つづきまして、12月14日(日)入荷分のお酒を
ドドーンとご紹介していきます。
左から
相模灘・やまとしずく・賀儀屋・小左衛門・亀甲花菱
楯の川 山ぶどう・若波 レアカシス梅酒
それでは最初のお酒です。。。
相模灘(さがみなだ)純米吟醸 美山錦
神奈川県:久保田酒造株式会社のお酒 日本酒度:+2 酸度:1、6
蔵元さんが最も得意とする美山錦のお酒。
50%まで精米した大吟醸クラスの贅沢なお酒です。
透明感のある軽やかな旨味、
果実感のある心地いい酸は綺麗な印象。
爽やかな余韻を残しながら消えていきます。
相模灘のお酒はシリーズをとおして、
素直で飲みやすいイメージ。
個性的なことを追及し過ぎず、奇をてらわず。
すーっと体に馴染むお酒です。
つづきまして。。。
やまとしずく 純米吟醸 にごり生 ユキノヤマト
秋田県:秋田清酒株式会社のお酒 日本酒度:+2 酸度:1、9
今回が初入荷の秋田県の地酒。
見た目からして冬な雰囲気満載。
使われているお米は酒こまち。
55%精米の辛口タイプの純米吟醸酒です。
しぼりたてそのままの新酒を火入れせず、
成分無調整で瓶詰めしてあるのだそう
(↓の文章そのまま 汗)。
蔵元さんのホームページにも、
「新雪の輝きのようなあざやかな香味をお楽しみ下さい。」とありました。
まさしく冬のお酒!是非!
さらにつづきまして。。。
伊予賀儀屋(いよかぎや) 純米吟醸 無濾過 黒ラベル
愛媛県:成龍酒造のお酒 日本酒度:+4 酸度:1、7
使われているお米は松山三井(まつやまみい)。
50%まで精米した大吟醸クラスの一本です。
「酒は夢と心で造るもの」がモットーの蔵元さん。
柑橘系の果物を思わせる香り、
力強いコクと旨味。
それがほどよい渋みと苦みはアクセントになっていて、
すーっと広がって、ちょうどいい頃合いできれていきます。
味が口の中で広がっていく感じと
引いてきれていく感じのバランスが
とっても好印象な食中酒です。
もっとつづきまして。。。
小左衛門(こざえもん) 純米吟醸 初のしぼり
岐阜県:中島醸造株式会社
蔵元さんが毎年、最初の新酒として販売されるのがこちら。
五百万石を使用、精米歩合55%の季節商品。
今年からラベルが新しくなり、
フレッシュで軽快ながらも小左衛門らしい
旨みのあるお酒に仕上がっています。
昨年よりも増量したにも関わらず、
予約段階で蔵から全て売り切れてしまったというのは
日頃からの味への信頼を感じさせるお話。
爽やかで華やかな吟醸香。
味も申し分なく、一口飲んで母が目を見開いた旨酒です。
どんどんつづきまして。。。
亀甲花菱(きっこうはなびし) 山廃仕込 純米古酒
埼玉県:清水酒造(株)のお酒 日本酒度:+3 酸度:1、5
5年間静かに熟成を重ねた古酒。
ですが、古酒独特のとろみのある口当たりではなく、
すーっと体に入り馴染んでいくようなお酒に仕上がっています。
後味やキレもいいお酒。
冷でもおいしいのですが、
ぬる燗で飲むと、とても柔らかいまろやかな口当たりに。
キレの良さは程よい余韻に変わります。
食中酒としてもおすすめのお酒です。
つづきまして果実酒です。。。
楯の川(たてのかわ) 子宝 月山の山ぶどう
山形県:楯の川酒造のお酒 アルコール度数:8度
先日仕入れたすりおろしりんごのお酒がとってもおいしかったので、
同じシリーズの山ぶどう酒を仕入れてみました。
古くから山形県月山の周辺で親しまれてきた山ぶどうを
贅沢に使って造られた果実酒。
山ぶどうが使われたリキュールはこちらが日本で唯一だそうです。
見た目もワインのように鮮やかで綺麗。
ポリフェノールがたっぷりといった感じ。
蔵元さん曰く
「濃厚な山の香りと強い酸味はパンチのきいた新鮮な味わい」。
ロックでもおすすめです。
今回最後のお酒です。。。
若波(わかなみ) レアカシス梅酒 ぱるふぇ Parfait
福岡県:若波酒造の果実酒 アルコール度数:9度
「原料産地:フランス産 ノワール・ド・ブルゴーニュ1100%」
おしゃれな気がします。
「種類:個性的な梅酒」
なにやら気になります。
女性杜氏さんの活躍が印象的な若波酒造の果実酒です。
丁寧でありながら神経質さは感じない
細やかなこだわりが説明からもたくさん感じられるお酒です。
せっかくですので、文章はそのまま拝借。。。
『神々に選ばれし聖地"と呼ばれる
「ロマネ・コンティ」のブドウ畑にほど近い丘の頂(いただき)。
最も高貴な品種「ノワール・ド・ブルゴーニュ」だけを選りすぐった
本場ブルゴーニュ産の濃密なカシスと、
日本の梅の出逢いから生まれた特別なカシスの梅酒。
キラキラの甘酸っぱさ。ふんわりカシスの香りに包まれる
ゆったり優雅なひとときをお楽しみ下さい。』
「ぱるふぇ」の魅力は、果物の半生感とのこと。
初期のものから改良し、甘さを10%抑えて、
フルーツらしさは上げつつ、渋みやクセをなくす工夫で
さらに口当たりがよくなったのだそうです。
召し上がってみてください。
今回は種類も産地もいろいろなお酒が揃いました。
お好みに合わせてどうぞ。