ご覧くださりありがとうございます。
暖かい日が続いていますが、早くも12月中旬です。
今シーズンは1月3日(水)まで休まずに営業予定です。
よろしければ、ご来店のご検討をお願いいたします。
本題に入りまして、今回は陸奥八仙と乾坤一 冬華をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。

陸奥八仙(むつはっせん)
ヌーヴォー 直汲み 特別純米 生原酒
青森県:八戸酒造のお酒

青森県産のお米を使用して、麹米で55%、掛米で60%の精米歩合で造られた特別純米の新酒です。
いつも芳しいイメージの陸奥八仙ですが、上立香はそれほど強く感じませんでした。
舌にピリピリと発泡の刺激があります。
口の中での香りはとてもフルーティーでフレッシュ。

瑞々しくてジューシー。
芳醇で甘味と旨味が充実しています。
しっとりとした苦味、じんわりとした辛味も加わって、バランス良くまとまりつつ、満足度の高い味わいに仕上がっています。
辛さをきかせてキレて、喉があたたかくなる後味。
味わい深さがありながら、新鮮さと華やかさもあります。
2口目以降も良い香りが続きます。
もう一本のお酒です。。。

乾坤一(けんこんいち)
冬華 純米吟醸 原酒 ササニシキ
宮城県:大沼酒造店のお酒

食用でもお馴染みの宮城県産のお米 ササニシキが全量で使われた純米吟醸酒です。
精米歩合は50%で一回の火入れがされています。

上立香は控えめ。
蜜のようなコクのある甘さが先行して、チクチクとしたニッキのような辛さが、あまり間を置かずに出てきます。

口の中ではフローラルな香りが漂って、きめの細かい甘さと辛さとマッチして広がります。
辛さは刺激的で喉があたたかくなるというよりも、チリチリチクチクとスパイシーです。

含み香も控えめ。
酸味は大きく目立っていません。
火入れのお酒らしい凝縮感が少しあるので、程よい飲み応えがあります。
全体的に清らかな印象。

サラッとキレて、ほんのりと苦味が残ります。
限定流通の商品で宮城県内でも限られた酒販店でのみ販売されているそうです。
今回は青森の陸奥八仙と、宮城の乾坤一 冬華をご紹介いたしました。
どちらも好評で順調な減り具合です。
気分とお好みで是非どうぞ。