こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
引きつづきお酒のご紹介を
進めていきたいと思います。
今回ご紹介するのは、
2月25日(火)入荷分の三本です。
左から
辰泉・永寶屋・國権
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)
しぼりたて純米 うすにごり生
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、5
毎年欠かさず仕入れる
辰泉さんの薄にごりの新酒です。
使用されているのは、
麹米に会津産の夢の香、
掛米には会津産のコシヒカリ。
精米歩合は60%と63%です。
香りはスッキリとしていて軽めです。
舌の上でとろける
めちゃくちゃ柔らかな甘味に、
心が鷲掴みされます。
お口の中でも香りは控えめ。
辛さ・苦さ・酸味は
バランスよく混ざり合って広がります。
透明感があるのに
滑らかで重たさのないコクがあります。
白いぶどうや青りんごのような
爽やかさもある果実感も魅力的です。
喉越しはキリリと辛口で、
辛さの程度は胃の中が温かくなるくらいです。
おりの量は極わずか。
うっすら薄にごりです。
文句なしにおいしい一本。
どなたにでもお勧めできますし、
最初の日本酒としても良いと思います。
アルコール度数は15度。
綺麗な旨味をしっかり保ちつつ、
飲みやすいお酒に仕上がっています。
つづきまして。。。
永寶屋(えいほうや)
辛口純米 八反錦 生酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒
日本酒度:+6 酸度:1、2
会津中将でもお馴染みの
鶴乃江酒造さんの屋号 永寶屋。
お気に入りの銘柄、
八反錦が使われた辛口の純米酒です。
精米歩合は60%。
味わい深そうな果実感のある香り。
水飴のような甘さの気配も漂います。
透明感と艶のある滑らかで上品な甘味。
蜂蜜とは少し違って、
花を摘んでチュッと吸ったときの
蜜のような甘さを感じます。
そこから甘味に苦味が加わりますが、
酸味は控えめに思います。
次第に辛さが合わさって、
サラサラとキレていきます。
辛口純米の名前どおりの
納得の辛さ。
喉越しもドライです。
味のある辛口。
香りも程よく、
存在感のあるお酒です。
今回最後のお酒です。。。
國権(こっけん)
てふ 純米生貯蔵酒
福島県:国権酒造のお酒
日本酒度:±0 酸度:1、4
毎年何度か仕入れる
国権酒造さんのお酒の中では、
当店で一番リピート率が高い銘柄。
純米の白いてふです。
今シーズンとしては
二度目の入荷で、
前回の入荷は昨年の11月17日でした。
純米酒らしさはありつつも
飲みやすく、綺麗なお酒なので、
いつもはコンスタントに
ご注文をいただくのですが、
今回は、なぜだか現時点で未開封。
開栓して味見をしようかと
思ったのですが、
今季初めての扱いではないですし、
やはり封切りを喜ばれる方も
多くいらっしゃるので、
今回はテイスティングはお休み。
お酒の詳しい説明は
前回入荷時の記事をご覧ください⇒こちら
今回もおすすめです。
今回は福島県の地酒が揃いました。
二本目の永寶屋のご紹介時に
花の蜜の例えを出しましたが、
皆様もにそんなご経験はあるでしょうか?
今も当店の店先に
植木がいろいろありますが、
私が小さい頃は、
家でも母が植物を育てていて、
私は母が育てていた
赤いサルビアをよく吸ってました。
たぶん母は、
「サルビア、
元気あるのに散っていくな~。」
と思っていたと思います。すまぬ。
次回は2月27日(木)入荷分の
二本をご紹介予定です。
引きつづきご贔屓に
よろしくお願いいたします。