日に日に暖かくなってきましたね。
ほとんどのお酒は4/28からご提供し始めたのですが、
4/18(金)に地酒が新入荷しておりますのでご紹介しておきます。
左から
十六代九郎右衛門・神亀・こんな夜に・・・
雪の茅舎・橘屋・仙禽
それでは最初のお酒です。。。
十六代九郎右衛門 (じゅうろくだいくろうえもん)
山廃純米 原酒熟成 23BY
長野県:湯川酒造店のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、8
何度目の入荷かもう把握できないほどの
最近のお気に入りです。
召し上がってくださった方が
また別のご来店時にご注文いただくことが多くなりました。
少々熟成されている山廃仕込みのお酒なので、
燗酒の方が私たちはお勧めですが、冷でも好評です。
まろやかで癖のない綺麗な山廃といった感じの味わいは
たくさんの方のお気に入りに加えていただけること間違いなしです。
つづきまして。。。
神亀(しんかめ) 辛口 純米
埼玉県:神亀酒造のお酒
燗酒用のにごり酒が大好評だった神亀から、
辛口の純米酒を仕入れてみました。
今回は濁っていません。
使用されているお米は山田錦。
数年熟成されて出荷されているお酒です。
こちらは燗がお勧めです。
月日を経て角が取れてまろやかですが、
ガツンとしっかり濃くて力強いお酒に仕上がっています。
辛口と名前がついていますが、
辛み先行のお酒ではなく、
喉を通るときに嫌みのない辛さが感じられます。
さらにつづきまして。。。
こんな夜に・・・(こんなよるに)
番外編 愛山 純米吟醸 中取り生
長野県:(株)仙醸のお酒 日本酒度:+5 酸度:1、9
こちらは鹿・山椒魚につづく、
こんな夜に・・・シリーズの一本。
今回以降は出荷がないかも知れない希少なお酒で、
そんなわけで『番外編』とされています。
使用されているお米は愛山。
だから、アイ ラヴ マウンテンズ(笑)
今回の動物は何なんでしょうね?
・・・カピパラかな?
裏の説明はこのような感じです。
お酒屋さんコメントと合わせるとさらによさそうなので、
拝借したいと思います。
『ほんのりフルーティ。
「愛山」らしい米の旨味や甘味を活かしながらも、
スッキリと辛口に仕上がりました。』
もっとつづきまして。。。
雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 伝承山廃純米吟醸
秋田県:齋彌酒造店のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、6
初回で胸をバキュンとやられて、
その後新酒を4回仕入れた雪の茅舎から
山廃のお酒を仕入れました。
柑橘系の果物を思わせる
山廃らしいのとは少し異なるフルーティーな香り。
きめの細かさがよくわかり、とっても綺麗な山廃。
山廃のお酒が苦手な方にもお勧めしたいほど飲みやすく、
おいしいお酒だなぁとお客さま方が
しみじみとおっしゃっています。
当店は雪の茅舎はまだ扱ったことがある銘柄が少ないのですが、
今後の期待がさらにさらに高まるお酒です。
あと少しつづきまして。。。
橘屋(たちばなや) 雄町 山廃 特別純米
宮城県:川敬商店のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、6
宮城県の地酒で当店初入荷。
今回は山廃仕込みのお酒が母の目によく留まって、
こちらも山廃のお酒です。
使用されているお米は雄町。
あくまでも私の主観ですが、
雄町はしっかりとした味わいで、雄と付くだけあって
いい言葉か分かりませんが、
男っぽい力強いお酒に仕上がる印象です。
今回はどうでしょう・・・・?
香りは鋭くなくて優しく、
冷から燗までおいしくお召し上がりいただけます。
口当たりは軽快な雰囲気ですが、
後から優しい柔らかい味わいがグッと広がりをみせます。
喉越しがいいところも魅力的です。
今回最後のお酒です。。。
仙禽(せんきん) 無垢 中取り 無濾過原酒
栃木県:(株)せんきんのお酒
今回が初めて扱う当店ではまだ珍しい栃木県の地酒です。
無垢と名前がついていますが、
これは酒米のことではなく、コンセプトのようなものだそうで、
素朴なお酒を目指して造られたことを意味しているそうです。
お酒屋さんが、
「極めて完成度の高い逸品」と表現されていました。
控えめながら上品な香り。
後から広がる優しい甘みと旨み、角のない酸味との調和は◎。
膨らみのある味わいも含め、終始上品なお酒です。
今回が当店初入荷ですが、
仙禽シリーズの中でも、最初に飲む銘柄としていいのだそうです。
何だかいろいろバッチリな気配です。
今回も産地いろいろな地酒が揃いました。
是非お召し上がりくださいませ。