お久しぶりの更新になりました。
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明後日 9月1日(日)は臨時休業いたします。
また別の日にお待ちしております。
本題に入りまして、地酒のご紹介です。
今回は会津中将と萬代芳をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。

会津中将(あいづちゅうじょう)夏吟醸酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+1 酸度:1、5

毎夏楽しみにしている銘柄です。
たぶん毎夏書いていると思いますが、私が会津中将の中で一番好きな銘柄がこちらです。

透明感と綺麗な甘さを予感させる上立香。

とても柔らかくて口当たりの良い甘味に出だしから心を掴まれます。
水飴のような綺麗な甘味にチリチリとした辛さが合わさって、じわじわと苦味が滲むように重なって深まり、すんなりスムーズにキレます。

スッキリとした余韻も気持ち良く、冷えている間に召し上がっていただくのが私のおすすめです。

火入れが1回されています。
アルコール度数は日本酒としてはやや低めの14度。
多くの方におすすめできますし、最初のお酒にもすごくおすすめです。
もう一本のお酒です。。。

萬代芳(ばんだいほう)特別本醸造 生酒
福島県:白井酒造店のお酒
日本酒度:+3 酸度:1、4

会津産のお米 五百万石を使用。
精米歩合は60%の特別本醸造酒です。

スッキリとしていてクリアな上立香。
香りからのイメージに反して先行する甘味が魅力的な口当たり。
蜜のような滑らかさを感じる甘味に、しっかりとした辛さがすぐに追いついてまとまって伸びます。
程よい酸味・苦味で輪郭ができて締まり、辛さをきかせてからキレます。
それぞれの味の持ち味がバランス良く出ているように思います。

重さはありませんが、アルコール度数は高めの18度。
スッキリ感は維持しつつ、飲み応えがあるタイプ。

こちらも冷たいうちがおいしいと思います。
お水を挟みつつお召し上がりください。
今回は毎夏仕入れている福島の夏限定酒二本をご紹介いたしました。
書き忘れましたが、どちらも香りはそれほど強くはありません。
いろいろなお料理によく合うと思います。
気分とお好みで是非どうぞ。