ご覧くださりありがとうございます。
トップページやキャンペーンページでも
お知らせしていますが、
活はもと玉ねぎの淡路島鍋の
ご提供シーズンが終了となり、
併せて、お取り寄せも終了いたしました。
たくさんのご注文を
誠にありがとうございました。
新しく本日より、
本くえ鍋が期間限定メニューとして
登場しております。
是非ご検討ください。
よろしくお願いいたします。
本題に入りまして、
9月15日(火)に地酒が新入荷いたしました。
左から
會津龍が沢・百十郎
雨後の月・立山
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
會津龍が沢(あいづりゅうがさわ)
純米大吟醸 滓がらみ生原酒
福島県:榮川酒造のお酒
日本酒度:-1 酸度:1、4
會津龍が沢の
おりがらみのお酒。
使われているのは
地元にて契約栽培で作られた美山錦、
精米歩合は贅沢に45%の純米大吟醸酒です。
軽く酸味を含んだ爽やかな香り。
滓の量は極わずか。
お酒の中をチラチラと舞う程度です。
ほんのわずかながら舌に刺激があって、
きめ細やかな甘酸っぱさと苦味、辛さが、
滑らかに伸びていきます。
メロンのような、洋梨のような、
爽やかな果実感と香りがあって、
味の強弱のバランスが綺麗です。
辛さもきちんとあって、
まとまってからのさらっとしたキレ。
両頬の奥の方に甘苦さが残る余韻。
徐々に甘さにコクを感じるようになり、
生原酒らしさをより感じる味に深まります。
榮川さんが使っておられる
日本名水の磐梯西山麓湧水群の効果や
精米歩合によるものでしょうか?
洗練された透明感と旨味が両立していて、
この価格でいいの!?と驚きの
上質なお酒です。
つづきまして。。。
百十郎(ひゃくじゅうろう)
赤面GOLD 大辛口純米酒
岐阜県:林本店のお酒
いつ注文してもおいしいこちら。
五百万石使用で、
精米歩合70%の純米酒です。
今回はこれまでのイメージとは
少し雰囲気が異なって、
ミントのようなスーッとしたクールさと
淡いフルーティーさのある上立香。
いつもはキリッと淡麗で、
香りもスッキリ シャッキリ
とてもシャープなイメージ。
甘さは軽いですが、
甘酸っぱさと力強い辛さを持った味わい。
苦味はかなり控えめで、
バスッとキレて軽快。
こちらのお酒に
フルーティーなイメージは
なかったのですが、
全体的に今までよりも
フルーティーに感じます。
精米歩合は70%ですが、
透明感を感じました。
大きく膨らんだり、
長く伸びていくお酒とは違い、
重たさのない刹那的な旨味を感じるお酒。
キレがスッキリとしていますので、
食べ物によく合います。
毎回おかわりをされる方の多い、
飲み飽きしないシリーズ。
いつもとちょっと違うようにも
感じるのですが、
個人的には今回の方が好みです。
是非お試しください。
つづきまして。。。
雨後の月(うごのつき)
辛口純米
広島県:相原酒造のお酒
日本酒度:+6 酸度:1、8
久しぶりの入荷の
広島県の地酒 雨後の月。
スッキリとした控えめな香り。
透き通るような甘さは軽く、
酸味と辛さでエッジのきいた味わい。
苦味が終盤に出てきて締まり、
辛さをきかせてバサッとキレます。
この表現だと
淡麗っぽいイメージになりますが、
味の幹のようなものを持っています。
香りが強くないので、
芳醇ではありませんが、
淡麗よりも、もう少し太さがあります。
主役のお酒という感じではなく、
食べ物の味を引き立ててくれるお酒。
綺麗にまとまっていますが、
良い意味で個性的なタイプではないので、
飲み飽きせず、
そして、食事をよりカラフルにしてくれます。
キレも良いですし、
いろんな食べ物どんとこい!なお酒です。
今回最後のお酒です。。。
立山(たてやま)
本醸造酒
富山県:立山酒造のお酒
日本酒度:+5、5 酸度:1、3
当店では珍しい
富山県の地酒です。
使用酒米は
五百万石と出羽燦々。
精米歩合は、
掛米・麹米共に63%、
仕込み水には清流庄川の
伏流水が用いられた本醸造酒です。
山廃仕込みのお酒ではないのですが、
ほのかに山廃のような香りがあって、
数値的には酸度は低いのですが、
香りの中に酸味を感じます。
柔らかい甘さ、
少し枯れ感のある酸味。
淡麗なタイプかと予想していましたが、
旨味はしっかりとあって、
お口の中では飲む前よりも
香りが膨らみます。
思いの外、ふくよか。
それでも厚みは程々ですが、
秋の味覚に合いそうな
ホクホクとした味わいの食中酒。
食べ物と合わせることで、
より深まりそうです。
香りと一緒に消えていく、
後味のしっとりとした一本です。
今回は、
福島・岐阜・広島・富山、
産地いろいろな四本の地酒が揃いました。
それぞれカラーの異なる面々。
気分とお好みで是非どうぞ。