先日入荷した2本のお酒を
ご紹介したいと思います。
前回もお話ししましたが、
吉乃川は早々に完売致しましたので、
また次回入荷したときに
ご紹介致しますね。
1本目のお酒はこちらです・・・
大七(だいしち) 純米 生酛
生酛⇒きもと と読みます。
お酒の酵母を増やす工程の種類の名前で、
先日ご紹介した田酒の造り方である
山廃というのも生酛系の1つです。
ちなみに、生酛はお酒造りでは
1番古くから行われている製法ですが、
今ではほとんどの日本酒が
製造されているそうです。
“昔ながらの”と言うやつでしょうか。
後ろ側のラベルには、
とても丁寧な説明の他に、
おいしい飲み方まで載っていて、
至れり尽くせりなお酒です。
こちらのお酒の珍しい特徴をお話しすると・・・
味の濃いものや、コクのあるお料理に
よく合うのだそうです。
こってりとした
あん肝や牡蠣のどて鍋の他に、
鶏の唐揚げ、グラタンなど、
少し日本酒には意外なものも
併せて食べるのにお勧めだそうです。
そして、ラベルの側面には
全国第一位の堂々たる文字があります!
こってりしたものと一緒に
召し上がって下さい。
続きまして・・・
義左衛門(ぎざえもん) 純米吟醸
こちらはとても飲みやすいお酒で、
季節や食べ物をさほど選ばず、
安定しておいしい銘柄です。
こちらも大七の説明書き同様に
丁寧な紹介文が・・・。
サッパリと喉越しも良く、
果実的な香り・爽やかさもあって、
良い意味でスタンダードな
嫌われないお酒です。
普段はあまり日本酒を召し上がらない方にも
お勧めです。
少し話が逸れますが、
今期から牡蠣のメニューに、
“かきグラタン”が増えました。
ホワイトソースとチーズを使った
当店では、なかなか異色のお料理です。
機会があれば、クリーミーなものとも
相性が良いらしい大七と召し上がってみて下さい。
とは言いつつ、なんだかんだで、
こちらも良い意味でスタンダードな
生がきや焼がきが人気ですが・・・。
そんな方は
義左衛門をどうぞ。。。