のあるお酒です。
今回最後のお酒です。。。
吟望天青(ぎんぼうてんせい)(秋) 純米おりがらみ
天青の秋限定酒で、
当店では今シーズン最初のおりがらみのお酒です。
おりの量はそれほど多くなく、
薄ーーーく半透明な感じです。
滑らかな口当たりと
純米酒らしい濃醇な味わいがありながら
キレもいいお酒。
1回火入れされた原酒なので、適度な飲み応えもあって、
じっくりと味わって飲むのにいいお酒です。
ちなみに、
湘南に唯一ある酒蔵の熊沢酒造さんで造られている
こちらのお酒。
防空壕でじっくりと寝かされて出荷されるという
珍しい1本でもあります。
今回は1本ごとの写真が4枚という
見た目も中身も魅力的なお酒が揃いました。
お召し上がりくださいませ。