こんにちは。
9月20日に入荷したお酒を
ご紹介していきたいと思います。
本数が多いこともあり、
文章が長いのですが、
ご紹介が遅れましたので、
一気に6本を載せていきますね。
まだいずれの銘柄も程良く残っておりますので、
要チェックでお願い致します。
まずはこちら・・・
吟望天青(ぎんぼう てんせい)
秋限定の純米酒です。
飲み物の裏側によくある
うんちくのようなコメントを読むのが
私は結構好きです。
ついついボトルをクルクルと回してしまいます。
夏限定の天青が入荷した際にお話ししましたが、
天青の蔵元 熊沢酒造さんは、
神奈川県湘南にある唯一の酒蔵。
フタには、湘南の名所“えぼし岩”が
デザインされています。
やや辛口のお酒ですが、
芯が通ったような辛味と旨み、
しっかりと感じられる風味が特徴です。
続きまして・・・
賀茂金秀
「かもきんしゅう」と読みます。
壁の色と似ていて分かりにくいのですが、
オレンジ色と黄色がベースのラベル。
小さくぼかされた紅葉も
上品ですが、和の華やかさが満載。
お酒の味ですが、食が進むと評判♪
“秋の便り”と文学的な名前がつけられていますが、
やっぱり“食欲の秋”です!!
さらに続きまして・・・
天明(てんめい)です。
福島県のお酒で、
会津産の美山錦を使って造られました。
じっくりと昔ながらの製法で時間をかけて造られ、
その後、春から秋になるまで
しっかりと熟成させてできただけあって、
浅い感じがなく、味もよく乗っておいしいです。
さらにさらに続きまして・・・
白隠正宗(はくいんまさむね)
いかにも意味深。
謎をはらみまくりのラベル・・・。
秋のお酒なので、
初めはススキか何かだと思ったのですが、
よく見てみると。。。
これまた謎のアルファベット表記
『Heterosiphonia japonica』を発見!
へてろしふぉにあ じゃぽにか???
正体を調べてみると、
『イソハギ』とのことでした。
と言われてもピンと来ず・・・。
秋のお彼岸に食べるおはぎ
→はぎ(萩)は秋の植物
→その仲間に違いない!
と思いきや、
まさかの海藻でした。。。
その後
“白隠正宗 イソハギ”で検索すると、
まさかのヒット数0!
もう何が何だか・・・と
少しうなだれたあと
ようやく判明!
白隠正宗は、静岡県沼津のお酒。
駿河湾では、
いろいろな種類の海藻がたくさん採れるのだそうで、
こちらのラベルがデザインされたのだとか。
地元の画家の方が描かれ、
“海藻ラベル”と呼ばれるこのお酒からは、
愛郷心と、産地からの自信が伝わってきます。
夏限定酒の中でも
特に人気の高かった白隠正宗の秋バージョン。
味にも驚きのおいしさがあるはずです。
もう少し続きまして・・・
三井の寿(みついのことぶき)
Porcini(ポルチーニ)
このページを初見でない方の
ほぼ全員の方が、
「絶対言うんやろうな。」
と思っておられると思いますが・・・
なんてラブリーなラベル!!!
茶色のボトル。
白地にメタリックな茶色のきのこ。
みの虫さんまで!!
ポルチーニ茸のような
芳醇な香りをもつお酒として造られています。
ご紹介するのは初めての
九州は福岡の地酒です。
九州は焼酎のイメージが強い地域ですが、
地酒にもご注目くださいね!
純米吟醸のお酒です。
最後の1本は・・・
東北泉(とうほくいずみ)
八反錦 純米ひやおろし
今回入荷したお酒の中では1番辛口で、
日本酒度は+6。
三角くじのような『ひやおろし』の飾り。
ひっくり返すと同じように
『ひやおろし』と書かれていて、
開くと真っ白。
ものすごくシンプルなビジュアルのお酒ですが、
『ひやおろし』と『八反錦純米』の文字は
手書きではないかと思います。
最後まで手をかけて
造られているのでしょうね。
出荷本数の少ないお酒のひとつです。
是非お味見下さい。
次回の入荷にも乞うご期待!です。