こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
大阪でも見慣れぬ雪が。
今日は窓を閉めていても風の音がピューピューを聞こえました。
皆さまあたたかくして、お気をつけください。
繰り返しになりますが、明日1月25日(水)は臨時休業いたします。
本題に入りまして地酒のご紹介です。
今回は、會津龍が沢と刈穂をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
會津龍が沢(あいづりゅうがさわ)純米大吟醸 滓がらみ
福島県:榮川酒造のお酒
上質なのにリーズナブルな純米大吟醸。
企業努力がすごい會津龍が沢。
今回はおりがらみの純米大吟醸酒。
使われている酒米は福島県自慢の夢の香で、精米歩合は45%。
最近ご用意しているお酒の中では、まだ未開封のささまさむねを除けば、一番の濁りっぷり。
濁り具合の表現が難しいですが、半透明のガラスくらい。
爽やかな上立香。
見た目からの先入観もありますが、味のある爽やかなお酒を予想させます。
重たくない程良いとろみのある甘い口当たり。
爽やかさは1拍遅れてやってきます。
苦味は柔らかく、良い塩梅できいていて存在感があります。
酸味と合わさった辛さがきいた喉越し。
渋味はほぼなく、辛さのあるキレ。
2口目は、また甘味が新鮮。
飲み進めるごとに喉に少しずつ蓄積されていく辛さが、じわりじわりと沁みてきます。
終始旨味があって、綺麗さとボリュームの両方を持ち合わせた味のある大吟醸。
しっかり味ですが、重さはなく、多くの方に気に入っていただけるはずです。
そしてやっぱり、このクオリティーでこの価格はすごい!
もう一本のお酒です。。。
刈穂(かりほ)山廃純米 超辛口
秋田県:秋田清酒株式会社のお酒
日本酒度:+12
刈穂の山廃のお酒。
精米歩合60%の純米酒。
入荷は今シーズン2回目です。
前回はご紹介できずに完売しました。
酸味がふわっと、山廃の香りがほんのりと香る上立香。
一口含むと、少し主張のあるソフトな酸味に次いで、しっかりとした辛さを感じます。
そのまま酸味と合わさってスパイシーに伸びていきます。
香りは上立香の延長です。
旨味があって、太さもありますが、もったりとした太さではありません。
酸味と辛さがきいているので、キレ良く、スッキリとしています。
2口目はより辛く、酸味よりも辛さが優勢で、少し苦味がUPします。
甘味は控えめなのですが、溶け込んでおり、存在を感じられます。
キレが良いのも魅力的。
いろいろな食べ物にとても良く合いそうです。
今回は福島県の會津龍が沢と秋田県の刈穂をご紹介いたしました。
刈穂は前回ご紹介できず心残りだったので、ご紹介できて良かったです。
ちなみに、現在ご提供している会津娘の無為信と会州一も今シーズン2度目の入荷で、ご紹介記事は下記です。
会津娘(あいづむすめ)無為信(むいしん)特別純米酒 ご紹介記事
会州一(かいしゅういち)「東北復興宇宙酒」 特別純米酒 宇宙酵母 辛口 ご紹介記事
気分とお好みで、是非どうぞ。