こんばんは。
12月に入りましたね。
先月はおかげ様でお店も忙しく、
たくさんのお客さまにご来店いただきました。
お酒のご紹介など更新が遅滞気味ですが、
今日は夕方の時点でご予約がなかったので、
私はパソコン作業をしています。
今月もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は11月26日に入荷した地酒を
それぞれご紹介していこうと思っています。
しかし、
遅滞気味といいますか、遅くなったので・・・
飛良泉が既に完売いたしました。
いつかの再入荷の折にご紹介したいと思います。
その代わりというわけではありませんが、
会津中将の純米が久しぶりに入荷いたしましたので、
そちらを加えた5本をご紹介いたします。
それでは最初のお酒です。。。
酒屋八兵衛(さかやはちべい)備前雄町 山廃純米
三重県の地酒で今回が初入荷です。
キレのいい純米酒を中心に、
小さな酒蔵ならではの丁寧なお酒造りを
モットーにされているそうです。
今回仕入れたお酒は
香りを抑た分、米の旨味と十分に引き出した
キレのいい食中酒タイプです。
冷でも燗でもおいしくお召し上がりいただけます。
つづきまして。。。
鶴齢(かくれい)美山錦 特別純米 無濾過生原酒 しぼりたて
こちらも今回初めて仕入れた新潟の地酒で新酒です。
カッコイイ名前ですが、ちょっと読むのが難しいので、
そんなときはお客さまに、
笑福亭仁鶴氏の『かく』&年齢の『れい』とお伝えしています。
新潟県の地酒は、淡麗で癖がなくサラサラと飲める
いわゆる『超スイスイ系』のお酒が多いようなイメージですが、
こちらのお酒は旨みがそこそこしっかりとある旨口です。
新酒らしいフレッシュな香りに
少しのワイルドさが感じられ
しっかりとした米の旨味とコクを持っています。
飲みにくさはなく、
しぼりたてらしさもありつつ、
バランスの良い味わいです。
さらにつづきまして。。。
雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)純米吟醸生 しぼりたて
11月16日に当店で今シーズン最初の新酒として
華々しく登場いたしました。秋田県の地酒です。
そのときが初入荷でしたが、
わっ!と思わず声が出てしまうくらい華やかないい香りと
充実のおいしさが相まって、瞬く間に完売いたしました。
おかわりしてくださる方も多かったので、
他のお客さまにも喜ばれるだろうと思い、
間を置かず再び仕入れました。
酒質については前回入荷時の記事をご覧ください(こちら)。
嫌われないお酒で、とってもお勧めです。
もっとつづきまして。。。
十六代九郎右衛門 (じゅうろくだいくろうえもん)
山廃純米 原酒熟成
こちらも今回が初めての入荷です。
当店では珍しく長野県の地酒です。
舌を噛みそうな長い名前ですが、
先日、初めてご来店くださったお客さまが
ご注文の際にスラスラと読んでおられて驚きました。
ホームページを事前にご覧くださっていたそうです。
最近そういったお客さまが少しずつ増えてきました。
ありがたいことです。
そちらのお客さまも喜んでくださった十六代九郎右衛門は
より味わい深くなる燗酒としてめちゃくちゃお勧めです。
今のところ、ご注文くださった全員の方に
気に入っていただけているように思います。
とてもまろやかな口当たりで、
凝縮感と嫌みもトゲもない酸味があります。
『原酒熟成』と名付けられている通り、平成23年醸造のお酒なのですが、
長期熟成特有の癖は感じられず、とてもきれいな仕上がりです。
最後のお酒です。。。
会津中将(あいづちゅうじょう)純米
特に気に入っているお酒ではありますが、
最近あんまり当店で見かけないのではないでしょうか?
実は、
昨年の新酒からずっと『完璧な仕上がり』と
各所で褒められ続けている会津中将のお酒は、
今年たくさんの賞を受賞されたこともあって、
もう蔵にほとんどお酒が残っていないと伺いました。
そういう理由で久しぶりの入荷になりました。
会津中将の王道の純米酒。
銘柄としてはスタンダードですが、毎回期待を裏切らない出来栄えで、
こちらのお酒を飲めば、鶴乃江酒造さんの他のお酒も
いろいろ飲んでみたいと思わせる心を掴む強いインパクトがあります。
蔵元さんが造るお酒らしい
細やかな味わいが特徴です。
ふんわりとした旨味とギュッとした酸味が混ざっていて、
冷でもぬる燗でもおいしく召し上がれます。
今回は初入荷のものも含め、
産地が異なる地酒が揃いました。
是非お召し上がりくださいませ。