こんにちは。
今日も暑いですね。
早いのもので8月も下旬ですね。
7月に辰泉酒造さんがご来店下さり、
今月初めに暑中見舞いのはがきを頂戴しました。
また行きたいと書いてくださっていました。
あちらでも梅雨明け後、猛暑が続いているそうです。
辰泉さん、どうもありがとうございました。
またこちら方面へお越しの際にはお立ち寄りくださいませね。
さて。。。
昨日に引き続き、
地酒のご紹介を進めていこうと思います。
今回は8月17日(日)入荷の5本です。
左から
辰泉(山廃)・辰泉(純米吟醸)・國権
永寶屋(火入れ)・永寶屋(生酒)
それでは最初のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)山廃仕込 特別純米酒 美山錦
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:+1 酸度:1、8
燗にしても抜群においしいのですが、
冷でももちろんおいしいですし、
夏もこちらのお酒を楽しみたいという思いや、
もっと多くの方にこのおいしさを知っていただきたいと思って、
例の辰泉酒造さんからまた仕入れました。
先日、当店で地酒を召し上がってくださるお兄さんが、
一口飲んだおいしさに目を見張って驚いておられました。
よく漬かったきゅうりのぬか漬けと一緒に
召し上がってくださったのですが、
その前に飲まれていた某超高級地酒よりもおいしかったとのことでした。
あくまでも嗜好品ですが、そのくらい気に入ってくださり、
先ほどのはがきをお見せしたら、写真を撮影して帰られました。
どこかで話題にしてくださっているかも知れません。
山廃のお酒でもあるので、熟成感があり
濃純なしっかりした風味ですが、
思った以上にすっきり軽やかに流れていきます。
冷でも燗でも気分に合わせてどうぞ。
つづきまして。。。
辰泉(たついずみ)純米吟醸 五百万石 火入れ 瓶囲い
福島県:辰泉酒造のお酒 日本酒度:±0 酸度:1、6
会津産の五百万石を55%精米、
火入れは一回の純米吟醸酒。
この可愛らしいラベル(社長さんの奥さまデザインらしい)のシリーズでは
今年二種類目のお酒で、各サイズ300本限りだそうです。
今回が今シーズン初入荷なのですが、
出来の良さが素晴らしいです。
昨シーズンも召し上がっているお客さま方も
あっと驚かれるおいしさで大好評です。
というのも、聞くところによると、
今期から一番バランスのいいと言われる
真ん中部分(中取り・中汲み)を使われているそうです。
まろやかで雑味なく、酸味のアクセントも◎な仕上がり。
心地いい余韻も魅力的です。
さらに贅沢な仕様になったためか出荷数が少なく、
720mlボトルは贔屓のお酒屋さんで既に完売でした。
お早めにどうぞ。
どんどんつづきまして。。。
國権(こっけん)山廃仕込50% 特別純米酒
福島県:國権酒造のお酒 日本酒度:+2 酸度:1、6
ボトルのデザインからして力強さが漂いまくりの
何だかボスっぽい雰囲気の國権山廃。
720ml、一升瓶ともに1000本出荷されましたが、
どちらももう既にお酒屋さんで完売。
当店でのご用意も
今ある分でおしまいになる予定です。
特別純米酒となっていますが、
精米歩合は純米大吟醸レベルの50%。
そのためか、山廃のお酒ですが綺麗さもあって、
力強い味わい。
それでいてくどくなく、
入荷の度におかわりしてくださるファンのついているお酒です。
燗でもおすすめです。
さらにさらにつづきまして。。。
永寶屋(えいほうや)辛口 純米火入れ
福島県:鶴乃江酒造のお酒 日本酒度:+5 酸度:1、3
会津中将を造っておられる鶴乃江酒造さんの屋号
『永寶屋』が名づけられたお酒。
今回はせっかくなので、
次のご紹介する生酒と二種類仕入れてみました。
鶴乃江さんのお酒にも全幅の信頼があるので、
飲み比べていただいくのも楽しいのではないかと思い、
初めて両方を同時に入手です。
火入れしているか、生酒のままかなので、
どちらも使われているのは広島県産八反錦で精米は60%。
こちらは一回火入れされています。
お酒屋さんの飲み比べ曰く・・・
「香りは生に比べると角の取れた非常にまろやかなもの。
口当たりの酸味・ジューシーな甘味・辛さもソフトなタッチで柔らかく感じます。
旨味には凝縮感が有り、甘さは控えめ、辛さが立ってきて
口中ピシリと冴えわたります。味わいはマイルドで弾力感があります。
のど越しには辛さ・ぴりっと利いた苦みもあり、ドライな辛口で〆てくれます。」
辛口な純米酒です。
というわけで続きまして。。。
永寶屋(えいほうや)辛口 純米 無濾過生原酒
福島県:鶴乃江酒造のお酒 日本酒度:+5 酸度:1、3
こちらは無濾過生原酒。
冷でどうぞ。
お酒屋さんの飲み比べ曰く・・・
「香りはふわりと軽く華やか、青りんごやマスカットを思わせます。
ジューシーな甘味も有り口当たりは大変好印象。
旨味は上品で凝縮感があり、徐々に広がる確かな辛さは
+5度の確かなもの。生原酒の重たさ・べたつき感も皆無です。
のど越しの良さ、上品なキレは完璧です。」
せっかくですので、
飲み比べてみてください(皆さまのご感想も伺いたいので)。
今回は3件の蔵元さんから5本のお酒がやって来るという
なかなか珍しい展開でした。
おもしろい機会ですので、是非お召し上がりください。