ご覧くださりありがとうございます。
ちらほらと来月以降のご予約や
お問い合わせをいただいております。
今シーズンも
忘年会と新年会用の
特別なプランをご用意する予定で、
今、準備を進めている最中です。
お知らせできるまで
さほど時間がかからないと思います。
是非楽しみに
お待ちいただけましたらと思います。
本題に入りまして、
地酒が新入荷いたしましたので、
ご紹介していきます。
左から
夢心・会津中将・辰泉
一本ずつご紹介していきます。
それでは最初のお酒です。。。
夢心（ゆめごころ）
純米 無ろ過生原酒 中垂れ おりがらみ
福島県：夢心酒造のお酒
奈良萬シリーズでも有名な
夢心酒造さんの屋号が名前の自慢のお酒。
この季節限定酒です。
使われているお米は夢の香。
精米歩合は60％の純米酒です。
うっすらおりがらみのお酒。
開栓するとプシュッという音が！
軽快な甘さを含みつつ
酸味のきいたフレッシュな口当たり。
ジワッと旨みが迫るように
押してくる印象です。
お口の中で清々しい酸味と共に
爽やかな香りが広がります。
キレが良くて、
喉にジワリジワリと辛さが留まります。
香りは主張が強くなく、
味も豊かなので、
自家製のどて焼や
和とんもち豚のチャーシューなど、
しっかりめの味のお料理とも
相性が良いと思います。
上質な食中酒です。
つづきまして。。。
会津中将（あいづちゅうじょう）
純米吟醸 夢の香 生原酒
福島県：鶴乃江酒造のお酒
日本酒度：+3 酸度：1､3
母一番のお気に入りの
黒い会津中将。
こちらも使用米は
福島県が誇る夢の香。
精米歩合は55％の純米吟醸酒です。
香りは控えめ。
シュワッとした軽い刺激のある
甘塩っぱい口当たりは、
一瞬で癖になるおいしさ。
ついつい進んでしまいそうです。
旨みが苦みと一緒に
グッと膨らんでスッと切れるのですが、
この加減が絶妙で、
思わず唸るおいしさです。
キレ味よし。
飲み口の好印象さも魅力的ですが、
キレと後味も良いので、
やはりおいしさに誘われ
進んでしまいそうです。
この時季だと
あん肝ポン酢などと
おいしそうと思います。
お好みを問わず、
満足していただけそうなお酒です。
おすすめです。
今回最後のお酒です。。。
辰泉（たついずみ）
京の華1号 純米吟醸
福島県：辰泉酒造のお酒
日本酒度：-1 酸度：1､5
辰泉酒造さんの目玉の一つ
京の華。
一度は姿を消していた酒米 京の華を
復活させるところから係っておられる
辰泉酒造さん。
手間と時間と情熱が
ギチギチに詰まったお酒です。
全量で京の華1号が使われ、
精米歩合は57％の純米吟醸酒です。
香りは穏やか。
透明感があって清らか。
ガツンとしたまるっこい旨みが
舌に触れてすぐにグッときます。
甘味はとても柔らかくて
きめの細かさが感じられます。
味に芯の強さがあって、
スッと切れて、後味最高。
上品でおしとやかなお酒ですが、
しっかりと魅了してくれます。
白身魚のお造りや、
さばのきずし（しめさば）などと
組み合わせが良さそうです。
出荷量も少なく、
なかなか大阪では出回っていないと思います。
是非このチャンスに
お召し上がりいただきたいです。
今回は福島県の地酒を3本
ご紹介いたしました。
最初の2本には
福島県が生んだ夢の香が使われ、
最後の辰泉には京の華1号という
貴重な酒米が使われています。
今回はいずれも
香りの存在感が大きくなくて、
よりいっそう食べ物とのコンビネーションに
期待が高まります。
気分とお好みでどうぞ。
