こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
期間限定でご提供している真羽太料理。
単品も三品ご用意しております。
キャンペーンページとメニューページにも追加掲載しております。
是非ご検討ください。
本題に入りまして、今回も一本だけですが、地酒のご紹介です。
今回は花泉をご紹介いたします。
花泉(はないずみ)純米無濾過生原酒 上げ桶直詰め
福島県:花泉酒造のお酒
使用されているお米は会津産。
精米歩合65%で、麹米に五百万石、掛米に夢の香を使用。
また花泉酒造さんこだわりの製法『もち米四段仕込み』というのがあって、もち米としてひめのもちが使われています。
通常の日本酒造りでは、添仕込み・仲仕込み・留仕込みの三段階の仕込み作業が行われますが、花泉酒造さんでは蒸したもち米を最後に追加で仕込む『もち米四段仕込み』という製法を採用されています。
すっきりさがありながら、優しい旨味とコクも併せ持つ花泉酒造さんのお酒造りに欠かせない伝承の製法だそうです。
さらに、仕込み水に水源の森百選に選出されている、高清水という名水も使われています。
強いこだわりと情熱を感じます。
あまり聞き慣れぬ上げ桶(あげおけ)というのは、搾られて出てきたお酒を溜めるタンクのこと。
今回はそのタンクに溜まった新酒の濃厚な上澄み部分のみが使われています。
通常はこの後でろ過や加水、火入れ等々の工程を挟み商品化されるので、こちらの銘柄が、限りなくできたての状態で瓶詰めされている商品だとおわかりいただけるかと思います。
上立香はふんわりと甘酸っぱさが香る程度で強くはありません。
ですが、口に入れた途端に、弾けるようにジューシーでフレッシュな甘酸っぱさが一気に口中を満たしていきます。
アルコール度数は18度と高いですが、気にならない瑞々しさと飲みやすさがありますので、お水を挟みつつお召し上がりください。
力強い旨味、決して重たくはありませんが、程良い厚みがあります。
清涼感もあって、甘酸っぱさが先行し、丸い苦味と目立ち過ぎない辛味を伴ってスマートに展開していきます。
綺麗な酸味が終始保たれて、しっかりと締まってキレはドライ。
香りは強くなく、味で魅せるタイプのお酒。
是非どうぞ。