こんばんは。
ご覧くださりありがとうございます。
13日夜の地震は
大阪でも揺れを感じるくらいの
大きな地震でした。
東北が震源地で
大阪でも揺れを感じたのは、
東日本大震災以来だと思います。
ニュースを見ると
あちこちに被害があり、
心配です。
これ以上大きな被害がなく、
落ち着くように願っています。
倒れたもの、
散乱したもののお片づけも、
ケガなどされませんように
くれぐれもお気をつけください。
今回は、
前回予告していた
新発売の會津龍が沢 超辛口と、
二回目の入荷だった辰泉を
ご紹介したいと思います。
左:辰泉 右:會津龍が沢
写真の整理ができていなかったので、
入荷日が思い出せません。
もしかしたら、昨年末の可能性が・・・。
それでは一本目のお酒です。。。
辰泉(たついずみ)
Primitive(プリミティヴ)
2019 純米80 Type:DRY
福島県:辰泉酒造のお酒
日本酒度:+4 酸度:2、0
二度目の入荷の
プリミティヴのドライ。
スイートタイプも販売されています。
当店では辛口のお酒を
希望される方が多いのと、
前回入荷時に大変好評で、
売り切れるのが早かったので、
今回もドライタイプを選びました。
お酒屋さんでは、
ドライタイプもスイートタイプも
まだ販売されているようです。
お酒の詳しい説明は
前回入荷時の記事をご覧ください⇒こちら
今回も相変わらずのおいしさでした。
辰泉さん渾身の酒米 京の華一号が
使われています。
辰泉さんではこちらのシリーズが
唯一でしょうか?
珍しい精米歩合80%。
それゆえ、
静かな香ばしさがあり、
一回火入れが行われていますので、
冷酒でも燗酒でもおいしいと思います。
スイートタイプも気になります。
※辰泉酒造さんでは
今回の地震による被害はなかったそうです
安心しました
もう一本のお酒です。。。
會津龍が沢
(あいづりゅうがさわ)
超辛口 純米吟醸原酒
福島県:榮川酒造のお酒
日本酒度:+20 酸度:1、4
會津龍が沢の新銘柄、
黄色いラベルの超辛口のお酒です。
「超辛口」と名前が付くお酒は
様々な酒蔵さんが出しておられますが、
+20とは、なかなかの数値です。
使われているお米は
会津産の夢の香。
精米歩合は55%の純米吟醸酒、
一回火入れのお酒です。
クールな雰囲気と綺麗さ、
おしとやかで控えめな甘さを
少しだけ感じる香り。
抜群の透明感と軽い照り、
シャープさのある一口目、
甘さはとても控えめです。
香りは味のイメージと合っていて、
強くなく、ほんのりと広がります。
ガツン!というよりも、
シャキン!とした、
極薄の刃物のような鋭いシャープさ。
口に入れてから早いタイミングで
辛さが感じられ、
途中で旨味を包み込み、
余韻までずっと続きます。
伸び伸びとシャープに気持ちよく伸びて、
締まって、またスーーーーッと
クールにキレていき、
喉がハッキリとあったまる辛さ。
少し前に
日本酒度が+10の阿櫻の超辛口や
日本酒度は非公開ですが、
大辛口の百十郎赤面も仕入れましたが、
圧倒的にこちらの方が辛いです。
それでいて、
純米吟醸酒なんです。
阿櫻と百十郎赤面は純米酒ですし、
当店では純米酒や本醸造酒の
超辛口や大辛口は扱うことがあっても、
純米吟醸酒のここまでの超辛口は
初めてかも知れません。
辛さ自体も、
こんなに辛いお酒は初めてかも!と
思ったくらいなのですが、
ただ辛いだけではなく、
味や流れのメリハリなど
お酒全体のバランスが取られています。
『辛い!
だけど、おいしくて癖になる辛さ!』
というのが素直な感想です。
食べ物にもよく合うのも
嬉しいポイントのすごいお酒です。
會津龍が沢シリーズは、
精米歩合45%の純米大吟醸なのに
大丈夫なんかいな!と思うほど
リーズナブルだったりするシリーズ。
一口飲むだけで、
お酒の上質さはダイレクトに
伝わってきますから、
普段からすごいと思っているのですが、
今回の新商品にも驚かされました。
今回は、辰泉と會津龍が沢の
辛口のお酒をご紹介いたしました。
次回は、
お店の冷蔵庫をちょっと漁って、
何かしらご紹介予定です。