こんばんは。
大阪でも桜が咲いて、
日の入りがゆっくりになりましたね。
お酒のご紹介が遅くなってしまいました。
3月23日(土)に入荷した地酒をそれぞれご紹介していきます。
エイプリルフールとのことですが、
ウソのない情報をお伝えしていこうと思います。
それでは最初のお酒です。。。
天吹(あまぶき)純米吟醸 美山錦 生
佐賀県の地酒です。
今回、初めて知りました。
九州はどちらかと言うと焼酎の人気が高いイメージなので、
佐賀県の地酒を扱うこと自体も初めてかも知れません。
そんな初入荷のお酒なのですが、
とっても評判がよく、驚くおいしさで目が出そうです。
春ですし。
ちょっと違うか・・・。
よくお酒の美味しさや香りを果物に例えることがあると思いますが、
こちらは果物と言うよりもお花のようないい香り。
味にも上品ながら華やかさもあり、
満開の桜を思わせるようです。
一口でおいしいと強く感じられるお酒です。
男性のお客さまにもお勧めですが、
女性の方や、日本酒を飲み始めて間がない方に
特におすすめです。
いいお酒を見つけました!
つづきまして。。。
昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)特別純米 山田錦70
生もと 槽場直詰生原酒 24BY
神奈川県の地酒です。
こちらも今回初めて扱うもの。
名前の長さにビックリ。
そして、おいしさにビックリです!
雑誌『dancyu(だんちゅう)』の地酒特集で見て
注文したものです。
最初、名前がちょっと
格闘ゲームの必殺技っぽいと思いました。
このお酒の魅力は、
一口目・二口目で味の印象がガラッと変わるところ。
それから、口の中で味が
どんどん変化していくのが感じられるところです。
甘み・苦み・辛み・酸み・渋みなど、
舌のすべての味蕾を刺激しつつ、おいしく酔わせてくれます。
日本酒をいろいろ飲まれている方に
味の変化をぜひ体験していただきたい新酒です。
さらにつづきまして。。。
石鎚(いしづち)純米吟醸 春の酒
愛媛県より春限定酒がやってきました!
ちょっと久しぶりの石鎚ですが、
入荷のたびに好評。
『春の酒』というこちらは初登場でしょうか?
フルーティーで優しい趣、
日本酒初心者の方にもオススメのお酒です。
お酒のイメージを色で表すと、
本当にラベルのようなコーラルがかった淡い色。
リンゴのような爽やかで甘い香り、
酸味が後味を引き締めますが、
全体的にやさしい印象で、春の暖かいひだまりのようです。
『やさしく包んでくれる系』のお酒です。
もっとつづきまして。。。
雨後の月(うごのつき)純米吟醸
こちらは銘酒がたくさんある広島県の地酒です。
これまでにも度々仕入れてきましたが、
今回のラベルを見たのは私は初めてでした。
思いっきり個人的な印象ですが、
おしゃれ居酒屋の看板やロゴのようなデザイン・・・。
なんだろう。創作和食のお店みたいな・・・。
本当にどうでもいい感想でしたが、
こちらは辛いお酒がお好きな方にお勧めです。
辛さの主張が強いわけでもないのですが、
序盤に感じる甘みをスパッと切るには十分な辛さがあります。
一口目と、お酒が空気に触れた後の四口目くらいになると、
お酒のフレッシュ感が緩むと言いますか、
角がなくなった感じがするそうで、その変化も面白くおいしいそうです。
飲まれるときに覚えていらっしゃったら、
注目してみてください。
どんどんつづきまして。。。
賀茂金秀(かもきんしゅう)純米吟醸 雄町 生
賀茂金秀、こちらも広島県の地酒です。
dancyuに載ってから、
売り切れが相次いでいるという人気の1本。
爽やかな酸味と、深いコクと甘み、
食中酒として非常に優秀で、
あっさりとしたものから、しっかりとしたものまで、
どんな料理にもよく合うと評判です。
新酒の原酒。
ちょっと濃い目と思いきや、
終始サラッとした感じの飲み飽きしない雰囲気です。
ラベルには、酒屋さんの軒先でときどき見かける
マリモのような飾りがデザインされています。
あの飾りの色が蒼々しいものになったときが、
新酒が入りましたよ!の合図だと聞いたことがありますが、
賀茂金秀は金色です。
さすが金が秀でたと書くだけあります。
さらにさらにつづきまして。。。
白露垂珠(はくろすいしゅ)寒造り新酒 純米吟醸 無濾過生
山形県の地酒、
今回が当店初登場です。
無濾過のお酒ですが、日本酒度・酸度共に低く、
白露とはよく言ったと納得がいくような
杯がどんどんすすむ『すいすい系』のお酒です。
日本酒を飲み慣れていない方にも
特におすすめです。
イチゴを思わせるような香りも控えめ、
全体的に透明感があって、
『清楚』という言葉が似合うようなお酒です。
『白露垂珠』って綺麗な名前ですよね。
宝石のように垂れる白露。
キラキラと反射して光るラベルの文字も
そのような感じでキレイです。
今回最後のお酒です。。。
羽根屋(はねや)純吟 煌火(きらび) 生原酒
こちらは富山県の地酒。
富山県のお酒も当店では珍しいです。
『夜空を彩る花火の艶やかな煌めき(きらめき)のようでいて、
海のように優しく包み込む。』(裏のラベルより引用)
綺麗・華やかとも言われるほどの香り、
淡麗辛口のお酒で、
年々知名度が上がっているお酒なのだそうです。
需要が高すぎて、供給が追い付かないそうです。
羨ましいですね~。
首都圏で先に人気が出たそうで、
縁あって来阪しました。
最初は透明感の強いお酒のような口当たりなのですが、
そのあと華やかで綺麗な香りと、それにピッタリの塩梅の甘み、
続いて旨みが感じられます。
母もよく褒めていました。
皆さまもお味みください。
ほっ。。。
ここまでお疲れ様です。
ゲームの必殺技だとか、創作和食の店の看板だとか、
しょうもないことを書いたので、今回、思いのほか長くなってしまいました。
ご覧くださりありがとうございました。
今回は7本中4本が初めて扱うお酒でした。
品質に信頼を置いている3本のお酒にももちろん期待です。
佐賀や富山など、
当店では珍しい産地のお酒にもチャレンジしてみてください。