こんにちは。
ご覧くださりありがとうございます。
季節が進んで、日中もひんやりとしてきました。
ついこの前までとてもいい香りがしていたキンモクセイも
昨日見たらもう華がなくなっていました。
何だか少し寂しいような季節。
2016年も残り2ヵ月。
おいしいものを食べて元気出していきましょう!
さて、
土曜日、地酒が新入荷いたしました。
左から
國権・辰泉・七重郎・永寶屋・夢心
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
國権(こっけん)純米吟醸 秋上がり
福島県:國権酒造のお酒 日本酒度:+2 酸度:1、4
しっかり味の会津のお地酒 國権。
純米吟醸となっていますが、
酒米 五百万石を50%精米して造られており、
中身は純米大吟醸と同等です。
秋に向けて寝かせてからの出荷ということで、
味がのって、程よい熟成感です。
落ち着きと穏やかさがありつつ、
透き通るような綺麗な甘みが魅力的です。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)
辰ism№3 山廃仕込 特別純米酒 美山錦
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:±0 酸度:2、0
個性があるのに奇抜ではない、
しっかりとした旨みの中にスパイシーさを持ち合わせた
お気に入りのお酒です。
冷でもおいしいですが、燗酒でより強くお勧めです。
こってりとした味の料理にも負けず、
併せるものをさらにおいしく感じさせてくれます。
コクも充実していますが、
酸味によるキレが気持ちよいお酒です。
今回も大変お勧めです。
つづきまして。。。
七重郎(しちじゅうろう)
特別純米 無濾過 生詰め 原酒
福島県:稲川酒造のお酒 日本酒度:+4 酸度:1、6
七重郎からはときどき赤いラベルの銘柄を仕入れますが、
今回は珍しく青いラベルを注文しました。
特約店限定の希少酒。
美山錦のお米を精米歩合55%で磨いて造られています。
火入れの回数は一回です。
冷酒でも燗酒でもおいしく召し上がることができます。
落ち着きと熟成感を感じる華やかさと果実感のある口当たり。
ほんのりとした甘みが程よく広がり、
無濾過原酒らしいしっかりとした膨らみが感じられます。
全体に漂う柔らかい辛さは
喉越しの良さにも一役買っていて、後味も綺麗です。
辛口のお酒好きな方にもお勧めです。
つづきまして。。。
永寶屋(えいほうや) 秋あがり 辛口純米 生詰
福島県:鶴乃江酒造のお酒 日本酒度:+9 酸度:1、4
会津中将でお馴染みの鶴乃江酒造さんの永寶屋シリーズから
毎秋に必ず仕入れる辛口のお酒をご紹介いたします。
会津中将シリーズは
日本酒度+2~3くらいの値のお酒が多いイメージですが、
こちらのお酒は日本酒度が+9というかなりの辛口です。
ですが、辛過ぎることも、辛さが際立って目立つわけでもなく、
鶴乃江さんの丁寧なお酒造りと
造られるお酒の質の良さを相変わらず感じます。
使われているお米は広島県産の八反錦。
精米歩合は60%です。
梨を思わせるような香りに、
程よい熟成による滑らかな口当たりです。
甘みとドライな辛さ、味の強弱のバランスがよく、
今シーズンも多くの方に気に入っていただけそうです。
今回最後のお酒です。。。
夢心(ゆめごころ)
純米無ろ過生原酒 中垂れ おりがらみ
福島県:夢心酒造のお酒 日本酒度:+3 酸度:1、5
奈良萬でお馴染みの夢心酒造さんのお酒。
ただいま赤いラベルの奈良萬もご用意がありますので、
飲み比べもお勧めです。
福島県が誇る酒米 夢の香を使い、
精米歩合60%で造られています。
蔵元さんに依頼して、お酒屋さんオリジナルで
おりがらみの状態で瓶詰めされています。
大阪ではとても珍しい一本と思います。
奈良萬のようなジューシーさと爽快さに、
夢の香のお酒らしい軽やかで上品な甘味。
毎回人気の高い銘柄 夢心。
是非お味見ください。
今回は福島県の地酒が揃いました。
秋のお酒やおりがらみのお酒も続々入荷中です。
ご検討をよろしくお願いいたします。