日に日に涼しくなってきました。
日暮れが早くなって、夜が長くなってきましたね。
秋の晩酌の耳寄り情報を今回もお届けしてまいります。
地酒が新入荷いたしました。
左から
素品彌右衛門・金紋會津
京の華・永寶屋・萬代芳
それぞれご紹介していきます。
それでは、最初のお酒です。。。。
素品彌右衛門(すっぴんやうえもん)
福島県:大和川酒造店のお酒
今回が初入荷の素品(すっぴん)。
使われているお米は自家栽培という酒米 夢の香。
銘柄はとってもシンプル。
『何とかかんとか 純米酒』といったような情報は付加されていません。
なので、少しご説明しておくと、
こちらのお酒は、山廃仕込みの純米酒で無濾過の原酒。
火入れは一回です。
そういうわけで、
冷酒でも燗酒でもお勧めです。
蔵元さんのコメントによると・・・
飾らない自然な味わい、飲み飽きしない味わいの奥深さ、
長くしみじみと付き合っていけるお酒を目指して仕込んだ食中酒です。
優しい酸味と旨味がしっかり感じられ、
全温度帯で美味しくゆるりと飲んでいただけます。
是非、お味見ください。
つづきまして。。。
金紋會津(きんもんあいづ)秋あがり 純米吟醸
福島県:會津酒造のお酒 日本酒度:
蔵元さん独自の山系地下水を使って造られ、
生詰でひと夏寝かされた純米吟醸酒。
純米吟醸酒となっていますが、
南会津産のお米を50%精米して仕込まれた
中身は大吟醸クラスの一本。
蔵元さん曰く、
「スキッとした中に円熟したほのかな甘味のある味わいです。」とのこと。
日本酒の日 10月1日に発売が開始された
秋を代表するお酒です。
さらにつづきまして。。。
京の華(きょうのはな)別撰瓶囲い 純米吟醸
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、7
辰泉シリーズでお馴染みの蔵元さんの
別シリーズがこちらの京の華。
今回のお酒は、仕入れたお酒屋さんでは早くも完売。
酒米 京の華を使った造られた今年初めの辰泉を
火入れした後、瓶詰めして冷蔵貯蔵させたもの。
そのときの辰泉が絶品だったので、
こちらのお酒もおいしいに違いありません。
熟成を経て味がのっている感じがしますが、重たさはなく、
甘みと酸味も良い塩梅で、全体的にきちんとした上品さがあります。
喉越しと余韻は心地よく続き、
今回も辰泉さんは期待を裏切らず、
お酒好きの皆さまをとても幸せな気持ちにさせてくれると思います。
もうちょっとつづきまして。。。
永寶屋(えいほうや)秋あがり 辛口純米 生詰
福島県:鶴乃江酒造のお酒 日本酒度:+7 酸度:1、3
会津中将でお馴染みの鶴乃江酒造さんの
別シリーズ 永寶屋。
今回の秋のお酒は毎シーズン仕入れるこの季節の常連です。
使われているお米は広島県産の八反錦。
春に搾ったお酒を火入れして、
秋口まで貯蔵されたお酒。
春のお酒がとても好評だったお酒の熟成版。
柑橘系の果物のような心地いい酸味が味を深めつつ、
角はなくて飲みやすいです。
徐々に広がるしっかりとした辛さは、
辛口好きをうならせること必至。
是非お召し上がりください。
今回最後のお酒です。。。
萬代芳(ばんだいほう)特別本醸造生 秋安可り
福島県:白井酒造店のお酒
また仕入れてしまいました!
今シーズンだけで何度目でしょうか??
それも間を置かず、かなりのスピードで。
それだけ、ご好評をいただいており、
売り切れるのが早いお酒です。
お酒の詳しい説明は、過去入荷時の記事をご覧ください⇒こちら
今回もどうぞご贔屓によろしくお願いいたします。
今回は
福島県の地酒をご紹介いたしました。
季節が進んできまして、
食べものもどんどんおいしくなってきます。
いよいよ広島県産の牡蠣も登場いたしました。
是非、こちらも併せてお召し上がりいただければと思います。