もうすぐ3月なのに相変わらず寒い日が続きますね。
早く暖かくなってほしいですね~。
・・・って、さっき書くべきでしたね。
さてさて。。。
さっそく、紀土・玉川・黒龍の3本を
それぞれご紹介していこうと思います。
紀土・黒龍の登場時には、
上の地酒メニューに加えますので、
適当にチェックしてみてくださいね。
それでは最初のお酒です。。。
紀土(きっど)純米大吟醸 山田錦 精米歩合四十八
またまた純米大吟醸が登場です。
並盛650円・得盛1050円で飲めるのが、
ちょっとお得な類のお酒です。
過去に登場した『すいすい系』や『どっしり骨太系』など
私が好き勝手いうお酒のタイプで例えると、
こちらは『やさしく包んでくれる系』。
南国の和歌山県のイメージにもあう
マンゴーを連想させるような香り。
味には深みがあって、
やわらかな旨みがふんわりとしているそうです。
酸味も強くなく、
全体的にキレイで優しいお酒に仕上がっているようです。
淡麗な辛いお酒がお好みではない方には
是非、お試しいただきたいです。
つづきまして。。。
玉川(たまがわ)山廃純米 無濾過生原酒 酵母無添加
こちらは、冷でもいいのですが、
どちらかというと、ぬる燗でより一層おいしそうなお酒です。
『酵母無添加』と特徴的な名前がついていますが、
いろいろ種類のある酵母はあえて使わず、
長年のお酒造りのうちに
蔵内に自然に棲みついた酵母によって造られたお酒です。
歴史とミクロの世界のスゴさに驚きますが、
遊穂(UFO)の『未確認酵母』など、
ときどき稀に、こうしたオリジナルの酵母が使われていますね。
こちらは先ほどご紹介した紀土とは大きく違って、
濃く、酸もしっかりと感じられる『どっしり骨太系』のお酒です。
ワインでいうところのフルボディーです。
旨みはぶわっと膨らんで、
甘みも酸味も苦みもよく感じられるそうです。
濃いガツンとくるお酒がお好みの方にオススメです。
そういえば、杜氏さんがイギリスの方だそうです。

にっこり
今回最後のお酒です。。。
黒龍(こくりゅう)純米吟醸
こちらは、福井県の地酒。
そのまんまですが、
黒龍という名前の純米吟醸のお酒です。
シンプルな名前で、話が早そうなところがいいです。
こちらは、
冷やでもぬる燗でも、どちらでもおいしいお酒です。
上品で透明感があるのは
どちらの飲み方でも感じられますが、
ぬる燗にすると、旨みがより引き立つ感じがあるそうです。
味の幅も程よくあって、
酸味がお酒のキレをよくしているところも魅力。
何系にしようか迷うくらい魅力が多いお酒です。
今回は、
冷酒でオススメの純米大吟醸の紀土、
(どちらかというと)ぬる燗がオススメのガツンとくる玉川、
冷でもぬる燗でもおいしい上品な黒龍となりました。
気分とお好みにあわせてお召し上がりください。