こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
昨日はバケツをひっくり返したような
ものすごい雨でしたね。
お天気も不安定な季節になってきますね。
なんだか体が重く、
気分もどんより・・・
そんな日はジンギスカンがおすすめです。
今年は昨年よりも期間が短いので、
是非お早めにどうぞ。
ご検討をよろしくお願いいたします。
さて。。。
6月5日(水)に地酒が新入荷いたしました。
一本ずつご紹介していきたいと思います。
左から
雁木・相模灘・美酒の設計
播州一献・武勇
ホームランまっこり
それでは最初のお酒です。。。
雁木(がんぎ)
SPRRKLING 純米
発泡にごり 生原酒
山口県:八百新酒造のお酒
日本酒度:-12
過去のジンギスカンの時期にも仕入れた
雁木のスパークリングのお酒です。
使用酒米は山田錦。
精米歩合は60%です。
爽やかさ溢れる香り。
今後落ち着いてくると思うのですが、
きめの細かい泡の刺激と
軽めの口当たりが、
夏にピッタリのお酒です。
それぞれの味の主張がいい意味で強くなく、
一体感のある味わいが、
絶妙なバランスの上で
成り立っているように感じます。
二口目以降は
ミルキーさが強まった気がしましたが、
爽やかさは変わりません。
おりの量はこの程度
アルコール度数は14度で
日本酒としては低めの値。
軽やかなタイプですので、
最初のお酒としてもおすすめです。
グラスに注いだ冷たいうちに
お召し上がりください。
つづきまして。。。
相模灘(さがみなだ)
特別本醸造 無濾過
神奈川県:久保田酒造のお酒
少し久しぶりですが、
相模灘の本醸造を仕入れました。
使われているのは
精米歩合60%で磨かれた美山錦です。
酸味を含んだシャープな上立香。
一口含むと、
香りからの予想に反して、
角がなくまろやかで少し意外。
これまでに何度か仕入れてきて、
癖がなくてスイスイと
飲みやすい銘柄のイメージでしたが、
今回はやや印象が異なり、
味にひねりが加わっているように感じます。
ラベルを見てみると、
製造時期は30年の12月。
半年ほど寝かせた間に熟成して、
奥深い味になったのだと思います。
飲む前の予想とは若干違ったのですが、
大人の貫禄が出ていて、
これはこれで美味です。
軽めの甘さが感じよく、
後味はほんのり辛口。
振り幅は大きくありませんが、
しっかりとメリハリのあるお酒です。
つづきまして。。。
美酒の設計(びしゅのせっけい)
純米吟醸 生酒
秋田県:齋彌酒造店のお酒
希少銘酒としても名高い
美酒の設計。
今回は生酒です。
使われているのは全量で山田錦。
精米歩合は55%の
純米吟醸酒です。
フルーティーで
清楚な華やかさのある香り。
滑らかで艶やかな甘さのある口当たり。
お口の中で転がすと丸みが増してきます。
山田錦で醸されたお酒らしく
高級感があります。
苦味が少しずつ混ざってきて、
スーッと綺麗にキレます。
後味、ほわんと甘苦く、
最後まで上品さは変わりません。
生酒ですので程よいボリュームもあって、
頼りなさはありません。
今回もおすすめです。
つづきまして。。。
播州一献(ばんしゅういっこん)
純米大吟醸 北錦 無濾過生
兵庫県:山陽盃酒造のお酒
今回で3回目の入荷でしょうか?
兵庫県の地酒の播州一献。
前回の入荷は4月下旬でした。
おかわりされる方も多く、
毎回評判が良いお酒です。
使用されているのは兵庫北錦。
精米歩合は50%の純米大吟醸です。
初回入荷時の記事はこちらですが、
少し間が開いたので試飲してみました。
スッキリとした香り。
透明感があって爽やかというのが
第一印象ですが、
以前よりも味がのっていて、
旨みがたっぷりしている気がします。
酸味がきいていて、
旨みと後から芽を出す苦味とが
綺麗に合わさってまとまりを感じ、
飲み進めるにつれて、
甘酸っぱい味わいも出てきます。
生酒らしいふくよかな旨みに、
大吟醸の洗練されている部分が重なり、
味のある純米大吟醸酒に仕上がっています。
つづきまして。。。
武勇(ぶゆう)
辛口純米
茨城県:㈱武勇のお酒
武勇さんの純米酒といえばこちら。
懐かしさと食欲を誘う印象的なラベル。
辛口の純米酒らしい香りに、
黄味がかったおいしそうな色合いで、
飲む前から期待値が高まります。
濃厚な甘味に一歩遅れて酸味が追いつき、
淡く発酵感のある香りが
お口の中に満ちてきます。
徐々に辛さが出てきて
カーッと広がり、
キレはスッとスマートです。
チリチリとした辛さが
喉に心地よく残ります。
The食中酒といった感じで、
濃い味の食べ物とも相性が良いと思います。
食事の満足度を上げてくれること
間違いなしの一本です。
今回最後のお酒です。。。
楯の川(たてのかわ)
ホームランまっこり
山形県:楯の川酒造のお酒
こちらもジンギスカンのシーズンに
昨年も仕入れたお酒です。
出羽三山から柔らかい水が流れる
楯の川酒造さん自慢の
純国産のマッコリです。
酸味が溶け込んだ爽やかな香りで、
どぶろくや甘酒とは、また違う香りです。
濃いカルピスのような
しっかりとした味わい。
一瞬だけ苦味が顔を覗かせ、
ほどなくしてスッと軽快にキレます。
私もそれほどたくさんの種類を
飲んだことはないのですが、
日本のお米とお水が使われているからか、
本場のマッコリよりも味に親近感があって、
飲みやすいと思います。
お米らしい甘味がしっかりとしていて、
あまりアルコールっぽさがないところは
キケン。
アルコール度数は6~7度。
おいしくて飲みやすくても
飲み過ぎ注意のお酒です。
ちなみにコンセプトは
『おつかれさま。
がんばったあなたは
今日も“ホームラン”!』。
チャンスがあれば
ご注文のお客さまに言ってみようと
思っています。
今回は産地様々
6本のお酒が揃いました。
タイプはいろいろですので、
気分とお好みでどうぞ。